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Yell note :Page59 アリルズユニットライブ Second Half 感想

可愛くてキレそう(??)

おーれーの!!!ミラク!!!

ユニットライブを見ながら自宅でガチ恋口上をキメていた人も多いのではないでしょうか。12月28日と29日に連夜配信されたユニットライブの感想を書いていきますよ!!


12月28日 PathTLive「Be "i" -もうひとりの私へ-」

①コンセプト

ミラク、クリス、ノエル、クオン、リズによるユニットライブ

アニメ絆のアリルとも共通するテーマですが、PathTLiveが表現するのはズバリ「なりたい自分」
誰しもが子供の頃に理想のヒーローやヒロインに憧れるけれど、そんな夢を叶えられるのはほんの一握り。ほとんどの人は諦めながら大人になっていく。でもそんな希望を実現させられる方法があるとしたら…?
バーチャルの世界なら現実の自分が持ちえない輝きを発揮できるかもしれない、という可能性を体現した中心人物は「ミラク⇔日原あゆみさん」その人でした。

②セトリ

1. チャンス!/月島きらり starring 久住小春 :ミラク・リズ
2. ムーンライト伝説/DALI:ノエル・クオン
3. おジャ魔女カーニバル!!/MAHO堂 :ノエル・リズ
4. LINX/Kizuna AI :ミラク・クリス
5. First Light/Kizuna AI :クリス・クオン
6. SHININGi / PathTLive :PathTLive
7. mirAI wave!/PathTLive :PathTLive
8. Be "i"/PathTLive :PathTLive
En1. Link to heart/ミラク :ミラク
En2. Dive into "I"/Alleles Project :PathTLive

③雑感

おジャ魔女とか王道の懐かし曲だよな~と思ってたんですが、よくよく考えたら中の人たちってこの世代だったっけ?と曲の発表年を調べてみたところ1999年でした。2023年からだと…24年前か…。
ということは年齢を公表している日原さんと小玉さんは生まれてすらいない(共に2000年生まれ)ということでは…?!(震え)

そんなジェネレーションギャップに衝撃を受けつつ1曲目の「チャンス!」、4曲目の「LINX」、アンコール1曲目の「Link to heart」と、月島きらりのようなアイドルに憧れていた日原さんとミラクの物語がクロスするようなセトリがエモすぎてアンコールのイントロが流れた瞬間マジで奇声が漏れました。
そしてPathTLiveとしても8月のリアルライブを経ての挑戦ということもあり、まるでアニメ最終話後を思わせるようなチームワークでしたね。個人的にはクオンの立ち姿のこだわりっぷりが印象的で、もしかして川口さんは実際にタイトロングのスカートをはいていたのでは?と思わせるくらいの佇まいでした。おかげでキャラクターの実在感がグッと増しましたね。

12月29日 BRT5「Infinite -ちっぽけな僕に-」

①コンセプト

ニスカ、エリー、サラ、ジェシー、ハルによるユニットライブ

酔狂、ではなく水鏡。バーチャル世界は自分が持つ一面を映し出す鏡、という表現をしていました。それは完璧さ、高潔さ、寛容さといった人間性の極致だったりするのかもしれませんが、特にBRT5の5人はアニメの中でひと際高い理想を掲げているユニットなので中の人たちのプレッシャーも並大抵のものではなかったと思います。
キャラクターが自分をさらに一段高みへ引っ張り上げてくれるような関係性を歌とダンスに込めて。鏡に映ったあなたはだあれ?

②セトリ

1. メルト/supercell :ニスカ・ジェシー
2. ダダダダ天使/ナナオアカリ:サラ・ハル
3. いーあるふぁんくらぶ/みきとP :ジェシー・エリー
4. アイドル/YOASOBI :ニスカ
5. フォニィ/ツミキ :ニスカ・ハル
6. Awakening / Kizuna AI :エリー・サラ
7. アスノヒカリ/BRT5 :BRT5
8. Infinite/BRT5 :BRT5
En. Dive into "I"/Alleles Project :BRT5

ボカロ曲ってアーティスト表記が難しいな…

③雑感

ぶっちゃけボカロ曲は守備範囲外なので楽しめるか不安だったのですが聴いたことのある有名どころが選曲されていて安心しました。まあ私の場合はボカロ曲よりもさらにキズナアイやloveちゃんの曲を知らないという不信心者なので、むしろそっちのパートの方が毎回初見だったりするのですが…。

コンセプト的にはやはりニスカ⇔松岡さんが特に刺さる内容だったようで、MCでもかなり想いのこもったお話をしていましたね。普段のサラのエクストリーム配信を見てる訓練されたファンの皆さんは「もう少し肩の力抜いてええんやで」と思ったかもしれません。片やセンターの人はクンカの舞を持ちネタにしている始末。確かに中の人はDive前だと絶対にできないと言ってましたが…それでいいのかBRT5(白目)。
私はユニットライブにあたって発表された4曲の中でも特に「Infinite」に注目していたので5人のパフォーマンスを見ることができて本当によかったです。生で「やっちゃえばいいじゃん!!」って叫びてえ~~。

4ユニットのラストを飾るライブだったり年末ということもあり視聴者のボルテージもマックスでしたね。それにしても2023年は一年中「アイドル」を聴いてた気がするな…。

ユニットライブ全体を通して

そもそも今回配信された4つのライブはアーカイブが残らないということについて賛否両論というか、否の意見が圧倒的に多かったと思います。見ている側としては損しかないですからね。
で、もちろん運営側としてはそういう意見については織り込み済みのはずなので、それらを上回るメリットや必要性があったと考えるべきでしょう。

もし私が運営の立場だったら、という想定で推測すると
①ファンの実数を測るため
②演者に緊張感を持たせるため
③ファンの一体感を高めるため
という3つの理由が思い当たりました。

①については「アリルズプロジェクトのライブのために時間を使ってくれる人はどれくらいいるのか」という指標を取るためです。2024年には15人でのライブが計画されていますが、仮にリアルライブだった場合は予測動員数によって会場や予算も変わってきます。私が見た限り同接数のMAXは900人強でした。これが運営の目標値の何%だったのか、ワンマンライブにどういった影響を与えるのか、今後の展開を注視していこうと思います。

②についてはリアルライブに近い状況を作り出すことで、視聴者に対するメッセージ性であったりパフォーマンスの強度を上げる意図があったのではないでしょうか。リアルライブと同じように見逃し厳禁!という条件ならより「魅せるライブ」へ意識が向きそうですし。

③については私たち視聴者への働きかけです。YouTubeのコメントに応じてエフェクトが発生する仕掛けがあったり、「同じ時間に同じコメントをする」ことで同じライブ会場にいるかのような一体感を覚えた人もいたんじゃないかと思います。やはりそこはリアルタイムならではというか、まあサイリウムの代わりみたいなものですかね。私は基本的にステゴロ派ですけど。


とまあ色々と邪推してみましたよ。実際的なデメリットとして、知り合いにアリルズを布教したいと思ってもアーカイブが無いとオススメできないのでせめて各ライブタイトル曲くらいは切り抜いてUPしてほしいですけどね~運営さんどうですか~??

ひとまず2023年のアリルズの活動も一区切りということで2024年はどんな年になるのか。なにせVtuberの世界も強敵だらけですから、世間を驚かせるようなコンテンツになってほしいものです。