水無月透子(たかせ)

写真自撮 小説家になりたくて焦っている大学生 twitter→@toukoair フォロー・コメント嬉しいです 紀尾井文学会のアカウントで「砂糖酒」「〜透子」等の名前で書いています

少年は少女を守りたいのか?〜創作における主人公の性別必然性を考える

いつも主人公の性別を決められなくて困ってるんだけど、今書こうとしてるのも困っている。そろそろちゃんと向き合って答えを出さなければずっと書けないので、少し考えてみる。

そもそも決められない理由は、そこに「性別の必然性」が感じられないからだ。この文章中で「性別」「男の子」「女の子」などと表した時は身体的な性、つまりSEXの意味で言うのだけれど、男女にはどうしてもその性差、つまり身体的な違いがある。こ

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短編4作まとめ(ツイッター1p創作より選別)

『有料会員』

『ソラクラゲ目ツキクラゲ科カグヤモドキの毒』

『ダチュラの呼び声』

『ありとなめくじ』

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1p創作は最近やっていません
気が向いたら再開します

ユラギノ勇者

なんてことない日常に飽き飽きしていたら、最近はやりの異世界転生をしてしまった。しかし僕は勇者にはなっていなかった。別にスライムに変態しているわけでもない。どころか、世界には何にもなかった。

「なにこれ?」
思わず声が出る。周囲360度をぐるり見渡しても本当に一切何も存在しない。全方位へ無限に続く真っ白い空間。いや、そこは透明で、白でさえない。色さえも存在しない。だから、白とも黒ともつかないし、光

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小説じゃないー『風邪とかさぶた』

小説じゃないし詩でもない、なんかよくわかんない文です

『風邪とかさぶた』

風邪で痛んだ喉を舌で引っ掻いたり、治りかけで縞模様に滲んだかさぶたを剥がしたり、病熱に浮かれながら夜桜並木の下で風に体を冷やしたり。
身体を痛めつけることには七味唐辛子のようにピリリとした快感が走る

薄利多売、剥離他売
体からピリピリと剥がしたかさぶたが一枚5円くらいで売れる世界
流氷と共にしか生きられないクリオネや岩

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わたしもタイトなLoopでヒーヒー言わされたいんだけど

星の欠落

「全然気づかなかった。」
女の子は、悄然と呟いて洞窟の地面を見つめた。そこにはボロボロに引き裂かれてしまった影があった。ランタンの灯に照らされてゆらゆら揺れ動いている。
氷の世界、炎の世界、土の世界、空の世界と女の子は無謀な冒険をしてきて、それでもまだ足りずに地下洞窟の世界に乗り込んだところだった。沢山ある世界達の中でも一等危険と言われる所。
無謀な彼女を『怖いものなしのジョバンニ』みたいに巨大な

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