「テンプレート式 脱出ゲームの作り方」を読んでみた感想

「テンプレート式 脱出ゲームの作り方」という本を読みました。

以下は、表紙に書いてある紹介文の引用です。


テンプレートに従うだけで、だれでも簡単に「脱出ゲーム」が作れちゃう!!

アプリやソーシャルゲームなどで「脱出ゲーム」を作ってきた著者が編み出したテンプレート術を伝授。
"謎" を作るための考え方やコツをわかりやすく解説!

Amazonの評価が微妙なのでハズレかな…と思いましたが、とても良い内容でした。

ひとまず一通り読んでみた感想としては、脱出ゲームが持つ面白さの構造を見事に分析されている印象です。

脱出ゲームには色々必要な要素があります。
例えば、「舞台設定」「導入のストーリー」「エンディング」「謎」などなど…。

この本ではそれぞれの分類やパターンを細分化して、それらをどのように組み立てていくのか、ということを解説していますね。

例えば、謎の種類には「クイズ」「ナゾナゾ」「パズル」の3種類があるとしています。

クイズ:知識を必要とするもの。わかる人にはわかるが、わからない人にはわからない
ナゾナゾ:言葉や図形などの正しい解釈を見つけるので、考えれば解ける
パズル:一定の法則を使って、問題を解く

それらを作るには、どのような手順をたどるのが良いのか、ということが書かれています。例えば、ナゾナゾは答えを先に考えて、逆算して問題を作るという方法です。

そして、小規模な脱出ゲームの作り方から、実際に製品版のアプリとしてリリースするにはどれだけの規模のものを、どのように作っていけばよいのか、ということが書かれています。

ここらへんの感覚は、実際に商用の脱出ゲームを作っていた著者ならではという感じで、とても納得のいくものでした。

こんな感じで、脱出ゲームの作り方を、本格的に解説している本は今までなかったような気がします。
なので、個人的にはとても勉強になりました。

ただ、まだ本を読んでみただけなので、実際に作ってみたらまた評価が変わるかもしれません。

ちなみにこの本と一緒に「5分間リアル脱出ゲーム」という本も買ったのですが、こちらも良い内容でした。

実際に「5分間リアル脱出ゲームの問題」を解いてみたところ、改めて考えると「テンプレート式 脱出ゲームの作り方」に書かれている構造で謎が作られていました。あと、問題もよくできていて、最初の問題で1時間くらい悩んでやっと答えが出て楽しかったです。なので、遊ぶ対象としても、分析する対象としてもおススメできますね。

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しゅん