ゼノブレイド2 クリア感想ネタバレあり


エンディングに至るまでネタバレしかしてないです!
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序盤、すばらしく綺麗なファンタジーで、サーガ以降やってなかったからもしかして知らないあいだに、こんなに守りに入ってしまってるのかと思ってたんですが、後半胃がきりきりする展開がどんどんきて、「これです!これですありがとう!」みたいな気持ちになりました。
超満足の187時間!w
現在2周目10時間で4話にたどり着いて感動してます。

感想が、どうまとめていいかわからなくなるくらい長くて、、。
特に誰のではないこと先に話してからあとはキャラクターに準じて話そうとおもいます。


《在りし日のふたり》


自由なんだろうけど。
私は、全ての「ふたり」だと感じたし、ドライバーとブレイド以外でしっくりくるのは、マルベーニと母親、クラウスとガラテア。
クラウスとガラテアは本編ではあんなかんじしかうつってないけど、ハナがモルスの地をみて感じたように「きっと幸せに暮らしてましたも」。
物語が進むと「忘れること」と「継承されること」が印象的に感じたので、まだ生きてる「ふたり」も、いつか終わり、忘れられる(ブレイドは忘れる)のか、でも意志を繋いでいく人がいればそれは忘れられたとは言わないのか、うーん実にスレスレの哲学。
生きているうちに生きる意味を見つけられるのか。見つからなければ託せばいい。ジークは王族だし、メレフはいちおう王族でもあるけど軍人であることを考えると、ふたりがその言葉で想像した絵がそれぞれどんなものであるかの違いも面白かったです。


《フィールド》

アヴァリティア。アルスがかわいいナンバーワン。最初まだ慣れないときにアヴァリティアでどんどん時間がたって何日も経ったとき、遅いとペナルティあったらどうしよう!ってドキドキしてたのはいい思い出です。国じゃなくて活気のある市場ってかんじで独特の雰囲気がよかった。

グーラの大満足大自然はほんとたのしかった!水か雲海ならどんな高さでもノーダメなのは嬉しい仕様。蒼天のクチバシから湖ダイブ!メレフとネフェルもこんな風に遊んだんだろうか、、。
最初トリゴのマップが覚えられなくて不安になったけどそのうち覚えるもんですね、、。

スペルビアは、廃工場行くときに見つけられなくて、レベル80の生息域をダッシュで駆け抜けるっていう暴挙を果たしたマップでもありますwwwある意味それで行けるのってすごいw

リベラリタス!水族館ダイスキーとしては最高のフィールドでした!普通に島もきれいだし、、。わたしはここのお茶会参加するよ(笑)イヤサキ村は、こんな名前なのに中盤に出てくるって珍しいですよね。エルピス霊洞は苦戦しましたが、俺のハナが活躍したので許します。

アーケディアは、荘厳な建物と静かな空気の下にある、雑多とした難民キャンプがかなりモヤモヤしました。
住人の言葉ひとつひとつにもたくさんの風刺的なものをかんじて、ここの話はまともにやると問題の記事になりかねないのでもう黙ります(笑)

テンペランティア、もっと発展できるとおもって延々とサルベージしてたんですけど、できない、、?あってますか、、?あの駐屯地がやたら栄えるところがみたかったです(笑)初めてみたとき倒せないとおもった恐竜が倒せたときの感動は忘れない!

モルスの地にはじめて着いたとき、鉄やコンクリートが、それが作られてそこに人が暮らしてた時間よりも遥かに長い時間、朽ちることも再生することもなくそこにあったのかとおもうと、何とも言えない気持ちになりました。なんかレックスは新しい力(ポニーテール)を手に入れたりで達観してて気分よさそうだったけど、私ならあそこについたらなんか絶望するw
あれが現代だと解釈すると色々思ってしまいますが、あまっちょろい考えがよぎるたびにヴァンダムさんの食卓での言葉が刺さってきます。結局それぞれが自分の戦をがんばるしかないんですよね、、。

世界樹、バイクはぜんぶアンカーでパンクさせたかったです(真顔)。
結局巨大ロボかーーい!なイーラvsアーケディアの背景はずっと見ていたかったです。

楽園はこっちのほうがまだほっとする廃墟wレックスが最初に言ってた楽園の定義「天気も自由で、みんなが快適に暮らせる豊穣の大地」っていうの、ファンタジーな理想郷かと思ったらむちゃくちゃ科学なこういうことだったのか、、という。ホタルのキズナトークで、ホタルがここを豊かにしたいと話してたのに、ホムラ粉砕してもうて少しかなしかったwホタル「どうして大切にしないんだ!」

