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"まあ。セレプロなので。"#29 個人協賛レース「セレプロ1周年 特別」ありがとうございました!

まずは以下YouTubeの3:10:00~を見て下さい!

♪やっとみんな会えたねー!!♪(作品違い)

ということで皆さんこんにチアーズ!
10月1日に高知競馬個人協賛レース「セレプロ1周年 特別」が無事開催されました!台風来なくてよかったよかった。
今回はご尽力いただいた高知競馬組合さん及びTwitterでの宣伝を協力してくれたフォロワーさんへのお礼も兼ねて、企画の経緯と感想を述べる記事にしたいと思います。

1.準備

①From 東所沢

そもそも今回の企画初期案を思いついたのって3月13日のセレプロパーティー直後だったんですよ。
イベントが終わった帰り道、会場から東所沢駅までとぼとぼと歩いていた道すがら「これで一区切りなんて絶対いやだ!!」と何度も何度も脳裏で反芻していました。

で、3月19日の鈴音誕生日でTwitterが活気づいていたのでどうにか4月以降もセレプロを盛り上げられる方法がないものか…どうせならキャラクターの出身地とかにちなんで…と色々調べていると地方競馬で個人協賛レースなるものが開催されていることを知りました。

設定された費用を支払うことで基本的には自分や誰かへのお祝いメッセージを込めたレースを開催可能な制度であり、制限はあるもののキャラクターの名前をレース名(いわゆる「痛レース」)にすることも可能。
以前はアイマスキャラ、最近はVtuber関連が特に多く、今現在においてもアニメ系コンテンツでの公式協賛が多いのもそういった土壌があるからなのでしょう。

そして今回の候補としては
「野土香の出身地 北海道のばんえい競馬
「栞の出身地 愛知県の名古屋競馬
「凪咲の出身地 高知県の高知競馬
「まこの出身地 福岡県……の隣にある佐賀県の佐賀競馬
以上4か所を考えていました。

各協賛レースの内容・費用、そして私自身がいちおう凪咲推しを自負していることから、6月1日の凪咲の誕生日に合わせて高知競馬での個人協賛レース開催を目指すことにしました。
というわけで善は急げとばかりに3月下旬に高知競馬に申し込みの電話をかけてみました。高知競馬はwebでの申し込みを受け付けていないので気合いの直電です。

syu「あのー、ちょっと早いんですが6月1日で個人協賛レースを申し込みたいんですけどー」
担当者「すいませんねえ。個人協賛の枠は7月いっぱいまで埋まってまして…
syu「は????!!」

なんと4か月先まで予約が入っているというのです。おかしいだろ!!
まあ誕生日とか結婚記念日は日付が確定してるので私のような人がたくさんいるということなのでしょう。それにしてもすごい人気ですね…。
この時は一度予約を諦め方針転換を余儀なくされました。さてどうしたものか。

4月に入り私は9-tie声優さんたちの活躍を追っていく気持ちを固めていたわけですが、それなら特定のキャラの誕生日というより9-tieに、あるいはセレプロにフューチャーできる日にイベントをやればよいのではないか?と考えが変わってきました。

それならば目指すは10月1日。そう、アニメ1話が放送された記念すべき日
そう決意した私は4月某日に再度高知競馬に連絡し、無事半年先の仮予約を勝ち取ることに成功したのです。

②はじめてのこじんきょうさん

少し時は流れ8月某日。アニサマに向けてシャドージャンピングをする傍ら、企画の宣伝やら根回しの開始です。

協賛レースの本格的な手続きのため、申込用紙に必要事項を記入しFAXを送ります。「自分の個人情報」「協賛レース名」「協賛コメント」などなど。無事に届いたようで数日後には担当者の方から電話がかかってきました。

担当者「今回は協賛レースの申し込みありがとうございます。それでコメントの内容について確認したいのですが『セレプロ』というのは『SELECTION PROJECT』というアニメのことですか?」
syu「(こいつ調べたな?!)はい、そうです」
担当者「なるほど。それで『チアーズ』というのは『今鵜凪咲』さんのファンのことですか?」
syu「いえ、『今鵜凪咲』というキャラがアニメの中で『9-tie』というアイドルグループに所属してまして、『チアーズ』というのは『9-tie』のファンのことです」

……といった感じでセレプロの固有名詞に関して大真面目に説明するという羞恥プレイが繰り広げられました。会話途中でふと我に返り「俺……いい歳して何やってるんだろう……」と思ったりしましたが何とか伝わったようです。
ちなみに『チアーズ』って厳密には『SELECTION PROJECT』というプロジェクトそのもののファンのことだけど(例えばセイラのファンもチアーズですし)、厳密に説明すると長くなるので電話口では省きました。セレプロ警察の皆さん許してクレメンス。

