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毎回思い出す

もう十何年、美容院というものに行っていない。昨日も友人に、「家で美容師に切って貰ったことある?」と聞かれて、「ないよ、いや実は・・・」、と告白した。私は、美容師の経験もないし、習ったこともないので、あくまで自己流カット。ははは。なので、今更美容院には行かれない、というのが本当のところなのだけれど(行ったら美容師さんを泣かせることになる。ガチャガチャに切ってしまっているので)、サロン・ド・カオルのいいところは、いつでも好きな時にちょこちょこ手直ししたり、染めたり、ができるところ。(ということにしておく)とにかく、染めもカットも自分でやって久しい。つい先日も、髪を染めたところ。使っているヘアダイは、まあまあ自然派。

ややこしくないし、そこそこ髪と地肌に優しい

髪染め用に、こちらでビニール手袋を箱買いしたのだけれど、なぜか青い・・・。
作業するたびに、『ラブレーの子供達』四方田犬彦(著)/新潮社を思い出す。
この本は、哲学者や、作家、映画監督などなど、芸術家たちが食べたあれやこれやを実際に再現して食す、という本なのだけれど、その中に「イタリア未来派のお国尽しディナー」という章があって、そこに出てくるのがこの青い手袋。面白い本なので、まだ読んでいない方がいたら、ちょっとパラパラッとやってみて下さい。
ああ、また読みたくなったなあ。日本に戻ったら、早速読もう!実践してみてもいいかも。そういえばまだやったことはなかった。


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