後書きと、会社を辞めたご報告

絶対悪との戦い ─ゲームと、ゲームセンターへのイメージの変化の歴史─、お読み頂いてありがとうございます。久しぶりの記事になってしまい、色々と表現を模索しながら書きました。リハビリを兼ねた記事なので、いつもと違う雰囲気になっていたかと思います。大きな事実誤認はたぶんないと思いますが、何分扱ってる題材が題材で、かつ資料も少ないので、何か別の証言や証拠が出てきた場合大きく内容が変わる可能性があります。ご了承願います。


で、タイトル回収の話題なのですが。このたび、勤めていた会社を退職することになりました。厳密に言うと今有休消化中で、まだ在籍しているのですけれど。

今年は本当に色々なことがありました。わざわざ書く内容ではないので個別の話題は出しませんが、ざっくりいうと本当に色々仕事がありすぎて、7月に倒れました。体が動かなくなり(物理的に)、そのまま病院行きです。入院するには至りませんでしたが、心療内科に回され、適応障害の診断が下りまして、一ヶ月休職です。そのとき、ようやく自分で自分の異常を認識することができまして。

よくよく考えたら思い当たる節があったんですよ。5月にゼルダ買って、ちまちま忙しい最中を縫いながらプレイをしていったんですよね。で、一日一時間くらいが精一杯で。それでちょっとずつ進めていったんですが、何故かつまらなくなっていく。あれぇ、おかしいなぁ。Botwは最高だったのに。ノットフォーミー? とか思っていたんです。そうじゃありませんでした。際限なく増える仕事量に対して、心身が悲鳴をあげてたんですね。

いつのまにかゼルダだけじゃなくて、あらゆるゲームに面白さを感じなくなっていました。そんな状態で記事をつくったり調べ物だけはしてたんで、まぁ我ながら凄いことやってたなと思います(ただTwitterを読み返すと露骨に投稿が減っているんで、もうこのあたりで限界が来てましたね)。

で、倒れた後色々とすったもんだありまして。それで退職の流れになりました。15年くらい働いていた会社をこんなふうに辞めることになるとは考えもしませんでした。一応今は普通に動けるくらいには体が回復していますが、重いものを持つことはできません。まぁじわじわ回復の兆しを感じているので、いずれ治ることでしょう。来年くらいに。


さて、そんな私事をわざわざ公開したにはいくつか理由がありまして。前述の通りさくっと退職してしまったので次の職業は決まっていません。休養後にはバイトでもするかなと思っていますが、せっかく人生の隙間時間ができたので、本格的にライター仕事をやってみようと思いました。お仕事ください。得意分野はゲーム機の流通の歴史です! ……ニッチにもほどがありますね。あとはまぁ、ゲームレビューをぼちぼち。

で、もうちょっと体が動くようになってきたらいよいよ初心会の追跡調査をしようと思っています。現存されてる旧初心会加盟社をめぐって、証言を取って、それをまとめていきたいです。noteで有料配信することになると思いますが……これを本にしたいっていう出版社さん、おられません? いや、今の段階では取ってない初心会の皮算用なんですけどね。

「え。仕事やめてお前生活どうするの?」的な不安をされる方も居られるかも知れませんが、一応退職金もあるのでしばらくは平気です。平気ですが、記事購入やサポートしていただけるととてもとても助かります。いよいよもって赤字路線に突き進むのが困難になってきましたので。

これからハローワークにいって、失業手当の申請をして、国民保険に入り直して……とやることはあるんですが、それ以上に時間が増えたんで助かりました。すばらしい開放感! 
長らく行けてなかった歯医者にもようやく行けました。

ライターを本職にできれば一番良いんですが、まぁそれを決めるのは今でないですね。色々とやっていきながら決めていこうと思います。

取り急ぎ、報告まで。最後に皆様にお伝えしたいのは「どのゲームも面白くない、と思ったら休んで下さい。そして病院に行って下さい」ということです。経験者は語る。……あんまり語りたくなかった内容ですけどね。

いやぁ、ティアキン最高ですわ。無限に遊んでいられます。

 




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