手書きvsキーボード

昨日は午前中仕事をし、午後は有給を取った。

午前中にやってた仕事は原稿。東大阪のとあるお店を10日前に取材したので、それについて今日から書き始めた。

0から文章を書いていく作業は楽しい。書き出しから考えすぎると進まないので、とりあえず適当に取材の空気感を思い出しながら、思いついたことを書いていく。

最近花粉のせいで体調が悪く、パソコンを長時間見ていると頭が痛くなる。だから今日は裏紙に鉛筆で書いていった。あとでパソコンに打ちこまないといけないので手間だが、手書きだとキーボードを打つよりも素直に、途切れることなく文章が書ける気がする。これは他の記者に聞いてみたいところだ。

もちろん記者は時間との勝負なので、そんな手間かけるなら一個でも多くの記事を書いた方がいいという声が多数だろう。でも、どうしても手書きしたい時ってある。パソコンの平板な画面を見つめて、見えない電波で頭を締め付けられながら書いていると、文章も平板になって後で見返して全然ダメ……ということがある。

鉛筆で書く唯一のメリット。それはdeleteの代わりに二重線で消せるスピード感。ぼくがキーボードで原稿を書くときに嫌いなのは、deleteで文章を消すたびに勢いが失われること。それをすると頭に浮かんでいた次の文章もまとめて消えてしまうことがある。5分考えて捻り出した文章が一瞬で消えることで、再度エンジンをかけるのに時間がかかる。

アナログが好き。

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