【NPO法人鳴子の米プロジェクト】鳴子の米プロジェクト、伝説のおにぎり屋「むすびや」を復活!

宮城県の鳴子といえば温泉。それだけでなく、実は米作りにも力を注いでいます。
そんな中、米価の下落等により農業を諦めざるを得ない農家さんが増え、耕作放棄地が増加。温泉場の田んぼや農村風景も荒れようとしていました。
そこで鳴子の田んぼや農村風景、暮らしを守ろうと立ち上がったのがNPO法人鳴子の米プロジェクトさん。

今回はNPO法人鳴子の米プロジェクトさんの挑戦を紹介いたします。

NPO法人鳴子の米プロジェクトさんは、山間地に適した低アミロース米「ゆきむすび」の生みの親。
山間地で美味しい米は作れないと言われています。しかし、山間地に合う品種を探し出し、試験栽培を経て「ゆきむすび」が誕生しました。

うるち米ともち米の中間の性質を持ち、冷めても硬くなりにくいのが特徴です。つまり、時間を置いて食べても美味しいおむすびに向くお米なんです。

2009年には「むすびや」というおむすび屋さんを運営。しかし、2011年の東日本大震災で「むすびや」が取り壊される事態となってしまいました。再開を待ち望む声が多く寄せられています。

そこで現在の事務所店舗を改築し「むすびや」の復活を目指します。今回は新たに地域農業支援拠点機能・食の観光拠点機能をもった店舗にしていきたいそうです。
そしてゆくゆくは地元の高齢者に向けたおむすび弁当の宅配などにも取り組んでいく予定です。

NPO法人鳴子の米プロジェクトさんの挑戦は、多くの方から共感を得て、成功を収めました。
人々に幸せを届けながら地域課題も解決できる。そんな素敵な仕組みをどんどん増やしていきたいと思いました。


鳴子の米プロジェクト、伝説のおにぎり屋「むすびや」を復活!
https://readyfor.jp/projects/musubiya

●問い合わせ先
NPO法人鳴子の米プロジェクト
上野健夫さん

●資金の使い道
事務所店舗の改修費


【公式】食活オリエンテーリング
〜農家さんが抱えるお悩み、一緒に解決しませんか?〜 メンバーは全員管理栄養士&栄養士。資格を活かして、日本の農業を元気にしたい!という思いから始まりました。 農業×IT×栄養士&管理栄養士で、かつてない農(能)力開発をしていきます。
https://www.instagram.com/food_orien/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?