個人ゲーム開発で得られる3つの良いこと

今回は個人でゲーム開発をしたときに得られる、3つの良いことを考えてみました。

■1. ゲームを作るために様々な知識を得ることができる

ゲームを作るには様々な知識や技術が必要となります。ゲームデザイン、プログラム、アート、作曲、効果音作り、シナリオ、世界観など……。
また、チーム開発をする場合は、スケジュール管理、進捗管理をして、お互いに意思疎通をとり、完成させなければなりません。より多くの人に見てもらおうとすると、プロモーションをしっかり考える必要があります。
イラストを外注するなど、一人ですべてやらなかったとしても、それにOKを出すためには良し悪しを判断するために絵の知識が必要となります。
ゲームを多くの人に見てもらうためには、いくつかの要素で平均点以上を出した方が見てもらえる確率が上がります。そのため、ゲームに必要な要素を満遍なくこなす必要があるため、それぞれを作り上げるための知識を得るわけです。
そうやって、いろんな分野の特性を知ることはとても楽しいと考えています。
遊ぶだけではわからなかった「ゲームの裏方」を知ることができるのも面白いですね。

また、たとえゲーム開発で食べていけなかったとしても、真剣に取り組んでいたなら、それぞれの分野で何かのスキルを身につけているわけで、それを仕事にする見込みが生まれます。
プログラムを仕事にしたり、デザイン関連の職業に就いたり、はたまたサウンド関連のお仕事や、シナリオライターとして食べていけるかもしれません。そこまで直接的なものでなくとも、ゲーム開発で知った分野に関連するものを仕事にするかもしれません。また、仕事にできなくても、一生の趣味として続けていく、ということもあり得そうです。

つまり、ゲーム開発をすることは、その後の人生において無駄にはならないですし、人生を豊かにする選択肢を得られる、と私は考えています。

■2. ゲームで自己表現をすることで癒される

現代人の特有の悩みと考えているのが、
「自分は何かしなければいけないのに、何もできていない」
という漠然とした焦りや不安ではないかなと。これは、自分が生きている理由や自分だけの価値を確認したい、という気持ちの裏返しではないかと思います。

そういった時代的な背景もあり、ゲームを作ると「何かできた」という自己肯定感が高まるのではないか、と考えています。また、それが癒しとなって、心に余裕が生まれて、気持ちをリラックスする効果があるのではないかなー、などと思ったり。

もちろん良いことばかりでもなく、発表したものの反応があまりなかったり、レビューで批判されてヘコむこともあります。そういうことに遭遇すると「無駄なことをしたかもしれない」と思うこともありますが、それでも「何もしないよりは充実した時間を過ごした」と考えることができれば、悪くない選択……なのかもしれません。

■3. 自分の歴史が残る

ゲームを一般公開したり、アプリとして配信すると、自分の歴史として少なからず何らかの形で残っていきます。私の場合、たまに昔作ったゲームを見返しては、「この頃はこのゲームジャンルにハマっていたのか」「ここを作るのに苦労したなぁ」などと思い出したりします。
私が個人で作ったゲームは特に話題にもならず、歴史に残ることはありませんが、それでも積み上げたものを振り返って、そこに何かが残っていると、「自分が生きていた意味」みたいなものがぼんやりとですが感じられます

もちろん、商業に出て商品として形に残るのが良いのですが、そうでなくとも動かせる環境を残しておくと、何年後かにそういった体験ができるので、過去の黒歴史といって削除せずに、自分のゲームを残しておくことをオススメします。

■最後に

これは単なる希望的観測かもしれませんが、自分が作ったゲームが誰かの何かの役に立っている可能性があります。大ヒットしたかどうかは関係ありません。世の中にゲームを発表し続けると、どこかでそれを「面白い!」といってくれる人が現れます。ゲームを作るということは「人を楽しませたい」という気持ちが何かしらあり、その気持ちが少しでも届くことで、誰かを楽しませることが起こり得るわけです。

ニッチなジャンルのゲームが好きで、それを作って「日本ではウケないだろうな……」と思ったとしても、世界中に配信することで、どこかの人に刺さるかもしれません。私の場合、スマートフォン向けに少し主流から外れたシューティングゲームを作った時には、海外の方からメールで感想をもらって、ブログの記事にしてくれることがありました。
私は長い間ゲームを作っていましたが、英語で感想をもらうことはなかったので、とても不思議な嬉しさを感じたように記憶しています。

こんな風に、国境や言葉の壁を超えて感想がもらえる……という嬉しいこともあるので、私はゲームを作り続けているのかもしれない、などと思ったりしました。

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今回の記事と若干内容に被りがありますが、仕事でゲームを作っていて良かったことをまとめてみました。趣味の個人制作とはまた違った楽しさがあります。

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しゅん

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