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【ライブレポート?】打首獄門同好会@ZEPP TOKYO無料生配信ライブ



いやぁ、このバンドは面白い。




初めて打首獄門同好会のライブを見たのは4年前のLIQUIDROOM EBISU。
名前は以前から知ってて、MV面白いことやってるバンドという認識だったが、ライブがスクリーンに出てくる内容が歌詞とリンクしてて面白く、MCも面白く、楽しかった。











どんどん規模が広がり、テレビ出演や日本武道館でワンマン公演、幾多のライブフェスに出演と飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍している。







その後の同じ年(2016年)の11月に立川BABELで見てそれ以降、ライブは見れていない。実に4年ぶり。















最初にプロ野球の中継でよくある解説席のセットがフロアに組まれていた。
MCの方と赤飯(オメでたい頭でなにより)が喋る。
喋ってるうちに聞き慣れないSEが始まり、前述の2人も「いつもと違いますね…」と動揺の声が漏れた。













初っ端からやられた。
新曲と思われる「新型コロナウイルスが憎い」が始まる。








いつ制作したのかは不明だが、スクリーン含め急ピッチで作ったことだろうし、「ぜんふ、コロナのせいだ。」と言わんばかりの憎しみが爆発。最高のつかみw








「こどものねごと」からボルテージはMAX!
今月二回目の「肉の日」との煽りで「ニクタベイコウ!」からのがっつりしたご飯関係なのか、単にニンニクの日と日付の語呂合わせに関係したかはわからんが、二郎系ソング「私を二郎へ連れてって」













「音楽依存性生活」が披露された。
後のブレイクタイムにてMCさんが「レア曲」と語るほどであり、無料配信故に披露されて良かったなと思いました。












会長のスクワット漫談と講座から「うちの中でも身体を動かし免疫力を高めろ!」とのことで「筋肉マイフレンド」。身体関係から「糖質制限ダイエットやってみた」の流れは実に面白い(福山雅治Vo)









食関係から「TABEMONO NO URAMI」は笑ったし、「勝手に食べたプリンで虫歯になれ」との向上からDr.COYASSが現れfeat.した「歯痛くて」は素晴らしく、コンセプトライブにきているような感動を覚えた。
















再度ブレイクタイムになり、「北海道の匂いが…」と語った後にそんなに北海道と関係ない四国のお遍路巡りテーマとした「88」






何かきぐるみがもそもそと現れたらMVでコラボを果たしたゆるキャラ(?)の「コウペンちゃん」が現れ、フロアには何故か布団がwww
Zepp TOKYOのライブでフロアに布団が敷かれたのは初めてでは?wwwwww


やる曲はもちろんタイムリーな「布団の中から出たくない」
からの布団を占領する猫(ぬいぐるみ(?))がいて、
この殺伐とした世界の雰囲気を緩くしてれる「猫の惑星」





「Shake it up 'n' go ~シャキッと!コーンのうた~」では堂々と歩くJUNKOさんw





そして、カオスな解説席www
どこで手に入れたwwwwwwwww














ぐだっとゆるいMC「長期連休で…」と口にし、不穏なギターのコードが鳴る。
はたらきたくない、でも働いた人を讃える「はたらきたくない」からの、生姜の被り物してjunkoさんと会長の竿が入らないコントが披露。
岩下の新生姜を歌った「New gingeration」









再度MCへ。「うまい棒をいつも配ってるけど、今日はお客さんがいないからなぁ」のやり取りから始まり、観客1人の中行われた「デンジャラススティック」は凄く面白かったし、





その次のマグロがフロアに投げ込まれる「島国DNA」はマグロがワイヤーで吊るされたり、赤飯とマグロが床に転がる光景がシュールで爆笑w











更に「きのこたけのこ戦争ができない!」と会長が気づいた時駆けつけたのはバックドロップシンデレラ(バクシン)の渉さん。













これによりフロア2人でウォールオブデスを繰り広げたり、サークルピットやモッシュが最強(?)な「きのこたけのこ戦争」は大将しかいないフロアでやり合う戦争が見られ、なかなかない光景で笑えましたwww











その2人が諭吉を拾う「カモン諭吉」からスクリーンでまる子ちゃんが華麗なツーステップをキメていた「おどるポンポコリン」、昨年の秋に来た台風への復興と豊作を願った「日本の米は世界一」は最高過ぎた

















19:45ぐらいに終わったが、スタッフの方から「最初から」の声がw



今回のツアーで毎公演呼んでいるスペシャルゲスト、今回はHEY-SMITH(ヘイスミ)よりホーン隊が現れて「パ」を演奏。最後に「フローネル」でしめたが、1番で熱く熱弁してた会長に対し、2番ではjunkoさんの「飽きた」「いつも風呂入らない」と爆弾投下w











終わった後は会場にいる人達(スタッフと、出演者、ペンギン)でお客さんのものである誰もいないフロアでパシャリ。終了


















感想
素晴らしかった、これが音楽の底力かと言わんばかりのパフォーマンス、といってもいつも通りの気負わず緩さMAXの彼らでした。





「下(フロア)はお客さんのもの」と言い切ったり、「行けないライブ、バンド沢山ありますが、彼らは今力を溜めています」とフォローしていたり、



今回の新型コロナウイルスで取った対応は、千差万別ではあるものの、音楽や音楽を愛する人達を失いたくない為の決断であり、開催しようが中止にしようが、全ては尊重されるものと思います。












特に収益が見込めない、3日間で突貫的にセトリ演出などを厳しい決める状況の中、裏方さんも演者の方、駆けつけた方達もみんな音楽に向き合った答えの1つが今日の配信だと思ってます。













自分は3月頭のライブ参戦が中止や延期、開催はするけどライブイベントを辞退するバンドも出て、自身の不調もあり、払い戻しすることも決めました。
15日まではライブはないです。













こういったらライブを行ったことで元気になった、励まされた方も多くいると思いますし、私も救われました。





皆様お疲れ様でした。
音楽の底力を見せてやりましょう!

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