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もちづき夫妻バリ移住トーク&ライブ!前半

【クラブサマンサvol.5 in横浜】
〜不安定こそ面白い!55歳で脱サラ!〜
元教員16歳年下妻と子連れバリ島移住


というイベントに、サマンサさんが私たち夫妻をゲストとして呼んでくださいました!⇒クラブサマンサって?

なんら偉業を成し遂げてもいない、まだバリにも移住していない、自慢できる技があるわけでもない、ただ普通に生活をしている中肉中背?の私たちが人前でお話しても良いのだろうか?そもそもみなさんにとって実のある話はあるのだろうか、、、?

はじまる前から、たくさんの疑問が渦巻いていましたが、「普通のご夫妻だからいいんですよ〜とにかく楽しみましょう!」というサマンサさんのエレガントな笑顔と言葉に励まされ、三人で仮装するほど張り切って当日を迎えました。

(打ち合わせ時の様子。大学やバブル時代という共通点も多い二人。服装や腕組みまで似ている)


当日は緊張のあまり、2時に起床したという夫。(早!)会場の前でポーズをキメています。会場は元町中華街にある知る人ぞ知る(夫は知っていた)『カフェエロガッパ』⇒詳細はサマンサさんのレポート

歴代のクラブサマンサが開催されてきた、いい意味でネーミングを裏切るアットホームな場所。なんといってもマダムの人柄と美味しくて優しい食事が魅力的なのです。お店の入り口にある二階まで上がってみてビックリ!!!なんとマダムがこーんなステキな手描きの絵でお迎えしてくださいました!

(雑だなんて、とんでもない!嬉しすぎます〜♡)

(わが家の写真を絵にしてくださいました・・・ありがたいです♡)

(思わず大歓声をあげた私たち!キメてくる夫)


正直、このイベントを告知した際、本当にお越しいただける方がおられるのか不安でなりませんでした。もしどなたもおられなかったら、サマンサさんとランチビールを飲むことにしよう、と弱気だったのです。
ところがどっこい蓋をあけてみれば、増席されるほどの満員御礼となりました。もちろん、みなさんはサマンサさんに逢いにいらっしゃるのだと分かってはいるのですが、それでも私たち夫妻に少なからず興味をもってくださっていることに、朝食の納豆が口からこぼれ落ちるほど驚きました。

(ファラオ姿が板についてきた夫。入念なメイクをしながら打ち合わせ)

(メイクのノリも頭上のコブラも絶好調!)


続々とはじめてお逢いする方々がお越しになり、遠路はるばる兵庫や長野からいらっしゃる方々も! 私のことをよく知っている友人も、あらためて足を運んでくれることがなんとも嬉しかったです。みなさん早朝から出発したり、お仕事や家事やお子さんのことなどを調整したりして、今日を楽しみに来てくださったのだと思うと、本当に嬉しくて嬉しくてなりませんでした。

サマンサさんと夫と3人で並んで座っていると、これはもう結婚式の披露宴のときに味わったあの感動じゃないか!と涙がぶわ〜っとこみ上げました。でも、最後の手紙までは泣くまいという心意気、ぐっと笑顔でこらえました。

(笑顔の私たちと神妙なファラ夫)

いよいよトークのはじまり!


夫と私の自己紹介。二人の出逢いや馴れ初め、そもそもなぜ夫は48歳まで結婚をしなかったのか?(私も不思議だった)そこに行き着くには、彼の幼少期からのエピソードが大きく関係していました。今も夫の根底に脈々と流れている「一人が好き」「人とちがうことが好き」ということ。子どもがうまれて、ずいぶん忘れかけていたけれど、夫は本来そういう人なのです。背広の下にファラオの衣装を着ているような、それが私の出逢った「望月ひとし」でした。

かくいう私自身も、決して順風満帆で品行方正に進んできたわけではないので、過去のあれやこれやをお話しました。私のやさぐれ時代・・・うぅ忘れてしまいたい。隠していてもしょうがないので、えいやっ!と話してみたら、みなさんがにこやかに(私には見えた)受けとめてくださってホッとしました。「私の過去は嫌いでも、私のことは嫌いにならないでください!」という複雑な心境の「望月さゆり」でした。

(おかしな格好でまじめな話をする不思議な3人)

本題「なぜバリ島へ移住するのか?」

会社員の夫と教員の私が、子育てと仕事とを両立すべく無我夢中だった頃。そして二人目の育休中に訪れた私の葛藤。本当は働いているときから芽生えていたけれど、気づかないように見過ごしてきた本当の願い。
それは「もっと世界を旅したい。海外で暮らしてみたい」ということでした。

夫と私はインドネシアのジャカルタで出逢ったこともあり、お互いに「ゆくゆくはインドネシアの島々をまた旅したいね。海外暮らしをしてみたいね」という想いがありました。でも、それって子どもが大きくなった20年後?それって夫は何歳になる??・・・早く行かなきゃ!

