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店舗改善に「無理」という固定概念は排除しろ

店長としてやっていると、常に店舗改善というのが付きまとう。

悪い部分はどんどん改善していかなければいけないんですよね。

特に店舗を異動した時に非常に多いこの問題。

ダメな店舗ほど店長を替えるわけだから、異動先がダメなことはしょうがないのだが。

そして、店舗を改善しようとすると、

必ずといっていいほど「それは無理だよ」とか言う人が一定数いるのだ。

もはや改善する気ない人の典型的なタイプなんですよね。

こういった考え方の人ほどベテランのことが多いのです。

もう仕事に慣れてしまって、今更変えられないってことですね。

変えないほうが「楽」ですからね。

まずはこういう人をなんとかしなければいけません。

ちょっと前に書いた記事でそれに近いことに触れてます。

ベテランほど頭が堅く、なかなか折れなかったりします。

なぜ改善が必要なのかをまずはきちんと説明しなければいけません。

よくある改善する要素のひとつがお客様目線でないことです。

例えば、Aという商品とBという商品があるとします。

どちらも10個ずつ作るとします。

トータルの作業時間が一番早いのはAを10個作ったあとに、Bを10個作るという方法になります。

楽なのもこの方法です。

しかし、この商品をA、B両方ともある時間に欲しいお客様がいたとします。

Aを10個作ってからBを10個作ると、その時間に間に合いません。

この場合はAを3個程度作ってから、Bを10個作り、

再び、Aを7個作った方がより満足度が高まることになります。

言いたいことがわかったでしょうか。

これにCという商品があるとさらに時間差が増えますね。

スタッフは必ず「楽」を求めます。

しかし、必ずお客様第一で考えなければいけません。

仕込み作業の順番もそうですし、仕込みの時間もです。

その商品いつ出すんだよって商品を平気で数時間も前に作ることすらあります。

これはいまだに多くの店舗でなされていることでしょう。

こういった部分は改善が必要です。

店長の中にはこういった部分を何とも思わない方もいるんですよね。

私は改善したい方なので、変えようとしますが、

やっぱり、「面倒くさい」ですよね。

でも面倒なことほどしっかり取り組まなければいけません。

アルバイトやってる方は意識しましょう。

そして、こういうことに積極的に取り組んでいく人ほど時給も上げたくなるんですよ。

ベテランなのに時給が上がらない人なんかは今一度考えてみたほうがいいかもしれません。



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