見出し画像

踏んだり蹴ったりの最終日【ユーレイルパス2ヶ月旅】

11/9 8:00起床。シャワーを浴びて、朝食を食べに行った後にレセプションへ。

私達:預けてある荷物をピックアップしたい
レセ:OKベルボーイが部屋に行くよ

数分後…手ぶらのベルボーイがやって来る。

私達:え?
ベル:あ、5分後にまた来るね
私達:…?

私達:たぶんあいつら分かってないで!レセプションにもう一回電話しよう!

私達:ベルボーイが来たけど何も持ってなかったよ。私達は4日前に荷物を……(OK OKと話を遮られる)
レセ:今ベルボーイが行っても良い?
私達:Yes…

数分後、またもや手ぶらのベルボーイが現れる。

私達:私達は荷物を預けててそれを持って来てほしいんだけど!!!あと30分でチェックアウトなの
ベル:ごめん、僕英語分からないんだ…

トランスレーターで伝える

ベル:OK,レセプション?
私達:Yes

しかし、いっこうにやって来ないベルボーイ…


もう我慢出来ずレセプションへ行き、荷物をピックアップさせてと結果的に自分でピックアップ。

すると、チェックアウト?と聞かれる。

これをパッキングしないといけないから部屋に持って行くねと私。

なんで引き継ぎされてないねん!!!!!!!!


ホテルを出て、近くのバス停からPendik駅へ。Pendikからは途中の駅で降りて、違う線に乗り換えなければなりませんでした。google mapで調べると、タクシーで宿まで20分と出たので、そこからタクシーで向かうことに。

しかしタクシー運転手に宿の場所を見せると、"ここまでは車で行くと遠回りしなければいけないから高くなるよ"と言われました。

じゃあメトロで行く!と言ったのですが、既にタクシーは走り始めており…次のメトロ駅まで連れて行かれました。メトロはどこから乗っても料金は一律なので、結局タクシー代が無駄にかかってしまいました。お金儲けの為だけに働いてるんだな〜と悲しくなりました。


一度気持ちを整える為に降ろされた駅付近でお昼ご飯を食べることに。トルコ料理屋さんがあったので、入ってみました。

メニューは少し高めでしたが、カッパドキアのツアーガイドがイスタンブールはカッパドキアよりも物価が高いと言っていたのを思い出しました。

すると、何故かウエイターがペットボトルの水を1本持って来てテーブルの上に置きました。これは金とられるやつやで!触れないでおこう、と警戒する私達。

ビーフケバブを頼んだのにラムの味…。フードは届いたのにドリンクが来ず…。テンションが下がる私達。カード会計を済ませたと思いきや、またカードを出せと言われる。訳わからないので、とりあえずテーブルに置いてあったボトルウォーターを鞄に入れました。

スタッフは沢山いるのに、誰一人英語が話せず、なんなのかもう訳わからず。トランスレーターを使うと、どうやらこれはターキッシュカードじゃないから使えないとのこと。キャンセルをしたからもう一度払えとのことでした。

もう一度払おうとすると、金額が上がっている。なんで?と聞くと、水代と言われました。やっぱりか、じゃあいらない!と水をまたテーブルに置き直し、キャッシュで払いました。しかしお釣りが足りない…。もう一度ウエイターを呼び確認すると、水代をとられていました。水いらないからお釣り持って来て!と伝えようやく終了。結局気分をリフレッシュ出来ないまま、宿へと向かうことに。


なんとか辿り着いた頃には既に15:00でした。あまり観光には興味がありませんでしたが、グランドバザールが18:00までで、明日はお休みなので今日中に行ってみることに。ものすごい人で、広すぎて迷子になりそうでした。


特に欲しいものもなく、人酔いしそうだったので帰ることに。すると沢山人が列んでいるお店を発見。

ケバブのお店でした。ここは有名なの?と列んでいる人に聞いてみると、1970年から続いている老舗で、とても有名なんだとか。私達も時間があったので列んでみることに。途中で店員さんがやって来て、"君達の分までもしかしたら周らないかもしれないけどそれでも良ければ列んで"と言われました。

15分ほど待って、幸い私達もぎりぎり食べることが出来ました。すごく美味しいと言う訳ではなかったですが、老舗の味を食べることが出来て良かったです。


もう特にやることもないので、久々に海に沈むサンセットを見に行くことに。頑張って港の方まで歩きましたが、残念ながら夕日は建物に隠れていきました。


港周辺のシーフードレストランで夜ご飯を食べて宿へ戻りました。

夕焼けは良い感じ○


オススメ料理は、ムール貝の中にお米を詰め込んだやつ。レモンをかけて召し上がります。初めて食べましたが美味しかったです!