無事にレース名とコメントが受理され、協賛金の振り込み用紙が郵送されてきました。アニサマ翌日の筋肉痛を引きずりながら銀行へダッシュし投銭協賛金1万円を課金。これにて事前準備は完了です。
ちなみに高知競馬の現地に行けば来賓室に入れたりするそうですが私は在宅勢でした。高知はさすがに遠すぎた…。

③はじめてのとうひょう

レース3日前となる9月28日以降、競馬webサイト競馬新聞、スポーツ紙に出馬表が掲載されました。紛れもなく「セレプロ1周年」の文字が刻まれています。その時は「犯罪以外で自分のやったことが東スポに載るとはなあ」としみじみしていました。

こちらは前日の東スポ夕刊。
他にもサンスポや日刊スポーツにも載っていたそうです

フォロワーさんへの告知なんぞをしていたところ馬券購入の話が出たのですが私は馬券買ったことなくてですね。
今回は協賛者でもあるし記念に買ってみよう!ということでマキバオーを見て得た知識(古すぎる)やフォロワーさんからのレクチャーなどで何とか購入まで完了。今回私はオッズパークを使いました。
にしても馬券の種類多すぎて何をどう買えばいいかわからないし、予想紙も暗号のようなデータが満載で普段競馬やってる人はすごいですね。

2.当日

①橋口アナの名コメント

レース開始は17時45分出走の第5レースだったので日中のうちに雑用を済ませて17時にはモニターの前に待機していました。高知競馬はYouTubeとニコニコ動画でライブ中継されるのでiPhoneも駆使しながらの視聴です。

第4レースが終わり第5レースに出走する馬がパドックに入場していきます。事故や故障などなくみんな無事に走り切ってくれ…!などと願いつつニコ生の画面を見ると「セレプロって何?」「ゲームか何か?」といったコメントが流れていてちょっと面白かったです。知らない人はそう思っちゃいますよね。

そして出走直前。遂に私のコメントがドカンと画面に表示されました。

高知競馬YouTubeチャンネル より
オリジナルアイドルプロジェクト『SELECTION PROJECT』、通称「セレプロ」1周年おめでとうございます。
プロジェクトの9-tieに所属する今鵜凪咲さんは高知県出身の中学3年生。アイドルというお母さんの夢を叶えるためにもチアーズの応援に応えてもらいましょう。
改めてセレプロのご盛況お祈りいたします。そして協賛ありがとうございました。
橋口アナのコメント

前述のとおり私はセレプロについて最低限の情報しか伝えていなかったので、凪咲のお母さん云々については恐らくWikipediaで調べてくれていたのだと思います。それにしてもアイドルコンテンツであるセレプロそのものではなく凪咲のバックボーンについて言及すると思っていなかったのでとても驚きました。やばーい。

②レース開始!

ゲートの上に設置された電光掲示板にも「セレプロ1周年」の文字が。何だか気恥ずかしい気分のままスタートを見守ります。

レース自体は戦前の予想通り1番人気のクリノライメイ号と2番人気のコパノデイトナ号が主導権を握る形となり、最後はハナ差決着という手に汗握る展開でした
1,300mだとあっという間でしたね。

1着 9番クリノライメイ号
2着 7番コパノデイトナ号
3着 10番サンコーチ号

私の収支はというとマイナス1,700円というほろ苦い競馬デビューとなりました。ビギナーズラックなんてなかったんや…。

3.後日談

①個人協賛の特典が届いたよ

最後の差し合いかっこよすぎ!

レースから数日後、高知競馬から郵便物が届きました。
中身はレースのゴールを収めた写真(赤岡騎手のサイン入り!)と、地元の競馬予想紙でした。

申し込みからレース、そしてレース後の特典までもれなく対応していただき高知競馬組合さんには大変感謝しています。ありがとうございました!
今後も橋口アナの名実況に彩られた熱いレースが繰り広げられることを願っています!

②レースご視聴のチアーズさんへ

先日の野土香誕について公式は2日だか3日遅れでtweetしてましたが、セレパでコンテンツの一区切りを宣告された以上、こういった流れになることは3月時点で予想していました
だからこそ今回の企画は「公式の供給がないなら自分で何とかする!」という同人界隈のような気概で臨んでいたわけです。

Twitterではちらほらと馬券を買ったという方もいましたし、「セレプロってもう1年なのか」みたいな『ファンというほどではないけど当時視聴してた人』もいたようで、一定の成果はあったんじゃないかと思います
コンテンツ規模を考えれば爆発的な効果を期待するのはそもそも難しかったのでまあ妥当なところかなと。

今後公式の動きはどうなるかわかりませんが、少なくとも今回の企画に興味を持ってくれた人たちは某調査兵団の如く修羅場を潜り抜けた歴戦のチアーズでしょうから今後もそれぞれのスタンスでセレプロにエールを送り続けてほしいです。

ではでは、ご視聴・ご参加ありがとうございました!