色白な幼馴染と妹みたいな後輩に好かれているらしい!?
僕は○○。現在高校3年。受験を無事に終え残りの学生生活を楽しんでいる
そんな僕だがとある2人にやけに好かれているらしい
事ある事に絡んでくる2人に、、、
○○:はぁっ、あと何回学校あるんだろうな〜、寂しい気もするけど、それ以上に楽しかったな〜
??:ちょっと○○!先行かないでよ!
○○:僕がいつ行こうが僕の自由だって毎朝言ってるでしょ?史緒里。
久保:私は○○と一緒に行きたいからこうやって毎回言ってるの!
この色白な子は久保史緒里。僕の小さい頃からの幼なじみで、家族ぐるみで仲が良い。
○○:はいはい分かったから、ほら行くよ
久保:もうっ、私の気持ちなんて知らないくせに///((ボソッ
○○:ん?史緒里なんか言った?
久保:なんでもないっ!
○○:そ、それならいいけど笑
しばらく談笑しながら歩いていく2人
〇〇:それにしてももうすぐ僕たちも卒業だね
久保:そうだね〜
〇〇:結局また史緒里と同じ大学だし笑
久保:ま、まあ似た考えしてるもんね私たち!
〇〇:これからもよろしくね笑
久保:も、もちろん!
久保:(まさか同じところ狙ってたなんて言えないよね///)
〇〇:?史緒里、どうした?
久保:ううん!なんでもない!ほら行こ!
学校に到着し、教室に向かうと
ガラガラガラ
??:あ!〇〇先輩!おはようございます!
〇〇:おはよー、、、ってなんで毎朝僕の席に座っているの?彩ちゃん笑
この子は後輩の小川彩ちゃん。部活が一緒で仲良くなった後輩だが、なぜかやたらと僕に懐いている
久保:そうだよ彩ちゃん!〇〇が可哀想だって思わないの?
彩:久保さんだって!毎朝〇〇先輩に勝手について行って朝来てるじゃないですか!
久保:なっ!?私は〇〇と家が近いからだからね!?
彩:そんなこと言ったら私は〇〇先輩に会いたいからです!
〇〇:ま、まあまあ2人とも落ち着いて、もうすぐ授業始まるから。彩ちゃん、また後でね?
彩:〇〇先輩が言うなら、、、、、でもその代わりお昼は〇〇先輩1人で来てくださいね!
久保:なっ!?
〇〇:ほら分かったからまたね笑
彩:はい!また後で!
彩は笑顔で教室から去っていく
久保:〇〇!本当に1人で行くの!?
〇〇:着いてくるなって言ってもどうせ来るんだから止めないよ笑
久保:当たり前じゃん!彩ちゃんが何するか分からないんだから!
〇〇:別に何もないと思うんだけど笑
久保:そういう問題じゃないの!
〇〇:わ、分かったから落ち着いて笑
山下:本っ当鈍感だよね〇〇君って笑
久保:だよね!?やまもそういってるんだから!
〇〇:別に美月に言われても違うもんは違うから笑
美月:まあ久保も頑張ってね?笑
久保:もちろん!
朝からそんな事もあり
昼の時間
キーンコーンカーンコーン
久保:○○!はやく彩ちゃんのところ行くよ!
○○:結局史緒里も行く気じゃん笑
久保:当たり前じゃん!ほら行くよ!グイッ
○○:はいはい笑
2人は彩のいる教室へ
ガラガラガラ
○○:おーい彩ちゃん〜迎えに来たよ
彩:あ!○○先輩!、、、ってなんで久保さんまでいるんですか!
久保:彩ちゃんの監視です〜
彩:彩は○○先輩と食べたかったんです!
久保:残念でした、○○は毎日私と食べるって約束してるもんでね!
彩:なっ!?○○先輩、ほんとなんですか!?
○○:そんなことは無いんじゃないかな笑
久保:なっ!話くらい合わせなさいよ!
○○:別に彩ちゃんと食べても、史緒里と食べても美味しいもんは美味しいから良いじゃん笑
彩:ふふん!彩と食べてもいいってことですー
久保:どうせもうすぐ卒業だから会えなくなるるんだから、彩ちゃんも○○離れしないとね?
○○:ほら史緒里も彩ちゃんも、屋上行くよ
屋上
久保:ほら○○、あーん!
彩:あ!久保さんずるいです!彩のもはい!あーん
○○:い、いやさすがに2つは食べれないよ笑
久保:彩ちゃん!最初私だったんだから!
彩:食べ物あげるのに早い者勝ちなんて無いです!
○○:2人とも、戦ってないで落ち着いて食べないと間に合わないよ?笑
久保:ま、○○がそう言うなら、、、
彩:ご、ごめんなさい、、、
○○:いいよ笑欲を言えば2人が仲良くしてくれれば1番いいんだけどね笑
久保:そ、それは、、、
彩:む、無理な話ですよ、、、!
○○:どうして?僕と史緒里も卒業するんだから最後くらい仲良くしようよ笑
久保:ど、どうする?
彩:ね、狙いが一緒の人と仲良くしたら、、、
○○:前から言ってる、狙いって誰のこと?笑
久保・彩:!?
○○:え、、、変な事言った?笑
久保:え、、、誰のことかもわかってないの?笑
彩:さ、さすがに鈍感すぎませんか?笑
○○:なんで?別に鈍感も何もないって笑
久保:はぁ、彩ちゃんどうする?