アイオーン格納庫、ここから第二段階でお外いくのかと思ったら、ずっと格納庫でしたね!せっかくかっこいいのに格納されたままだったのは少し残念でした。ちょっと戦いにくかったですし(笑)。一回目はタイタンに吹き飛ばされて落下死したのは内緒です。


《キャラクターさま各位》

レックスは途中でもっと闇落ちでもするかと思ったけど、最後まで主人公でしたね。
あんなにまっすぐ主人公だと現実味なくなりそうなものですが、数々の思春期ネタが人間味を出してて、嫌いになることはなかったですw最初の記憶の中の楽園で、「え?!いいの?!」って言った瞬間、一生応援できると確信したw
ベタだけど、7話ラストの絶叫戦闘→ホムリ覚醒は熱かったです!最初に古代船でホムラが覚醒したときと同じアングルなのもよかった!
エンディングのホムヒカ帰還は解釈色々あるとおもうんだけど、私個人としては、聖杯じゃなくなって、命の共有も解除されて、初めて同調、、なのかなと。ふたりの表情をみて記憶なくなってるのかと感じることも出来るけど、どうなのかなー。でももう、ご都合でもいいよ。帰って来てくれるなら、、。
しかし、全てを救いたい→ホムヒカがいないと意味がないと気づいて少しは絞るけどでもなるべく多くを救いたい→マストだったホムヒカを捨てなきゃいけない→決別で大人になるのかと思ってたけど、ふたりが最後戻ってきちゃいましたね、、。これからはふたりにビシバシされるのかな、、w

さあ、どちらで呼びますか?
残酷だろう。どっちも大好きさ。でもホムラにしました、、。お茶が好きで料理が上手でダサいとかハイスペックすぎて普通に好きなのもありますが、やっぱりレックスとして最初に覚醒して、楽園につれて行きたい!って思ったのはホムラだと感じたから、、。
ヒカリは、どうしてもアデルのブレイドってかんじがしてしまうんだけど、その時に感じた自分の力への嫌悪(ホムラを作りだしてしまうほどの)とかを、レックスが払拭して乗り越えたのとか考えると切なくてひとりになんて出来ないんだよねー。
まあ元々ヒカリだし、ほんと難しい。元々といえばそもそもプネウマですしw
ヒカリはホムラ作るとき「お料理上手になりたい」とか思ってたんですかね。かわいいじゃん、、。

自分を消すために楽園に行きたかったふたりが、最後レックスたちをだますときためらいがあったのがすごく切ないし悲しいけど、それは「生きたい意味を見つけた」証明でもあるような気がして、嬉しかった。このあと死んでしまっても生き長らえてもそれを見つけたことがサクセスなんだと。
生まれてきて、どうだったんでしょうね。読めません(笑)

ニアは、いま2周目なんですが序盤からかなり複雑な演技があって感動してます。
正体ブレイドとしての発言や何かを思う目線、レックスへの気持ちを持つか持たないかくらいでホムラが現れて、期待しないように振る舞うかんじとか。こりゃ「お嬢様がどれだけ自分を殺してきたと!」ってじいやが激おこなわけですよ。
少しそれますが楽園でのエピソード、ニアだけ恋愛事情大暴露されててや、やめてあげろぉお、って思いましたw
ブレイドになってからの見た目、かわいいのも大概にしたまえってかんじでつれ回したい気持ちもあったんですが、私の編成ではドライバーとしてもなかなか優秀で、回復管理を自分でしたいのもあってわりと操作してました。
エンディングでぬか喜び、、少しはしたんだろうか、、。私ならたぶん、少しはしてる、、(ごめんなさいごめんなさい)。

落下したときのビャッコの「ッッナントォ!!」が大好きですw
ニアがお嬢様じゃなくなってから同調したようにかんじてるんだけど、お嬢様ってよんでくれてありがとうそういうの大好き!じいや!
本人はモフモフのポジションを意識してるみたいですが、じっちゃん&ノポン族という強敵をまえにいまいち定着しなかったどころか、ニアが「チクチクする」って文句いうエピソードばかりが目立ってしまったかわいそうなモフモフ。
メレフだけだよ、、モフモフって言ってくれるの、、。

