紙ヤスリの使い方考察その④

この記事は、初代プラモ制覇 Advent Calendar 2018の21日目の記事です。

きちんとしごいて余分の瞬着をしっかり押し出しましたか?
これが不十分だと平面になりませんから、ここはきちんと作業してくださいね。
硬化スプレーが吹いてあるので数秒で完全硬化します、はみ出した瞬着ごとヤスリ用に決めたハサミで切り取ってください。

この側面は結構パーツに擦れます。瞬着付き紙ヤスリが残っていると想像以上にパーツを傷つけますから、出来るだけ丁寧に処理してください。
ハサミだけでは心許なければプラ板ペーパーを当てるくらいで丁度いいです。
で、完成というわけ。

次は使い方です。
紙ヤスリの延長ですから、基本フォームは同じ。
当てる指はサイズによって0~3本(2本の指で持ってますから最大は3本ですわな笑)
作りたてでまだヤスリが一枚の状態では剛性が低いため、たわまないように注意してください。

プラ板ペーパーは、裏打ち補強してある紙ヤスリ。基本的な使い方は紙ヤスリと同じ、作業範囲や、それを超えるとエッジが危ない件に関しても同じ。
ただ、水研ぎに使うと判りやすいのですが,ピタッと切削するキット面に一体化してる感じ、というのをつかむ必要があります。

先日もちょっと名前を出した方がいらっしゃいました。
社長と仲が良いので推奨したいのですが、このタイプの形状をしていると使い方にクセがありますね(笑)
紙ヤスリの時の話と似てはいるのですが...少し状況が異なる。

平らな面で平らな面をヤスるわけですから、ある程度以上の番手では焼付きまくるので使用できません。
また闇雲に平面なので、使う側のフォーム次第ではむしろ逆効果となってしまう場合もあります。この様に完全な平行運動を心がける必要があります。

上司のゴルフレッスンみたいなことは言いたくありませんが(笑)道具を使用する場合、どうしてもフォームや姿勢の話も出てきます。
特にこういった平行移動させるタイプの作業はフォームが重要。
手首、肘、肩、一応確認してみてください。

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