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「英語学習」が続かないシンプルな理由と、最初に絶対身につけるべき「型」「習慣化(ルーチン)」

英語学習機運が高まっています(個人的にです)。

ここ半年ぐらいドメスティックな環境なのでみるみる退化してしまっているので、自分にプレッシャーをかける意味でまた英語学習のギアをあげようかなと思います。

こんな偉そうなことも言ったし。

英語の筋肉は退化してきましたが、英語学習の「型」はしっかりと身についているので、あとはまたその型通りにハードワークするしかないんだろうなと思っています。

つまり、この「型」というのが大事なんですよね。
スポーツでも数学でも同じですが、「基本の型」というのをまず最初にしっかり身につけておくと強いです。もっと言うと「習慣(ルーチン)」レベルまで昇華させるべきです。そしてその先には決して近道はなく、あとはひたすら努力するだけ。でもその型が間違っていたりすると、折角の努力が水の泡になったり非効率だったりするので、過去の個人ブログの内容の焼き増しアップデート版になるのですが、あらためて下記にその英語学習の「型」をまとめたいと思います。

断っておきますが、これが絶対に正解の「型」というわけでありませんし、文中にもありますが英語学習の目的次第で手段も変わってきます。
ただし、相当本質は捉えていると思っています。

1. 英語学習はマインドセット

英語学習はサボろうと思えばいくらでもサボれる。
かつ、いきなり開花しない、コツコツとにかく時間がかかる。

なので大切なマインドセットは
何をどのように学ぶか、よりもどうやってサボらず長く続けられるか
の方が遥かに大切だということです。

英語学習のファネルがあるとする、一番最初の関門がここで上達するしない云々の前に英語学習が継続しないということですね。そしてここでいう英語学習とは毎日5分だけ、とかではなく英語ハードワークです。毎日少しだけは継続しているうちに入らないのですよね。なぜなら、それでは上達しないからです。

習慣化において大切なのは英語ハードワークを
『いかにルーチンに組み込むか』
ということ。

・デイリーのルーチンに組み込んでしまう
・新たなルーチンを作る
・既存のルーチンに絡める

そしてもう一つ大事なのが
『明確で妥当なゴールを設定する』
『ゴール達成に不要なことはやらない』

ただでさえ時間がかかるいばらの道の英語ハードワークに、あれもこれもやってる時間も余裕もない(我々は学生ではない)のですよね。

ちなみに、後ほど紹介する英語学習のpodcastで紹介していた以下3つのマインドセットが何より私にはグサッとブッ刺さりました。

1. You have to SPEAK English, find someone to SPEAK English
2. FIXED TIME every day when you study, learning Language is JUST WORKING VERY HARD
3. You have to find the way to make it PART OF YOUR LIFE, start integrate English in your life

2. ゴール設定

では英語力がゼロに近かった私がそんな自分はどんなゴールを設定したのか。1年発起した英語学習の本格開始のとある年末に、私はこんな目標を設定しました。

GOAL. 1 : 来年中に海外ビジネストリップに一人で自信を持って行けるようになる
GOAL. 2 : 英語の商談に突然突っ込まれてもビビらないようになる

よって、SpeakingとListeningを学習の中心に据え、Read & Writeはバッサリ捨てる
(知っていますか今の世の中にはGoogle翻訳という革命的なツールがあります)

3. ルーチンに組み込む

以下、「話す」「聴く」「語彙を学ぶ」の実際のルーチン作業で私がやったことやオススメをご紹介しますね。

「英語を話す」ためのルーチン

「平日始業前の9:30〜10:00、一心不乱に毎日レアジョブをやる。」

一番重視したのは英語を話す練習から逃げないこと。どんなに忙しくても毎日この予定は鬼の完全ブロックで動かさないという鉄の意志発動です。

日々の英語学習の中で、この朝の30分がすべての中心に据えました。
夜の仕事の付き合いも含めて定期予定が組め無いので、確実に毎日組める朝に設定、やはり始業前がベストですね。

(オンライン英会話TIPS)
最初はとにかく色々な講師(ビジネス認定講師に絞る)を受けて、楽しく話せる人ではなく間違いを正してくれるややガチな人を探してブックマークリストを作る。
そのブックマークリストが10名ぐらいたまったらそのリストのメンバーで毎日の予定を埋める。
毎回レッスンが終わったら翌日の予定を必ず入れる、盲目的に毎日淡々とやる。

