来たる3月17日

この日は僕の誕生日。

だけでなく偶然にももう1人同じ誕生日の子がいる

名前は中西アルノ。

実は中高と一緒なあの子はなかなか人と話してることが少なく、よっぽど仲良い子じゃないと話さないっぽい

僕はそんな中西さんの事が好きだ。

あの大人っぽい振る舞い、言動。全てが僕にとって輝いて見える。

いわゆる一目惚れに近い。

？？：おーい○○〜、ぼーっとしてるぞ〜

○○：あ、ああ、ごめんごめん和

この子は井上和。僕と同じ部活で中西さんととても仲が良く、何回も中西さんの事を相談した

和：せっかくの2人の誕生日なのにアルと話さなくて大丈夫なの？笑

○○：、、、あんまり話しかけれる雰囲気じゃないんだよ笑

和：今は1人だよ？

和がそう言った後に中西さんの方を見ると1人で黄昏ていた

○○：確かにそうだけどさ、、、ねえ？

和：中高一緒なのに話したこともないの珍しいよ？笑

○○：だって話したいけど、勇気が出ないんだよ笑

和：ははーん、そういうことね。なら私に任せてよ笑

○○：え、何するつもりなの？

和：アルー！ちょっと来てー！

中西：ん？和、どうしたの？彼氏の紹介？

和：違うよ笑今日3人でお昼ご飯食べよ！

中西：3人って私と和と○○君？

和：うん笑だって○○がすぐそこに居るじゃん笑

中西：○○君は私と食べていいの？

○○：う、うん！

中西：それなら良かった

中西：じゃあまたお昼でね

○○：う、うん！

アルノは自分の席へと戻っていく

和：ほら良かったじゃん！

○○：あ、ありがとう、和のお陰だよ笑

和：後は頑張ってね？笑

○○：わ、分かったよ笑

時間が過ぎお昼

和：アルー！こっちー！

中西：はいはい笑

和：○○もこっちこっち！

○○：わ、わかったよ

○○たちは3人でお昼を食べ始める

和：でさ、あの時の美空が面白くてさ！笑

中西：あはは笑確かに美空はそういう所あるからね笑

○○：(中西さんってこんなに笑うんだ、、、)

和：ね！○○もそう思うよね！

○○：あ、ああ、な、なんだっけ？

和：ちょっと！聞いといてよ！今美空の話してたんだから

○○：あ、美空の話ね、あの子はなかなか変だよ笑

中西：まあ美空は変だからねぇ？笑

○○：ね笑

和：あ！私委員会あるんだった、、、ごめん、あとは2人で話してて！

○○・中西：えっ！？

そう言い和は教室を出る

和が出ていって2人きりになる

○○：(き、気まずいな、、、)

中西：、、、ねえ○○君？

○○：あ、は、はい！な、なに？

中西：あはは！笑そんなに緊張してないでよ笑

○○：ご、ごめん笑あんまりこうやって話したこと無かったからさ、、、笑

中西：○○君ってさ、私と同じ誕生日なんだよね？

○○：あ、うん、一応そうだね

中西：よ、良かったぁ((ﾎﾞｿｯ

○○：ん？なんか言った？

中西：い、いや？て、てかさ！今日この後お出かけしない？

○○：ぼ、僕と？

中西：どうせなら○○君と仲良くなった記念で遊びに行きたいなぁなんて///

○○：ぼ、僕でよかったら！

中西：ふふっ笑じゃあまた帰りね！

そう言いアルノは笑顔で自分の席に戻る

○○：(な、なんか一瞬過ぎたな、、、///)

和：ただいまーって、○○すごい顔喜んでるけど、なんかあった？

○○：うそ、そんなに顔に出てた？

和：うん笑すごい鼻の下伸びてるよ笑

○○：ま、まあちょっとねﾁﾗｯ

ちらっとアルノの方を見ると

中西：( •̀ᴗ- )ﾊﾟﾁｯ

○○に向かってウインクをしていた

○○：、、、、、///

和：ま、○○？笑

○○：、、、、、///ﾊﾞﾀｯ

中西：あらら笑

そんなこともあり放課後

和：じゃあ私用事あるから先に帰るねー

○○：じゃあね

中西：また明日ねー

和もいなくなり二人きりになる教室

中西：それじゃあ○○君、行こっか

○○：あ、う、うん

2人はデパートへと到着

○○：そ、それで中西さん何するの？

中西：○○君への誕生日プレゼント買いたいなぁって思って

○○：え！い、いいの！？

中西：うん！

○○：じゃ、じゃあ僕も中西さんの選んでもいい？

中西：え、こんな私の為にいいの？

○○：う、うん！せっかく仲良くなったんだし、、、

中西：じゃあお願いしようかな

○○：じゃあ選び終わったら合流しよ！

中西：わかった、じゃあまた後でね！

一旦お互い分かれ、プレゼントコーナーへと向かう

○○：中西さんの好きな物、、、、、たしか爬虫類とか好きだったような気が、、、

○○：よし！これにしよう！

中西：○○君の好きな物、、、野球とかなのかな、、、なんだろう、、、？

中西：まあもう、最終手段でいっか！

選び終わったふたりはお互い集合場所へと向かう

○○：あ、中西さーん！

中西：あ、○○君、随分大きいの持ってきたね

○○：な、中西さんはなんにも持ってないけど、カバンの中とか？

中西：それより○○君から先に見せてよ！

○○：ぼ、僕からなの？笑

中西：男の子から貰うなんて初めてだから、、、楽しみなんだ！

○○：じゃ、じゃあ僕からはこれ、中西さん、誕生日おめでとう！

中西：服と、猫耳？

○○：う、うん、なんか被ってるところ想像したら可愛すぎてつい、、、///

中西：そ、そうなんだ///に、似合ってるかな？

○○：う、うん！めっちゃ可愛いよ！

中西：あ、ありがと、、、///

○○：そ、それで中西さんは、何をくれるの？

中西：あー、、、聞いちゃう？

○○：う、うん。知りたいよ

中西：○○君への誕生日プレゼントは、、、

中西：私だよ

○○：、、、、、え、えぇっ！？

中西：ど、どうかな？///

○○：そ、それはつまり、、、付き合うってこと、、、？

中西：そ、そうだよ！、、、駄目だったかな、、、？///

○○：、、、ううん、めっちゃ嬉しいよ！こちらこそお願いします！

その後しばしの会話をし、

中西：はぁっ〜、ほんとに良かった〜

○○：そんなに緊張してたんだね笑

中西：そりゃそうだよ〜、中学校からずっと気になってたんだから

○○：か、関わりとかなかったのに？

中西：うん、だって○○君すごい優しい人なんだ〜ってずっと気にしてたもん

○○：そうだったんだ、、、

中西：ほら！私たち付き合った記念日だし、誕生日なんだから！元気でいないと！

○○：、、、そうだね、アルノ！

中西：そ、それは反則だよぉ///

○○：あはは笑これからずっと呼び続けることになるんだから、今のうちから言っておかないとね！

中西：もうっ、、、調子いいんだから///

付き合い始めたふたりは和に報告し祝福してもらった。そして4年後、2人は結婚し幸せな家庭を築いて平和に暮らしているという、、、

ここまで読んでくださりありがとうございます！
今日のヒロインは誕生日のアルノです！
アルノお誕生日おめでとう🎉

アルノの歌声はほんとに唯一無二といっても過言では無いなぁなんて思ってます！

明日は未定ですが書きますよー！

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