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君の心に桜は咲く




僕は毎朝学校に行くためにバスに乗る



○○:あ、おねがいします


バスに乗る時にバスの運転手に挨拶するのがルーティンだ。


そしてバスは高校に向かうため出発する


○○:(毎朝人多いな、、、)


いつも同じ時間に乗っているから大体は同じメンツだから別に一人一人見ることは無い。


なのに、今日は初めて見る人がいる

笑顔で椅子に座っているあの子。


ふと見つめていると不意に目が合う



○○:あっ、、、



??:ペコッ



目が合うと可愛らしく会釈をしてくれた



○○:(初めて見たな、、、1年生かな?)



そんなことを考えているとあっという間に学校へと到着する



○○:ありがとうございました〜



バスから降りて校舎へ向かっていると



??:ま、待ってください〜!


○○:ん?


○○が後ろを見ると目が合った女の子が向かってきていた


??:あ、あの!さっき目合いましたよね!

○○:あ、そうですね


桜:私、川崎桜って言います!つい先日転校してきたばっかの2年生です!


○○:同い年なの!?


桜:え!てことは2年生ですか?


○○:ま、○○です。一応川崎さんと同じの2年生ですね



桜:そうだったんだ!なら同じクラスかな?


○○:転校したばっかだからなんとも言えないけど、同じクラスなら良いね笑



桜:そうだね!


2人は並んで校舎へと入っていく


○○:僕のクラスは、、、っと、、、


桜:あっ、桜1組だったよ!○○君は?



○○:あっ、僕2組だった。惜しかったね笑



桜:え〜、せっかく友達できたのに〜


○○:大丈夫だよ。そのうち顔出すから


桜:ほんと!?桜待ってるからね!

○○:も、もちろんだよ!///


桜:それじゃあ行こ!



2人は並んで教室へと向かい



○○:じゃあ僕は隣だから、またね?



桜:うん!ありがとうね!



そう言い2人は分かれる



○○の教室


??:あ、○○君同じクラス?


○○:あれ、一ノ瀬も同じクラスか


美空:よろしくね!



○○:おう、課題頼むな笑


美空:最初からその話!?、、、まあ○○っぽいから良いけどさ笑



○○は自分の席に着く


○○:あ、川崎さんのところでも行こうかな


思い立ったが吉日、○○は隣のクラスへと向かう



ガラガラガラ


○○:えっと、、、川崎さんは、、、



桜:あ、○○君!来てくれたの?



○○:うん、暇だったし、川崎さんとお話したいなーって思って


桜:そっか!ならお話しよ〜


2人はクラスの垣根を越え、仲良く話をしていた



そんな時



ドンッ



桜:きゃあ!



桜の机に誰かが盛大にぶつかり桜がよろめく



ガシッ



○○:、、、おっと、川崎さん、大丈夫?



桜:あ、ありがとう○○君、危なかった、、、



○○:ぶつかったのあいつか、、、川崎さん、少し気をつけた方がいいよ



桜:そ、そうなの?


○○:ああ、あいつ少し問題が多い生徒だから、なるべく目は付けられないようにした方がいいよ


桜:分かった、○○君ありがとうね!


○○:うん!じゃあまたね!


○○は去っていく



その後しばらくして、お昼


○○:どうせなら川崎さん誘ってみようかな


そう思い○○は桜のクラスへと向かう


ガラガラガラ


○○:川崎さん、お昼一緒に、、、ってど、どうしたの!?

○○が驚くとそこにはさっきまで泣いていたような顔をして悲しそうな桜がいた


桜:あ、、、○○君、、、グスッ


○○:だ、大丈夫!?


桜:う、うん、、、大丈夫だよ、、、


○○:、、、、、いや、川崎さんこっち来てグイッ


○○は桜の手を取り屋上へと向かう


桜:こ、ここは、、、?


○○:屋上だよ。僕が嫌な気分とか落ち込んでる時によく来るんだ。


桜:そうなんだ、、、でも、ここいい景色だね!


○○:少しは元気出た?


桜:、、、うん、さっきより良いよ


○○:、、、落ち着いたらでいいから、何があったか話してくれないかな?


桜:、、、、、うん。じゃあ話すね


桜はいまさっきあったことを話し始めた


桜:○○君が戻ったあと、さっきぶつかってきた人が迫ってきてーーーー



男:お前、少し顔がいいからって調子乗るなよ


桜:な、何が?別にのってないけど、、、


男:お前みたいなちょろそうな女は俺の彼女になれ、きっと楽しいぞ〜?


桜:そ、そんなのいきなり言われても、、、貴方のこと知らないですし、お断りします、、、



男:ああ?うるせえよ、大人しく従えよ!


男は桜の手を乱雑に掴むと


○○:「どうせなら川崎さんーーーー」


男:チッ




桜:っていうことがあったんだ、、、


○○:、、、、、良かったぁ


桜:えっ?


○○:あ、いや、変な意味ではなくて、、、


桜:ど、どういうこと?


○○:、、、川崎さんに何ともなくてなんだか凄い安心したんだ。


桜:、、、○○君のお陰だよ。


○○:そっか、なら良かったけど、、、


その後も○○は桜を気遣いながら話していく


○○:どうする?そろそろ戻る?


桜:、、、、、あんまり戻りたくない


○○:そっか。ならまだ一緒にいるよ。


桜:ありがとう、、、


○○:どうせならそこの椅子で休んでていいよ。


桜:そうするね!

○○:、、、、、


桜:、、、、、



2人には黙っていてもなんだか全てを理解出来るような空気が流れている


○○・桜:ねぇ、、、


○○:あっ、な、なに?


桜:ま、○○君から先でいいよ


○○:、、、川崎さん。出会ったばっかでこんな事言うのもおかしいとは思うし、あんなことあったばっかで、男に苦手意識はあるかもしれない。



○○:だから、、、川崎さんをそばで支えたいって思ったんだ。



川崎さん。僕と付き合ってください。




桜:、、、、、はいっ!もちろんだよ!

○○:ほ、ほんとっ!?


桜:うん!○○君と初めて会ったとは思えないくらい居心地良いし、なにより、安心できる気がしたんだ。


○○:川崎さん、、、!


桜:やっ!


○○:え?


桜:もう彼氏なんだから桜って呼んで!



○○:か、可愛すぎる、、、///


桜:桜の隣には○○君しか有り得ないからね!


○○:これからは楽しい思い出増やしていこうね!


桜:うん!

その後○○は桜をクラスまで送っていき、男に謝らせた。2人のその後にはとっても桜満開のような素敵な生活が始まっていった






ここまで読んでくださりありがとうございます!
今日のヒロインはさくたんです!


今日はさくたんのお誕生日!
さくたんお誕生日おめでとうございます!


暫くはまた書けない日が続くかもしれませんが、なるべく頑張りますね!


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