いやいや〜ムリムリ。親になったのだから、子どもを育ててくためにしっかり日本で働かなきゃ。そんな幻想は捨てて現実をしっかり見なくちゃ。私は母親としてダメだな〜現実から逃げてんのかな〜・・・ひたすら自分を抑え込む日々でした。でも私の中には、この安定した生活から抜け出したい!という想いがどんどん積み重なっていったのです。

(びっくりするくらい真剣に語っている。遠い目のファラ夫。格好との温度差がすごい)

「そうだ、バリへ行こう!」


バリ島のグリーンスクールを知り、友人からバリ在住の「sisi」生島尚美さんをご紹介していただき、家族でお話会に参加しました。その後、結婚後はじめてのバリ島一人旅をし、子ども二人と私で一ヶ月母子滞在をしたのです。そこで仲良くなったnananの信子さんたいわ士の古瀬郁江ちゃんをはじめ、子どもと一緒だったからこそ出逢えたご縁や、たくさんの人たちにサポートしてもらったこと。人とのつながりが喜びや安心をもたらしてくれました。私一人の自由な旅では味わえない「バリ暮らし」を母子で体験できたことで、家族の移住を現実的なものとして実感できるようになったのです。

あのとき思いきって行動してよかった!今でもそう思いますが、私の心の中は「子どもを夫に預けて一人旅なんてワガママじゃないか?ダメな母親だって責められるんじゃないか?」そんな不安でいっぱいでした。でも、行ってらっしゃい!と快く送り出してくれた家族への感謝と、いざ旅が始まったときの胸のワクワクを感じていると、人の目を気にすることなんて正直どーーでもよくなりました。それくらい心の底から楽しかったし、責めるどころか、応援してくださる声をたくさんいただいたのです。

(バリ島一人旅の開放感を味わっていた私)

私のバリ移住への想いは高まるものの、夫はそう簡単に決断することはしませんでした。私たち家族はどんな風に生きていくのか?仕事はどうするか?家族を養ってゆけるか?何度も何度も毎日のように話し合いました。サラリーマンという仕事を32年も続けてきた夫が、今まで出会わなかったような方々の生き方や考えにふれ、少しずつ自分自身も変化をしてゆく・・・それは、以前にも増して忙しいながらも生き生きとした姿として私の目に映りました。そして、本当にやりたい仕事を始めるため会社を退職し、ついにはオリジナルソングを発表したり、ライブ出演したり・・・今どんどん本来の夫が突き抜けてゆくのを感じています。

(とにかく、おめでたい日!)

サマンサさんのリードで、楽しくトークが展開してゆきました。ご来場のみなさんからご質問を受け、意識していなかったこともさらに広がってゆきます。夫の幼い頃からの思い出や長い独身生活も、私のやさぐれた過去や先生をしていた経験も、すべてがつながっていて、なんだか愛おしく思えてきました。私たちがなぜバリに移住するのか・・・それぞれの想いやきっかけ、人のご縁や今後の願いを見つめ直し、今までの人生や価値観をも紐解く機会となりました。

みなさん、話を聴いてくださり、ありがとうございます!


バリ島移住。自分たちの選んだ道とはいえ、やっぱり不安はあります。でも、こんなにみなさんが応援してくださっていることがなによりの勇気と励みになりました。バリ島に移住してもつながってもらえたら、バリ島に訪れてもらえたら・・・ありがたいことに、ますます夢が広がってゆきました。


さて、ここで前半のトークタイム終了。私たち3人は後半の衣装へチェンジ!お待ちかねエロガッパ特製の「おむすびと豚汁セット」を召し上がるみなさん。本当においしくて、ホッと安心するお味なんですよ・・・心まで癒やされました♡

「笑いと涙のライブ」後半へつづく!⇒コチラ


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