彩:どうしましょう、、、
○○:とりあえずお昼食べない?笑
久保:ま、まあそうだね笑
彩:食べ終わってからにしましょうか笑
こうして3人はご飯を食べ終え
○○:それで?狙いって誰なの?
久保:その事なんだけどさ、、、
彩:教えたいので久保さんと帰りに教室で待ってて貰えませんか?
○○:そ、そんなことなら別に待つけど笑
彩:じゃあまた後で!
そう言い放ち彩は教室へと戻っていく
○○:彩ちゃんやけに今日は早かったね
久保:、、、まあ、女には色々あるんだよ笑
2人も教室へと戻り授業を受ける
そして放課後
久保:○○ここで待ってて!彩ちゃん呼んでくるから!
○○:分かった、気をつけてね笑
史緒里は慌てて教室から出ていく
○○:そんなに急いで呼ぶほどなのかな笑
美月:もしかして、、、まだ分かってないの?笑
○○:なんだよ美月、多分なんにもないでしょ笑
美月:はぁっ、全く。あんたには呆れるよ笑
○○:勝手に呆れるな笑
美月:まあいいや、あとは頑張ってね笑
久保:ごめんお待たせ!
彩:遅れてごめんなさい〜!
○○:いいよ全然待ってないから笑
彩:良かったですー!
○○:それで?狙いって誰の話なの?
久保:、、、○○のことだよ!
彩:、、、○○先輩の事です!
○○:、、、、、はぁ!?ぼ、僕のこと!?
久保:そうだよ!だからずっと一緒にいたのに!
彩:ほんと鈍感すぎますよ!全く!
○○:ご、ごめん、、、違う人にアピールしてるもんかと笑
久保:まったく!私たちがどれだけアピールしてたと思ってるの笑
彩:ほんとですよ!大変だったんですから!
久保:、、、、、それで?
○○:そ、それでとは、、、?
彩:彩と久保さんのどっちと付き合うんですか!
○○:、、、、、僕にはそんなすぐには決められない。だから、、、卒業するあと数日までに答えを出したいから、少し待ってて貰えないかな?
久保:○○、、、
彩:○○先輩がそう言うなら、、、
○○:2人には待たせちゃうけど、今の僕じゃなんにも答えられないから、、、
久保:わかった!その代わり、、、
彩:ちゃんと返事聞かせてくださいね?
○○:分かった。なるべく出せるように努力はするよ
一旦全員帰宅し、しばしの時を過ごす
その間も2人からのアピールは続く
久保:○○!今日一緒に帰ろ?ギュッ
○○:わ、分かったから手を引っ張らないで笑
またある日は
彩:○○先輩、今からデート行きませんか?
○○:い、今から?笑
彩:はい!じゃあ行きましょー!ギュッ
○○の手を取り走り出す彩
○○:ちょっ、ちょっと急に走らないで笑
卒業の日が来るまで2人に連れ回される日々が続いた
そして迎える卒業の日
卒業式後
彩:○○先輩、久保さん、卒業おめでとうございます〜😭
○○:ほらほら彩ちゃん、泣かないの笑
久保:彩ちゃんありがと〜
○○:でもこうやって泣いてもらえるといよいよ卒業って感じするよね
久保:ほんとだよね、、、
彩:彩も寂しいですっ!
そしてしばしの時が経ち
久保:○○、そろそろ聞かせてくれないかな?
彩:はい、彩もそろそろ聞きたいですっ、、、!
○○:そう、だね、、、、、
○○は言いづらそうに口を開いていく
○○:まず、史緒里。史緒里はとっても可愛い幼馴染で、小さい頃からずっと一緒で、すんごい楽しかった。これほどまでに頼れる存在なんて居なかったし、これからも頼りにしてる。
久保:○○、、、///
○○:それと、彩ちゃん。彩ちゃんとは同じ部活ってだけなのにこんなに親しくしてくれるなんて思ってなかった。彩ちゃんと出会えてまたひとつ楽しいことが増えていったんだよね。
彩:○○先輩、、、///
○○:こんな二人に出会えたことは僕の人生にとって素晴らしい事だし、これからもそうしたい。
○○:だから、、、2人には申し訳ないけど、、、僕には選ぶことは出来ない、、、ごめん
久保:ふふっ笑
彩:あはは笑
○○:な、なんで笑うの?
久保:いや、○○なら優しいからそうやって言ってくれるんだろうなって思ってたの笑
彩:そしたら、私達も今の関係で一緒にいれるじゃんって思って、、、
○○:2人とも、、、
久保:まあ、なんて言うか、、、
彩:彩たちが○○先輩の事好きなのはずっと変わらないですから
久保・彩:落とされないように気をつけてね!
それからの3人はずっと今のような関係が続き、かけがえのない親友となっていったという、、、
ここまで読んでくださりありがとうございます!
今日のヒロインは久保ちゃんとあーやです!
本日はしおりさんの企画作品です!
#しおりの春時雨
しおりさんが久保ちゃんとあーやのペアを望んでおられたので、頑張って書いてみましたがなかなかしおりさんのような良作には程遠い気が、、、僕の語彙力不足ですねすみません!
明日もまだまだ書きますよー!
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