トラ。なんかでかくないですか?タテゾーよりもひとまわり大きい気がしてて、人間にするともしかしたら結構巨漢なのかなーと。おうちで生の果物だけかじりながら研究ばっかしてたみたいですしw
どぎついメイド萌え体質の巨漢、、しかしそこに「人工ブレイドがつくれる世界唯一の天才」っていうワードがつくとなんでこう魅力的なんでしょうか。緊張感ない、怖いことや嫌なことにたいしては正直すぎるのに、すごくきちんとメンテナンスするし。欠陥の大きい天才は最強です。
廃工場(モルスの断崖とどちらのために作られた曲なのかは今存じ上げませんが)あそこを攻略してるあいだ、父親が生きているかもしれない、自分たちの技術で悲しい命が産まれている、という気持ちが曲から迫るようで辛かった。
まあ私が元々ロボネタ弱いのもありますが。

そしてその天才が作ったハナがほんとに天使!
わたし特にビジュアルどストライクでもなんでもないし(ロボ子というとこを除いて)、こんなに好きになると全然思ってなかった!
まず動きがいちいち天使。迷ったときも、びっくりしたときも、なにしても天使、、。
性格にかんしては、最初の起動時の事故で「トラの設定でかなりどうにでもなる」ように感じたので、あれがトラの設定ならトラめっちゃいいこやん、、。

レックスが「村に帰るわ」いうたときの吐露は思い出しただけで泣く。あそこはトラの表情もズルい。
あとはキクとの対決で「おまえはポンコツ」いうたときも、もう汗がとまりません。
ポワポワのハナなのに美しかったです、、。

JDのダンスはスペルビア(昼)で踊らせるとテンポとかもぴったりで面白いですよ!

メレフ。
まじで何も調べずにプレイしてたので味方になると思ってなかったw
よく「敵のときめっちゃ強いのに味方になるとステータス補正されて弱い」みたいなのあるけど、メレフは普通に最後まで主戦力でした。
楽園もニアはすぐ勝てたのでなめてかかったら瞬殺されましたしw
かっこいいキャラに多い「中身は乙女」かとおもいきや、乙女どころかど天然。しかもポンコツ(誉めてます)!!
序盤グーラでホムラが被ってるフードも、お着替え要素で実装しないかなと期待せずに妄想してますが、メレフさんのめっちゃダサい私服とかもめっちゃ欲しいw
パーティー中たったひとりの人間。まじかよ。
傷がこわいのか、ブレイドイーターになるのにひよってましたが、いいんですよあなたくらいは人間でいてください、、。もう強いし、、。
すんごいどうでもいいけど階級ぜんぜん下の軍人と結婚して格差婚とか言われてほしい(ほんとにどうでもいい)。

カグツチは初登場時、服に目が行ってしかたなかったんですが()。普通のことだと信じてます。
もっとずるくて意地悪なんだとおもっててから、ホムラを案じるとことかが意外で印象的でした。
500年前の回想から、記憶をなくしてるのはカグツチとカスミ(ファン)だけかな?
不安をシンに吐露したのは、カスミが全部わすれ、まるで他人のようになっていたのを見てなんでしょうか。
ホムラが「覚えているせいで苦しむならば忘れることもいいことなのでは」って言うけど、この人は後の自分に伝えたいことしか書いてなさそうなので安心ですw

ずるい。専用音楽あるのもまずずるいwww
眼帯王子しかもバカっていうと某碧玉しか思い出さないんですが、パーティー入るとこっちはかなりまともでちょっと拍子抜けしたくらいw
パパとはもっと早くわかりあえたんじゃないかな。まあ反抗期が長かったからしかたないか。
戦闘要員としてはかなりクセが強くて、君のこだわりの必殺技名のせいでコンボ間に合いませんわ!ってなるけど、まあみんなバランサーもつまんないしね。終盤ユニークモンスター討伐のときはたくさん遊ばせてもらいました。

サイカはメガネ透けなくてもセクシーでよかったですが、透けてもかわいくてずるいです。めっちゃ中身おんなのこおんなのこやし、、ずるい。ジークはいろんな人とフラグたてすぎ(ここは某碧玉と共通)ですが、最終的にサイカが鉄壁感ありますねwゲンブ操作したり、じつはなかなか特殊なブレイドですが、逆に王子しんでコアに戻ってたらあのときゲンブも沈んだんでしょうか。

