いつの間にかこんなに筆ペンを集めてしまっていた。

それぞれ書いた時の墨やインクの色合い、書き味、太さが微妙に違う。細字から太字まで。

文房具屋で筆ペン売り場に行くと、うきうきする。つい先日は筆ペン1つ選ぶだけなのに20分以上かかってしまい、しかもひとつに決められなくて結局2本買ってしまった。上の写真でパッケージに入ったままの2本である。この2本だけとっても、書いた時の文字の色合いの違いに、家で試し書きしてうっとりしてしまう。
店で試し書きするにはさすがに自分の名前や住所を書いてみる訳にもいかず、また台の高さも普通の机とは違うので変な体勢になり、なんとなくしか分からない。照明も明るすぎて細かな色の違いが分かりずらい。それに加えて、元々私は書く字の大きさが大きい。あの小さな試し書きスペースでは狭くてよく分からず。
結局店ではそんなに分からないまま適当に買うしかないのだけれど。


ちなみに左から3番目の三菱の筆ペンの色合いが本当の墨っぽい濃さで1番好み。右から3番目は香り付き。右端は太字が書けることに一目惚れ↓。

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こんなに筆ペン買ってどうするのよと思う。

年賀状のお祝いの言葉と宛名書きをする以外、普段はそれこそ近所の人に渡すお見舞いやお世話になっているお坊さんに渡すお布施ののし書きぐらいしか使うことがないというのに。高校生の時はたまにイラストを書くのに筆ペンを使っていたけれど今はほぼイラストを書くこともないので、本当に年賀状ぐらいしか主戦場がない。
しかも大して上手くない。

それでも好きだから買ってしまう。“好き“には抗えない……。