・教材は特定のデイリーニュース教材を使い、読んで話す、質問に答える、記事の内容に意見を言う、ということを毎日30分ひたすらやる
・教材は行きの電車内で予習する
・レッスン中出てこなかった語彙は後ほど復習(evernoteにmemoっておいて後でまとめてやったり)する

また、ここが大事なのですが話すはの日々のインプットがあってこそ、なので、この朝の30分のために他の時間を使ってインプットする、というイメージです。復習やインプットなしでは度胸はつくけど対して上達はしません。

ちなみに私は当時レアジョブをやっていましたが、繰り返しになりますが
どんなサービスを使うか、よりも習慣化してとにかく逃げない
という方がはるかに大事だと思っています。

「英語を聴く」ためのルーチン

「通勤中、移動中に一心不乱に英語を聴く」

私は通勤で往復約60〜90分は集中して英語を聴く環境を作れたので、毎日これをやりました。

先ず最初にやったのがノイズキャンセリングヘッドフォンの購入です。
特に通勤時のListening学習には必須。英語学習は色々投資すべきものが多いですが、無駄に高い英会話教室に投資するよりもこういった良質なギアに投資する方が遥かに費用対効果が高いです。あとはやるかやらないか、やり続けるか諦めるかの意思の問題ですから。

今であれば「Airpods Pro」一択ですね。「Pro」になってノイズキャンセリングがついたのでもう最強ですね。オンラインmtg等でも本当に重宝するので最高にオススメの投資。

当たり前ですが、Facebookやインスタなど見ながら英語のヒヤリングに集中できていない時間はカウントしません。

流して聴く、というのは個人的に全く意味が無いなと思います。
あと大事なのは何を聴くか、ですが、幾つかの視点で以下3つを聴いています。時間の無いビジネスマンのポイントは一石二鳥です。

オススメ1:NHK WORLD RADIO JAPAN

内容:NHKの国内ニュースを英語で紹介してくれます、たまに噛みますが何事もなかったかのように進行していきます。
目的:世界の時事ネタで基礎的な語彙を学び聞き取る、レアジョブで選択している教材も時事ネタなので、ここでの学びが生きます尺:5分〜10分
聞き取り難易度:初級
尺:5分〜10分

オススメ2:All EARS ENGLISH

内容:英語学習専用podcast、毎回一つの英語トピックに対して今のネイティブのリアルな使い方を学べます
目的:ホスト2人の良い意味で教科書的ではないリアルな会話と、毎回英語自体のトピックを学べるので一石二鳥です。トークの速度はゆっくりではないですが、かなりハキハキ喋ってくれるので聞き取りやすいです
聞き取り難易度:中級
尺:10分〜20分

オススメ3:WSJ Tech News Briefing

内容:WSJのtechネタpodcast
目的:最新のTechネタをインプットしつつ、英語のListeningの勉強ができる一石二鳥。私はネット業界が主戦場なので一石二鳥ですが、自分の業界/業種/職種に関するpodcastを探すのが良いですね。
聞き取り難易度:上級
尺:5分〜10分

最後に、これは個人的な趣味と兼ねているのですがランニングしながら読書(オーディオブック)が最強のリスニングハックです。

コロナ禍で運動不足になっている人も多いでしょうから、ランニングしながら上記ポッドキャストでも良いですし、最強は「AmazonのAudible。特に洋書の品揃えが凄くて何度も読み返したいマイベストなビジネス書を1.5倍速で聴きながらランニングをするというのが至福です。

「語彙を学ぶ」ためのルーチン

シンプルにこれです。

「週末に単語カードを大量作成、平日の通勤時間にひたすら覚える。」

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英語学習コースで有名なプレゼンス創業者の杉村太郎氏の単語カードメソッドをやりました。
話す、聴くにも語彙力が無いと何も始まらないので、すべこべ言わずに作り続け学び続けました。
単語学習に関しては我が師のこのブログがストイックで好きです。
このメソッドのお気に入りは大きめのカードを使い、例文も書き込むところ。単語だけを覚えるというのは30越えた自分にはキツイので、とにかく短い文章を作って書いて、その文章単位で覚えることをやりました。

詳細はこちらをご参照。TOEICやTOEFLの点数アップという観点でなくても「おさえるべき英語学習の型」として必読の書。

最後に、こちらのnoteもあわせてどうぞ。


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