カメキチに秘密の設定がなくてちょっぴり残念でしたwむしろゲンブ動かしてるのカメキチ、とかなのかと結構後半までおもってたw

登場時から悪役にしかみえないのはたまにきずです。
しかし敬意を評したいのは、世界樹の外枠をごりごりクライミングしたってことですかね!そうだよねエレベーター動かせないもんね!階段も見つからなければもう外側登るしかないよね!w
リアルに考えるのも野暮ですが、次の入り口がどこにあるかもわからないのにあれ登るのほんとにすごい執念、、、。
ありゃー神もこわくて応対できないわw
世界樹で出てきたときも、最初見事に誰かわかんなかったよwwwwwwいつあれになったの、、、ジークよくわかったなwww
悪役にもつらい過去がーみたいなの好感持てないこと多いんだけど、自らそれを言い散らさないところが切ないというか、まじで悪いとおもってないんだなぁみたいな、、。悪かったのかなそもそも、、。
母親の死体がこの作品トップのトラウマですが、死に際のジークの回想がずるかったです。あれもこのひとでした。

クラウス・神はもっと超常的存在で敵なのかとおもってたけど、実に出自の納得できる神で。なるほど、そりゃあ神だわ。
絶望のままながいことあそこであぐらかいたまま世界ウォッチングしてた彼に最後のワクワク与えたレックスすごくない?あれは笑顔で娘あげちゃうわ。
あんなに絶望してたのに、ちゃんと見続けたり、ちゃんと思考停止してない(レックスの中にワクワクを見つけられる)のは元々根っからの研究者であるからなんだろうけど、やっぱ神とかになっちゃうほどの人だったからなんですかね。
あの年月でガラテアをおもうのも闇がふかい、、やばい、、。

メツはもう小僧ネタがしんどくて、まともに見られないんですが、ほんと基本的にはいいお兄さんっぽいので、コアさえ残ってれば彼の新しい人生も応援したかったです(笑)でも本編でのからみは少なかったけど、マルベーニに一番同情して彼を案じていたのはメツだったのかもですね。ぜんぜん違う人生だったけどうまれてみて、彼もきっとホムラやヒカリと同じ事を思ったとおもいます。何て言ったのか知りませんけどwwwww

シンは、メツがいった「言葉は呪いだ」ってのがすごく同感。善意も悪意もなく誰かが吐露した気持ちが、その人を大切におもう人には呪いになることがある。いちばんベタな例では子供が100点とったとき母親が「いい子ね」って言ったら、100点をとらなきゃいけないんだ、と曲がってしまうような。ラウラもきっと苦しんで欲しかったわけじゃない、それもわかってるけど、ラウラを忘れる(覚えてる人がこの世からいなくなる)わけにはいかない、呪い。最後までどう生きて死ねばいいのか迷い続けてたのか、世界樹でラウラがこちらを見てたとき、シンの心が刺さるみたいに痛かったです。

ベンケイにはもっと紅一点として、それらしい活躍もしてほしかった気もしますが、個人的にはイーラのボリュームは今が限界にも思うのでまあ、しかたないかwヨシツネやサタヒコからの愛情を信じられないのは、何かを信じて傷つくのが怖いような弱さが見えて、人間くさくてよかったです。ちょっとガラ悪すぎでしたがw

ヨシツネは、メツやシンやサタヒコと違ってむちゃくちゃ未練ありそうに死んだかんじがたまらなくよかったですね。くだらねぇ、って言われてもそんな絆にすがるしかなかったり、演出過多なのも、メンタル最弱で非常においしいメガネでした。ベンケイもさいごサタヒコのことしか考えてないしねwかわいそうにw

サタヒコはネタなのかマジなのかややはっきりしないのはわざとだったのか、わかりませんけども。マジな場面も多かったので、じゃああのネタみたいな性格要ったかなぁみたいな。それか9割ネタで、終盤の肝心なときにはじめて「あれは計算だったのか」って思わせてほしかったかなあ。まあ、個人の意見です。貴重なブレイドイーターですしね。

ノポン1可愛くて勇敢なドライバーアルルちゃんですも!お帽子めっちゃ可愛いですも!!!

ぜっったいまだ言いわすれてることもたくさんあるとおもうし、各お気に入りのレアブレイドのはなしもめちゃくちゃしたいんですが、2周目終わったらまた書くかもです(笑)
ほとんどいないと思いますが長らく読んでいただきありがとうございました!

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