2019年9月10日(火)晴れ

仕事の後にたまに行っているカッサマッサージ。何でも話を聞いてくれて、ダメなことはダメと厳しく言ってくれる第二のお母さんのような人。

彼女に最近、お母さんの足のむくみがひどいことを相談したら、カッサをひとつ「プレゼント」と言って渡してくれた。お母さんがガンになったときから、ずっと心配してくれていて、片言だけどその優しさがいつも、ひしひしと伝わってくる。

家に帰ってきてお母さんにカッサを渡したら、すごく喜んでくれてた。もう半分くらい寝ちゃってたと思うけど、一生懸命足をこすってた。

私たちはみんな優しさに包まれてるね。

お母さんが寝てから、昼間の様子をお父さんに聞いたら、もう自転車に乗るのは危ないかもしれないって言ってた。平衡感覚がおかしくなってきているみたいだ。転んでケガしたら大変だから、これからは外出はバスをメインにすることにした。

もう何年前、母の日に家族全員からのプレゼントで贈った電動自転車。それに乗ることができなくなった。

その事実にすごく動揺して、お風呂で久しぶりに大泣きした。泣いたってどうにもならないし、何も現実は変わらない。

だけど、泣くことで私の心は少しだけ整理される。気が狂いそうに悲しい気持ちから、ただただ悲しい気持ちにまで落ち着く。

そうやって耐えることしか今はできない。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?