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【Mac】ゲーム開発に役立つツール

今回はMac OSX環境でのゲーム開発に役立つツールを紹介したいと思います。

■ゲーム開発環境

ゲーム開発環境は様々なものがあって、私の場合は用途によって使い分けています。

* HaxeFlixel: 2Dゲーム専用ゲームフレームワーク。ライブラリ
* GameMaker:Studio2: 2Dゲーム用ゲームエンジン
* Pyxel: レトロゲームエンジン
* Unity: なんでもできる最強のゲームエンジン

あと最近は使っていませんが、RPGを簡単に作れるRPGツクールMV、ノベルゲームを簡単に作れるティラノビルダーもMac環境で使えるゲームツールです。

■テキストエディタ

ちょっとしたコードを書く場合には、CotEditor を使っています。

とても動作が軽いので、簡単な文書を書くなど、ちょっとした編集作業をする場合に重宝しています。

開発用のエディタとしては、VSCode (Visual Studio Code) を使っています。

Pythonを書くときに、コード補完やデバッグ実行できてとても便利です。HaxeFlixelもコード補完がバリバリ効きます。

■その他エディタ

2Dゲームのマップエディタとしてとても使いやすいのが、Tiled Map Editor (Tiled) です。

エディタとして使いやすく、お絵かき感覚で簡単にマップデータが作れます。また、保存形式はシンプルな XML なのでプログラムに組み込むのも簡単です。

アイテムやパラメータを定義するデータテーブルはApple公式の表計算ソフト「Numbers」を使っています。

ただ、実際にプログラムで読み込む場合には、AppleScript で Excel に変換して、Excel を CSV ファイルに変換して、CSVをプログラムから読み込む……、という運用をしていますが、少し面倒です。なので、将来的には、Office 365 のライセンスを買って Excel を直接導入することを検討しています。

HaxeFlixelを使用する場合に限っては、静的データベースである CastleDB を使用しています。

ゲームのために作られたデータ入力ツールで、Excelでは難しかったデータの関連付け (例えば、敵からアイテムがドロップする場合にアイテムIDの紐付けが簡単にできる) や、データの階層化ができてしまう変態的なツールです。またデータ名をコンパイル時に解決するため、プログラムとのリンクを安心して行うことができます。ただ、情報があまりにも少ないので使いこなすのはかなり大変です。

■グラフィック

ドット絵を描く際に大活躍しているのが、Aseprite です。

色々機能はあるのですが、ポチポチとマウスで描く分には何も問題はないです。また、ドットバイドットでの画像の拡大縮小が行えるため、ドット感を残したままサイズを変えられてとても良いです。

あと、簡易画像編集ツールとして、「Pixelmator」を使っています。Photoshop は高いので、これを使って画像の切り抜きや変形をしています。

しっかりした絵を描く場合は、「CLIP STUDIO PAINT PRO」を使っています。

■サウンド

作曲ソフトとして、Bitwig StudioFL Studioを使っています。どちらも打ち込みのダンスミュージックを作ることがとても簡単にできるのでオススメです。また効果音作成のために使うこともできます。

簡単に効果音を作成するためのツールとしては「JFXR」がオススメです。

ブラウザでお手軽に効果音が作れます。ランダムで良い感じの効果音を作る機能もあるので、音の知識がなくてもポチポチ動かすだけで、それっぽい音ができます。

効果音を加工するツールとしては、「Audacity」を使っています。

音にもう少しアタック感がほしい場合は別の波形と重ねたり、余計な無音部分を削ったり、ディストーションエフェクトをかける……、といった音の加工が簡単にできてオススメです。

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