11/10 8:00起床。朝ごはんを食べて、街歩きへ。

友達が行きたがっていたブルーモスクはまさかの大工事中。一応中には入れましたが、ほとんど見ることが出来ず。


他に特に行きたい場所もなく…ぐるっと街を歩いて、お昼を食べに行くことに。二人共何が食べたいのか分からず、友達は体調不良で無気力…。

トリップアドバイザーで調べて星5のレストランへ行くことにしました。

しかし、雑なサービス。美味しくなくて高い料理。何故か食事中に塩・胡椒とナプキンを下げられると言う謎の事態にますます気分が悪くなる私達。

極めつけは、私の料理の中に短い髪の毛が2本入っていました。さすがにウエイターに伝えると、多分木から落ちてきたんだろうと言われました。(庭にあるレストランだったので…) は?と思いましたが、結果的に支払いはドリンク分だけで良いと言われたので我慢しました。

支払い時にクレジットカードを出すと、マシーンの調子が悪かったらしく、キャッシュオンリーと言われました。こちらも負けじとキャッシュは持っていないと言い張ると、ため息をつかれる…こっちがつきたい…。

結局支払いに20分ほどかかりようやく帰路へ。残りの少ないキャッシュで野菜ジュースと水を買って宿へ戻りました。

二人共相当疲れていたのか、大爆睡のお昼寝でした。夕方目覚めて、夜ご飯を食べに行くことに。

部屋から夕日が見えました。


スーパーの隣のお店にクレジットカードマークがあったことを思い出して、そこへ行ってみることに。

そこへ行く前にモスクを発見し入ってみると意外にも綺麗でした。


レストランはと言うと、適当に入ったお店でしたが、ここはようやく…大正解でした◎

トリップアドバイザーのトルコ料理では一番上に出てくるほどのお店なんだそう。サービスがとても良くて、スタッフも皆陽気でフレンドリーでした。

マッシュルームのバター炒めを頼んだのに、海老が入っていてマッシュルームがほとんど入っていなかったので聞いてみると、調理スタッフが間違えてしまったのだとか。たまたま二人共海老が大好きだったので召し上がりましたが、後でマッシュルームも大量に持って来てくれました。

そしてドリンク一人2杯分も無料にしてくれて、デザートも持って来てくれました。食後に、トリップアドバイザーでレビューを書いてほしいと頼まれて、それが目的かと思いましたが、本当にサービスも良かったし、料理も美味しかったので、快く★5をつけてあげました。

ちょっとしたサービスをすることで、良い評価をもらい、それを見た他のお客さんがまたお金を落としにきてくれるなら、その方が長期的な利益に繋がると言うことをおじさんは分かっているんだな〜ビジネス上手だな〜と思いました。

ここのレストランのおかげで、私達のイスタンブール嫌いも少し収まりました。
そして、トルコと言えば、ターキッシュティーの他にアップルティーが有名ですが、このお店で飲んだザクロティーもとっても美味しかったです!私的には、アップルティーよりも好きでした◎


11/11 6:45起床

7:40にイスタンブール空港行きのシャトルバスがお迎えにきました。(一人€10) 9:00頃空港へ到着。

12:00の便でまずはモスクワへ

モスクワで約4時間待ちでしたが、Wi-Fiがないので辛かったです。セキュリティー保護の為、ロシアの番号を持っている人しか使えないのだそう。

モスクワ乗り換えをする時は事前にロシア対応のSIMカードを持って行く必要があります。

11/12 11:18am(日本時間) ほぼ時間通りに成田空港へ到着。


無事に日本に戻ってこれてめでたしめでたし。


【次回予告】ユーレイルパスで2ヶ月のヨーロッパ鉄道の旅〜どれだけ元をとれるのか〜2ヶ月の旅を終えて。トータルどれだけ元をとれたのか。2ヶ月の予算はどれくらい!?

私の価値観に共感したよ。サポートするよ。そんな方に出会えたら、泣いて喜びます。いただいたサポート代金は、自分自身が成長し、もっと素敵な記事を書くことによって世の中にプラスの影響を与える為に使わせて頂きます。応援のほどよろしくお願い致します。