【9月22日開催】トークイベント「表現としての医療・健康情報—情報をデザインし発信するということ」

 医療・健康情報発信に関わる人のためのトークイベント「表現としての医療・健康情報—情報をデザインし発信するということ」を神保町ブックセンターにて、9月22日開催いたします!イベント詳細は以下のウェブサイトをご参照ください

参加のお申し込みは以下からお願いいたします。

 今回のトークイベントでは、”情報の正しさとは?” という根本テーマから、”情報を調べること” そして ”情報をどう発信するか” つまり、エビデンスをナラティブに変える過程での”情報表現”に切り込みます!

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☑エビデンスとナラティブに境界は存在するのか?
☑正しい情報とそうでない情報を、何を根拠により分けているのだろう?
☑情報表現は医療を、臨床をどう変えていくのか?

 情報の高度なデザイン化が進みつつある現代社会で、医療・健康情報はどのように発信され、また日常生活にどのような影響をもたらしているのでしょうか。 ぜひ、ご参加ください!

【企画概要】
 情報とは、「ある事柄についての知らせ」、あるいは「判断や行動するために必要な知識」という意味を含んだ言葉であり、文字通り「知識」と密接な関係を持っています。例えば、「知識」を整理してまとめたものは、一つの「情報」を形作ることでしょう。他方で、信念という形で切り取られた「情報」の一断面を「知識」と呼ぶこともできます。すなわち、「情報」を経験から解釈したものが「知識」というわけです。

 では、情報は知識によって形作られるものなのでしょうか。それとも知識は情報が生み出した信念なのでしょうか。このように考えてみると、知識と情報の境界は曖昧になっていきます。人の知的営み、文化的な生活を支えているものは知識であり、また情報そのものだと言えるかもしれません。

 そして、知識にしろ、情報にしろ、それを伝達するということにおいては表現の一形態と考えることができます。近年、“インフォグラフィックス”と呼ばれる情報を視覚化した図表が広く活用されるようになっていきました。医学論文のような専門的な学術情報においても、研究方法とその結果を図形化した“ビジュアル アブストラクト”を掲載する学術誌が増えています。

 情報の高度なデザイン化が進みつつある現代社会で、医療・健康情報はどのように発信され、また日常生活にどのような影響をもたらしているのでしょうか。本セッションでは、医療・健康情報を取り扱う様々な立場の専門家にご登壇いただき、情報との向き合い方について、多面的な視点で議論したいと考えています。

企画:青島 周一
主催:地域医療ジャーナル|地域医療編集室

 

 

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