基本役に立たない、瞬希流ブログの書き方

 灰色の棚( http://syunki.hatenablog.com/ )というブログをやっている瞬希です。このブログ以前から、インターネット上で11年ほど文章を書いてきて、その上で現在やっている「記事の書き方」というのを書いてみたいと思います。

記事を書く流れ

1.タイトルを考える
 わたしはタイトルから考える派です。タイトルを先に出して、方向性を定めます。これは一長一短で、ある程度書きたいことが固まる一方、インパクトのあるタイトルになりにくいという面もあります。
 タイトルは最後のところでも、もう一度考えますが、変えることは少ないです。最初に決めたタイトルで押し通すのが7割以上な気がします。

2.本文を上から書いていく
 見出しを先に作って、とか、いろいろ方法はあるのですが、私は上から書きます。私にとっては思考の流れが重要で、ぶつ切りにするとわけが分からなくなるので、順に書いていきます。
 まぁ、見なおしたりしていろいろ書き加えたり減らしたりするので、毎回のようにわけが分からなくなり、推敲に手間取ります。なので、場合によっては見直さずに出す場合もあります。勢いが必要な時は、それも手だと考えています。

3.不安な言葉などがあったら適宜調べる
 記事は言葉での戦いだと思っているので、言葉を疎かにはしたくないと考えています。ですが、まぁ、あやふやな感じで使っている言葉は意外と多く、「あれ、これ正しい?」となること、よくあります。
 そこで、ちょっとでも不安になったらググります。大抵の場合、不安を覚えたところは間違っているので、調べてよかったなと思います。
 根拠とかも不安があれば調べますが、たまに根底に据えた根拠が揺らいで記事が成り立たなくなる場合があります。それでも、知ったかぶりで出して怒られるよりはいいかと思うことにしています。

4.全体を読み返す
 書き上がったら、最初から通して読んでみます。実際に口に出しはしませんが、音を特に意識して読みます。あとは、漢字が続いていて分かりにくいとか、逆に平仮名ばかりで読みづらいとか、そういう点も気をつけてチェックし、適宜修正を加えます。
  この際にも不安になる部分があれば調べますが、余程のことがない限り、書きなおすのは最低限にしておくようにしています。そうしないと、流れがぐちゃぐ ちゃになって、よく分からない文章になってしまうからです。文章の流れは一度壊れると作りなおしにくいので、気をつけます。

5.(心の中で)勢いをつけて出す
 出す直前は私は不安でいっぱいです。荒れるのは嫌だし、怒られるのは怖いし、誰にも見られないと悲しいし、どうなるか不安になります。
 ですが、そのままお蔵入りにしては何も始まらないので、心の中で勢いをつけて投稿ボタンを押します。場合によっては、「どうにでもなれー」とか、「知るかー」と思いながら押します。そのくらい、私にとっては勇気がいる作業です。
 まぁ、これまでのところ、ちゃんと考えて出した記事で極端に荒れたり怒られたりしたことはないので、あまり不安に感じなくてもいいとは思いますが、そういう性分なのか気になるので、勢いをつけます。

6.記事の動向に気を向けすぎない(ようにしたい)
 記事を出したあと、どうなったかは非常に気になります。コメントが付いたとかは通知が来るのでわかりますが、ブックマークが付いたとか、Twitterで言及されたとか、そういうものも気になります。
 ですが、本当はあまり気にしすぎないほうがいいかなと思います。時間があるからといって、数分おきに見ていては疲れます。ほとんど意味は無いですし、無駄な疲れでしかありません。
 プロブロガーを目指してやれることをすべてやる、というならばチェックしてデータをまとめ、考えて改良することが必要になってくるのかもしれないですが、私はそこまで出来ていません。

ブログをやる上で気をつけていること

1.楽しむ
 お金にもならず、誰にも褒められないのに、つらいことを延々と続けるのは、少なくとも私には出来ません。
  ブログというのは、基本的には楽しんでやればいいものではないかと思います。プロになってそれでお金を稼ぐなら、少々つらい時があっても続けるべきなのか もしれませんが、プロの人も楽しんでやっているように見受けられる気もしますし、常につらい状態にしないことが大切だと思います。

2.不本意なことはしない
 私のブログは私のもので、誰に強制されてやっているわけでもないと思っています。なので、そこに置いてあるものには、出来る限り責任をもつつもりでやらないといけないと思っています。
  そうなると、納得のいかないことはしない方がいいと思います。何か悪いことが起こった時、自分のブログに自分で書いたことを、誰かがやったと逃げることは 出来ません。出来るだけ、私はそう思った、とか、あの時はそう思った、と自信を持って言える状況でありたいと、私は思います。

3.数字を追い求め過ぎない
 ブログをやっていると、PV(ページビュー)や広告料など、数字を追いたくなる時が非常によくあります。少なくとも私はよくあります。
 ですが、それらにこだわり過ぎると、自分らしくなかったり、本意でない行動に出てしまうことがあります。例えば、極端なことを書いて人を怒らせて話題を作ってみたり、過激なタイトルで人を引っ張ってこようとしたり、しがちです。
 もちろん、そういう方法も全くないとは思いませんし、納得ずくならひとつの手かもしれませんが、自分らしくないと思えるのならやらないほうがいいと思います。なので、数字を追いすぎず、自分らしさを忘れずにやっていくことも、気をつけています。

おわりに

 ここで書いたのは、「ただ上から順に書いていく」という方法でも何でもない書き方と、どこでも読めそうな、ブログをする時の心構えです。
 何の役にも立たないよなぁと思いつつ、30分かけて書きました。文字数はそれなりに多い気がするのですが、私はこれを30分で書きます。

 もし、これを読んで記事を書くぞ! と思って下さる方がいたら、酔狂なと思いつつ応援します。コメントなり、Twitterでリプライなりいただければ、見に行きたいと思います。
 あなたの、あなたらしい記事を読んでみたいと思います。

 note に長文を上げてみたいという気持ちだけで書き始めたような気がしますが、この文章は長文といえる分量になったでしょうか?
 まぁ、売る気もないので無料公開します。たくさんのひとに読んでもらえると嬉しいけど、現状のシステムだと広める力が弱そうだし、そもそもこの記事を広めようと思ってもらえる気がしないので、厳しいかなと思います。

 以上、基本役に立たない、瞬希流ブログの書き方でした。​

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