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18. お試し

わたしは今、ひとつのステージの切り替わりにいるような気がしています。

周りにいる人たちの顔ぶれやエネルギーが、ここ1年くらいで結構変化してきて(もちろん、変わらず付き合っている方々もいます)、自分のやっていきたいことが、よりそぎ落とされて際立ってきて。


それはきっと、自分が変化・成長しているからであり、その変遷はなだらかというよりは階段のようで、ある時を境に見える景色が急に変化していくような感覚を伴います。


今年に入ってから、つぐさんが私に言ってくれていること。


それは
変化の時だと思って
どんどん行ったらいいよ、ということ。

それと、アウトプット多めで


ということで、とにかく自分の中にあるものを出していくことを、意識しています。


アウトプットについての記事はこちら↓


アウトプットを、とにかく次々していく。

そうすることで、頭の中でこねくり回している時間がへり、だんだんとクリアな状態で放てるようになってきました。


そして、アウトプットすることで放たれる出力のエネルギーが、そのままわたしが前に進むための強力な推進力になってくれていると感じます。



自分の本心に従って、舵を切って進み始め、少し停滞気味だったところから、また流れができはじめた。


うん、いい感じ。

このまま、やっていこう。


そんな矢先、わたしの前進に水をさすようなことが、起こりました。

わたしが、やっと吹っ切れてやり始めたわたしの新しい動きに、否定的な意見が入ってきたのです。


しかも、わたしのことを親身に応援してくれていた人から。

きっと、その人には、悪気はなかったと思います。

ですが、心を許していた人だっただけに、ショックが大きく、そこで動揺してしまった自分がいました。


こんな風に、特に大きく変化していこうとするときは、それに抗うようなことが起こったり、周りから言われたりすることは、”お試し”と言われたりもします。


わたしも、これまで何度か、体験してきました。

特に、変化量が大きな時ほど、それに対する抗いも強烈であるように思います。


例えば、それはどんな風にやってくるかというと


周りの人からの反対であったり
否定的な意見が耳に入ってきたり
心配や羨みのエネルギーで引き戻そうとされたり
(相手は善意のつもりであっても)

あとは、アクシデントが起こったり
進むことを留まらせるような状況に陥ったり。


特に、まだ自分の中で確信が持てないまま進んでいる時にこんなことが起こると、大きく動揺してしまったりするものです。


しかも、それは大体、お試しとは気づかれないように、毎回巧妙な形で訪れる。


そして、そのことで立ち止まってしまい、やっぱり進まない方がいいのだと、せっかく踏み出した一歩を後戻りさせてしまうことも、少なくないのではないかと思うのです。




それでは、実際 ”お試し” が来たときに、どうすればいいのか。

つぐさんが繰り返し教えてくれたことは


まず、冷静になってみること。
とにかく冷静になり、よく観察をしてみること。
混乱したまま、短絡的な行動に出ない。
そして、確認してみる。
相手が言っていることが、解釈なのか、事実なのか。
解釈なら、実際はどうなのかを。

そして次に、原点回帰すること。
自分は何をしていきたいと思ってやっているのか、そして、それはなぜか。
そういった自分のコア(原点)に立ち返り、再確認すること。


このプロセスをきちんと踏むことができると、もうその時点で混乱や動揺はおさまり、自分のやるべきことというのははっきりしてくると思います。

ただ、混乱が大きいと、このシンプルな2つのことが、難しかったりもします。

なので、そんな時にはやはり、自分のことを冷静に見て、アドバイスをくれる人の存在は、とてもありがたいなぁと思うのです。


わたしも、今回も、相手に言われたことで自分のスタンスが揺らぎそうになるほど、動揺してしまっていました。


でも、そんな時に

それは、相手の解釈でしょ?

と、助言をしてもらったことが、大きかった。

そう、否定されたとしても、それはあくまで相手の意見であり解釈なのです。

ただ、相手はそう思っているんだ、ということ。


普段冷静な時なら、よく区別することができるこんなことすらも、自分が過剰反応してしまう状況では、なかなかその場で冷静な判断ができなかったのです。


でもおかげで、だんだんと冷静さを取り戻すことができました。


そして、
こんな風にわたしの真意を問ってくれました。


万人に理解してもらえることをやっていくの?


いや、違う。

わたしは、万人に理解してもらうことをやっていきたいわけじゃない。

わたしには、わたしが信じていることがもうゆるぎなくあって、それをやっていきたい。

そんな風に、原点に立ち返ることができたのです。


そして、わたしが混乱から抜け出し、自分の原点に立ち戻れたの様子を確認してから、さらにこんな風に言ってくれました。

これからもそういうことは
起きると思う。

周りへの配慮はあっていいけれど
突き進むことの方が大事だよ。



おかげで、今わたしは自分が進みたい方向に、また進んでいくことができています。

といっても、道筋が見えているというより、心の傾きを感じて、それに従って進んでいる、という感じ。

その道を進んだ先に、何が待っているのかは未知。

でも進んでいってみたいし、そのことにワクワクしています。



今回のお試しで、自分の覚悟のほどがまたそこで試されて、自分のコアが定まるいい機会だったと、思っています。



◆課題◆
否定的な意見や、立ち止まらなければならない状況になった時
まず、解釈と事実を分ける。
そして、今何が起こっているのかを、冷静に確認する。
自分が何をやっていきたいのか、そしてそれはなぜなのかを今一度確かめる。


つづく。


次の記事はこちら


この記事は連載形式になっています。
最初からお読みいただくと、これからの記事も、より楽しんでいただけると思います♪



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