つい先日、自分が好きになれないんすよねみたいなスタンスの方とやり取りする機会があって、私もそっち側の人間で、いや、けどむしろ好きになる必要なんてないんじゃない？からいくつか考えを巡らせていると、自分が好きだと思うことを増やすという考え方に、その方がたどり着きまして。

割と感銘を受けたというか。過言かもしれませんけど、それもアリだな、と思った次第です。

自分が好きなものを見つけることについて考えてみる

自分が興味を持つこと。
それは誰かからなにかをもたらされた場合に、自分の中でなにか気持ちにバチッと電流が入ることで、それに興味を持つのだと思います。
誰か、というのはある程度信用のおける人からの口コミというのが一般的かな、なんて思いますが、または、誰か、が不特定の場合もあったりしますよね。

突然、バチッと落ちてくるような。どこから？天から。

私の場合、盆栽がそれです。
いきなり観葉植物が好きになり、そこからいつの間にか盆栽にいってしまいました。だれかに勧められたということもなく。
多分あれって、バチッと落ちてきたんだろうな。

果たしてそれが、自分が好きになるのと同調するのでしょうか。
まだ、良く分かっていません。

自分が好きだとか、嫌いだとか

自分のことを好きなのって、自分のことを、ちゃんと受け入れている事だと思います。自分が考えたことや、行動など、それがもたらす結果、その因果関係をきちんと愛する事で、自分のこと全てを好きになるんだろうな。

私は、自分のことが嫌いです。
自分の考える事が、考えた末にもたらす結果が好きじゃないから。
いつも、こんなはずじゃなかった、って考えてしまいます。

それじゃ、どんなはずだったらいいんだろうな、って振り返っちゃうところとかも、嫌いです。

自分が好きなものから、その先

ここから、「自分が好きなもの」と、「自分が好き」を結び付けられるか、考えてみます。

自分が好き、に至るためには、自分のことをちゃんと受け入れる必要があるんだよな。自分のことを受け入れるためには、自分が起こした行動と、その結果という因果関係を前向きに受け止め、仮にうまくいかなかったときも、「ま、こういう時もあるよな」って受け入れることができないとダメなんだよな。
こういう時もある、っていうのは、失敗だけじゃなくて本来あるべき姿、成功できる自分を知っているからで、そう考えると、自分に自信がないと、いけないんだろうな。
自分に自信をつけるのって、どうしたらいいんだろう。

ちょっと思うんですけど、ここに、自分が好きなものが出てくると思うんすよ。
私は盆栽が好きって前述しましたけど、盆栽、一見地味な趣味に見えますけど、クリエイティブな思考がものすごく必要です。あと、毎日きちんと水やりをしなきゃいけないので、そこから、責任感とか、毎日コツコツやる、地道なところとか。
毎日水をやりつつ、時折枝を整え、その際には数年後に枝が太くなっているところをイメージしないといけないし、そしてそれが数年後、自分の描いた通りになった時、

まさにその時に、やったじゃん俺、っていう、自信につながるんだよなぁ。

そういう意味では、その、やったじゃん俺、って思い描くためには、自分の好きなことをたくさん増やし、達成感を手に入れ、自分の自信につなげていく、というやり方が、自分を好きになる唯一の方法にも見えるし、そしてそのためには自分が好きなことをたくさん見つけることが、その前提条件になっているのではないか、と、

秋の始まりに思いました。

なんかまとまった感じだし、疲れたので終わり。