TECH::EXPERT【面談】ドラゲナイ【74日目】

【学習内容】

ライフコーチ面談

【内容】

今日はライフコーチと面談を実施しました。

テーマは、「自分にとって最高な転職はなんだ?」ということです。

具体的には、僕が定義する’理想的な転職’に実現に向けてのアクティブプランについてライフコーチに相談しました。

働くということ

まず企業選びの軸について、何を重要視するか確認を行いました。

僕が最も重要視したいのは、「企業理念に共感できること」です。

なぜなら、「社会」、「企業」、「自分」この3者がそれぞれ定義する「正義」に同じ方向を向いていないと、みんなが幸せになれないと考えているからです。

(※大前提として、会社と自分の理念が100%一致することはあり絶対に得えません。あるとしたら自分で会社を作るしかないです。)

セカオワのドラゲナイ的な考えなのですが、人はそれぞれ自分の正義を持っていて、その正義を貫き通せる環境に身を置き努力をしている状態で初めて’生きている感覚’を肌で感じることができるのではないかと思います。

「正義」といってもそんなおおげさなことを掲げなくてもよくて、たとえ「一生生活保護で生きていく」という世間一般的に見ると意識が低い正義であったとしてもその人なりの正義なので、他の誰かが人の価値観を否定することはできません。

同時に、皆が自身の人生を歩んでいるが故に、時に自分の正義が誰かを傷つけてしまうこともあります。もちろん逆も然りです。

でも、それでいいと思います。エゴとエゴをぶつけ合って、自身の考えの欠点を発見し、それを埋めていく作業を積み重ねていった先にもう1ランク上の自分がいると思うからです。

個人的な考えとして、多くの人間が仕事に対して悩み、ストレスを抱え、会社に対して不満を抱えている理由は、会社と自分の正義にすれ違いや摩擦が生じていることが大きな理由だと思います。

根底には、自分にとっての幸福論が定義されていないこと、自己認知能力の欠落が原因の一端を担っていると思っていて、悪い意味で戦後の日本教育の賜物であると分析しています。(政治、歴史の話になると長くなりそうなので割愛します。)

とにかく、特に人生の大部分を占める「労働」において自分の正義にウソをつきながら働くのは、現代の価値観の中では非常に非合理的な働き方と言わざるを得ません。

また、僕はどちらかというとそういった方面の面倒ごとに対してはあまり耐性が強くないので、そもそも争いごとが発生しない環境に身をおいていないと生命活動に支障をきたす可能性が非常に高いです。

話があっちこっちに飛んでしまいましたが、自分にとって居心地がいい場所で気持ちよく働くためには、「会社が何を大事にしているか」を判断する必要があるということです。

現職について

今までの僕は自分の正義は何かわからないまま世間からは「ホワイト企業」と称される企業に就職し、それなりの賃金や休暇、社会的信用を得てきました。

もちろん会社が望むような人材になった方がより良い待遇が見込めるので、会社が望むような人間を演じてきました。

しかし、ある程度社会人経験を積むと、自分の身の回りの情報だけではなく、もっと世の中を広く多角的な目線で見ることができるようになります。

果たしてこのままの生き方でいいのだろうか。自身のキャリア形成や夢はないのか。と次第に考えるようになりました。

その契機になったのが、業務でSDGsを取り扱ったことです。

SDGs(Sustainable Development Goals)について、簡単に説明すると「世界一丸となっていろんな問題を解決しよう!」という協定のことです。

各国は地球規模での平和を実現するために、17個のGoalsが設定されました。

(※詳しくはこちらをご覧ください。)
https://sdgs.tv/tg_mov/sdgs

結論だけ述べると、社会の正義とは、この17個のGoalsと169のTargetsを解決していくことだと思います。

この17個のGoalsに対して、現職では「日本のモノづくり産業を間接的に支える」というアプローチで発展に寄与していました。

しかし、実際に仕事を通じて自身がレベルアップしているかと言われると、業界知識ばかり詳しくなるばかりで、今の会社でしか働けないような人材に近づいているように感じました。

現実的な話、20代で身につけるべきスキルや経験というものたちは圧倒的な努力の上に成り立つ汎用的なスキル他なりません。

現職では掴んでいる商圏は抜群に恵まれており、働き方も皆さんが想像するほど厳しい世界ではありません。

「ぬるま湯に浸かっているだけでそれなりの商売ができてしまう状態」にまで仕組みづくりがされている状態はすばらしいですが、商圏さえがっちり掴んでいればそれでいいという働き方やキャリア形成は現代においてはとても大きなリスクに繋がると思います。

他社でも通用するスキルを伸ばすにはあまりにも特殊な環境すぎて、終身雇用が崩壊し始めている今、この会社に身を置いていること自体がリスクだと思うようになりました。

どの会社に籍を置いていようが、「最終的には日本をもっと良くしたい」みたいなところに落ち着くのは一緒なのですが、現代において○○したいという希望的観測だけでは食っていくことは難しく、キャリア形成において今後格差はますます広がっていくことが見込まれます。

次の会社について

コンテンツプラットフォームを運営している企業に興味があります。

理由は、個人の発信を広い、世の中に発信できる「場」があるという点、情報発信に対する縛りや古い慣習に囚われていない点が自身の正義とマッチしているからです。

最近ですと、上級国民や京都アニメーションの実名報道に対するマスメディア各社の動きや中の人たちの働き方を見ていると、やはりこの国のメディアは既に終焉に近づいているのではないかと疑念を抱かざるを得ません。

今や地上波や紙面媒体での情報には必ずといっていいほど「大人の事情」が複雑に絡んでいて、昔では「ネットの情報は信じるな」とよく言われていましたが、今や「地上波の情報を鵜呑みにするな」という声のほうが大きいように感じられます。

また、ネットにはニュース以外にも有益な情報がたくさんあります。

真実を掴み合理的に生きていくためには、自身の手で情報を掴みとっていかなければ、情報格差によって損をしてしまう時代になっていると感じます。

特に、一度道を踏み外したり、躓いてしまうと再起不能になってしまうこの日本という国では、情報の取捨選択のミスは命取りになり兼ねません。

ネットの力で正しい知識を得て、各人の自己実現に向かって前向きに生きていけるような時代にしていきたいと思います。自己責任論というやつですね。

同時にITの発展によって、個人が情報発信をする敷居は限りなく低くなっていて、ネットを通じて個の自己表現が容易になってきています。

僕もネットのおかげで何度も精神的に救われた部分もあったし、今までの人生で一度も人生の選択をしたことがなかった何者でもない自分の人生を大きく変える勇気をつけてくれたのもネットのおかげなのです。

実はプログラミングをやろうと思ったキッカケもネットから得た知識で、自己実現のための手段の1つとしてプログラミングが自分に適していると判断できました。

だから、今度は自分が有益な情報を発信する側に回って、何者でもない人を何者かにするお手伝いをしたいと思っています。

情報を知るきっかけを作り、各人が得た情報を点と点で繋ぎ合わせて線を作り、その線の先にある新しい出会いや体験を創出することで、誰かの人生をちょっとだけ豊かにできるような生き方をしていきたいと思います。

誰かの価値観や生き方まで自分の手で変えてやろうなんてことは思ってなくて、あくまでそっと背中を押していけるような立場でありたい、それを人生の業としたいという想いが強くなりました。


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