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19. 失敗の乗り越え方

これまでやったことのないことをしたり、新たな挑戦をしたりする時に、そこに失敗はつきもの。

実際、自分自身のこれまでを振り返ってみても、過去に失敗した体験は、成功体験と同じか場合によってはそれ以上の貴重な学びの機会となっていることに気づきます。


ですが、それをわかっていても、失敗することって、できれば避けたい。笑


そして、失敗は失敗でも、絶対にしたくないタイプの失敗って、人それぞれあるのではないでしょうか。


絶対にしたくない失敗というのは、例えば過去に同じような失敗で痛い目を見ていたり、その失敗をすることで自分のアイデンティティが揺らぐような類のもの。


その失敗をすることを考えるだけで体が委縮したり、ドキドキしたり、過剰反応してしまう。


私にも、過剰反応してしまう失敗があります。


普段は、人の心理的なサポートをすることがわたしのお仕事なのですが、自分のこととなると、未だに、冷静に見れていないところがあるものだなぁと思います。

そこはやはり、自分のことを客観的に見てくれる存在がいてくれることは、とてもありがたい。

躓いたり停滞したりしたときに、それに気づき、脱出していくまでがとてもスムーズなのです。



さて、最近わたしが過剰反応してしまった失敗とは何かというと・・・

先日、神社でうっかり、意図しない存在とつながり、関わりを持ってしまったことでした。


普段わたしは、神社に行き、そこで意識次元の高い存在とコンタクトを取り、自分のためにメッセージを受け取ったり、そのメッセージを人にお伝えするということをやっています。

ですがその日は、慣れない場所で、わたしが意図しない存在とつながってしまい、そうとは気づかないまましばらくやりとりしてしまったのです。


後で冷静になって振り返ると、違和感を感じる点がいくつかあり、引き返すタイミングもありました。

でも、その時のわたしはそのサインを無視して、関わりを持ちに行ってしまった。

わたしの、得体の知れないものに強い興味を持ち、すぐに首を突っ込んでしまう好奇心の強さも相まって・・(汗)。

幸い、少し様子がおかしいことに気づいた知人が、わたしを手助けしてくれたおかげで、すぐに気づいて離れることができました。

このことは、わたしにとっては失態でした。


最近やっと、それまでブレーキをかけていた、目に見えない存在との関わりにGOサインが出せ、どんどんそこに対して心をオープンにして、かかわりにいっている最中に、それは起こったのでした。

立ち止まらず進むことに意識が向くあまり、普段なら気づいて怪しんでいたはずの違和感を無視してしまったのです。


わたしは、間違いを犯してしまったことに、ショックを受けてしまいました。

なぜなら、これまでこの類の失敗で、過去にも痛い目に合ってきたし、自分だけならまだいいのですが、周囲にまで迷惑をかけてしまったこともあり、もうしたくない失敗だったのです。

そして、自分の軽率さを責めました。


こんな風に、自分が感情的になってしまっている時というのは、なかなか自分で自分を冷静に見られなくなっている時。

感情的になると視野が狭くなって短絡的な行動に出がちなので、そんな時には相談をさせてもらうようにしています。


* * * * *


つぐさんに相談をすると、彼はまずわたしに、

責める必要はない

と伝えてくれました。


そして、わたしが少し落ち着くのを待ってから、こんな風に言ってくれました。


落ち着いて見ること
慌てない
呼吸を整える
ちゃんと見たらわかるはず。


そんな風に淡々と送られてきたメッセージを見ながら、わたしはだんだんと冷静さを取り戻していきました。

そう、確かに彼の言う通り、落ち着いて、慌てず、ちゃんと見ていたら、わかることだったのです。

違和感を、感じていたのですから。


そのことを自分の中で確認できた時に、今回の失敗がなぜわたしを大きく混乱させたのかが、わかってきました。

それは何かというと
”この失敗を防ぐだけの能力がわたしには無かった”
という、無力感だったのです。


でも、実際はそうではなくて、防ぐ力は、ちゃんとわたしにあったんだ。

そう思えた時に、自分の内に力が戻ってきたように感じました。


これまでのわたしなら、こんな失敗を犯してしまったなら、そもそもの自分の行動自体を否定し、前に進むことにブレーキをかけてしまっていたと思います。

でも、前進していると、失敗はしてしまうもの。

失敗したからといって、スピードを緩めたり、出した足を引っ込めたりする必要はない。

最善を尽くして失敗をしたなら、そこに適切に向き合い、善処していけばいいのです。


* * * * *


そして、成長していくための心がけとして、こんなことを伝えてくれました。


知ること・学ぶこと
行動すること
確認すること。


そして、こんな風にも。

失敗を怖がるなって伝えたい。

失敗はするものだし

自分はまだ未熟ものなんだから
失敗はするって
思っておいた方がいい。

すげー練習しても熟練者でも
失敗はするんだよ。

だからこそちゃんと
自分と向き合うことが大事だよ。



* * * * *


そして、今。


わたしは、今回の失敗によって立ち止まってしまうことはなく、また前に進んでいくことができています。

わたしの失敗との付き合い方も、今回の体験を機にまた、上手くなったように感じています。



◆課題◆
知ること・学ぶこと
行動すること
確認すること
このサイクルを意識しながら、日々暮らしてみよう。

失敗した時は、冷静になって振り返り、どこが適切でなかったのかを確認し、善処する。
するべき対処をしたなら、また前進していく。
失敗したからといって、そこで立ち止まる必要はないのだから。



つづく。


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この記事は連載形式になっています。
最初からお読みいただくと、これからの記事も、より楽しんでいただけると思います♪



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