『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』は最高のキンケア

愛すべきキンケア男子・キンケア女子のみなさんこんにちは!Dr.キンケアこと下川穣です。

今回は題名にもあるように、
『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』という本を菌をケアするという観点で理解していきたいと思います。

この本はアカデミックな側面と分かりやすさという対極のものを、非常に素晴らしいバランスで書かれている本です。さすがの津川先生です。
ぜひ一読をおすすめします。

究極の食事は5つを食べ、3つを食べない

この本の結論から書きますと、究極の食事は5つを食べ3つを食べないというものです!

積極的に食べるもの
①魚
②野菜・果物
③茶色い(精製されていない)炭水化物
④オリーブオイル
➄ナッツ

食べちゃダメなもの
①赤い肉
②白い(精製されている)炭水化物
③バターなどの飽和脂肪酸

この5つと3つがポイントです。
単純明快で分かりやすいですね。こう見るとまさに結局キンケアをすることにつながっていくものばかりです。

5つの食べるべきものの=地中海料理

食べるべきものがなぜ5つなのかというと、
地中海食が完璧な論文で複数健康にいいことが証明されてますよ!と解説しています。

地中海食を食べている人とそうでない人では、
動脈硬化、心筋梗塞、糖尿病、がん、死亡率などすべて地中海食を食べている人が低いと!
じゃあこれらの論文の中での地中海食って?

①魚
②野菜・果物
③茶色い(精製されていない)炭水化物
④オリーブオイル
➄ナッツ
ということですね。
これらと腸内細菌の関係を追っていきましょう!

5つの食事と論文とキンケア

この本の中で、非常に信頼できる部分は論文の選定方法をすべて明確に紹介しているところです。

特にメタアナリシスを重要視している点が、現在における究極の食事の裏打ちとなっています。
ベースの論文がすべてこの食事をとると、病気になるか死ぬか?というところのみを見ているものが多いので、その間にあるなぜか?というところは、あまり触れていません。

このなぜか?という部分がまさに菌と食事の関係であると私は確信しています。

例えば、魚やナッツ、オリーブオイルは多価不飽和脂肪酸(ω3など)が多く入っているものですが、これは乳酸菌やビフィズス菌や、やせ菌で有名なアッカーマンシアン菌を増やしてくれます。

これらは2017年の論文でカリフォルニア大学の研究で、津川先生の本の中でも推奨しているメタアナリシスという統計手法でおこなっている論文が示しています。

また同じ論文の中で、食物繊維と菌の関係、ポリフェノールと菌の関係についてもデータがでており、善玉菌のエサになっています。

野菜・果物はまさにここの話であるというわけです。
私は特にブルーベリーやアサイーなどのポリフェノール多めの果物を好んで食べています。

炭水化物と菌の関係

5つの食事の中で対比になっている炭水化物のところは、非常に分かりやすく、まさに精製されているか否かは、食物繊維を取り除いてるか否かというところにつながっており、菌のエサを取り除くか否かです。

津川先生の本の中でも書いていますが、
白いご飯はできるだけ食べないほうがいいというデータが複数でており、海外の論文と日本人を対象にした論文とが証明しています。

また白い小麦も同義で、精製されているものをメインに置くと食物繊維をとる機会損失になるので、菌のエサがどんどん少なくなるということと同じです。

グルテンフリーについての見解

津川先生の本では、グルテンフリーに関しては、アレルギーやセリアック病でなければする必要がないのでは?というご意見でした。

ここに関しては、私は同意見ではないなと思うところです。

なぜならば、2013年にGutという非常に格式高い雑誌に、The Oslo definitions for coeliac disease and related terms.という論文がのっており、グルテンにまつわる影響の定義が明確にしてあるからです。

この論文では、グルテン関連障害として、小麦アレルギーとセリアック病のほかにも、複数の影響をのせており、特に非セリアック・グルテン過敏症を明確に定義しています。

これはグルテンの中のグリアジンが腸管の透過性(腸が漏れる)を上げることによる不調も含んでいて、グルテンを減らすことにより実際の体感をもって体調が変わるゆえんだと予想しています。

機会があれば、ぜひ津川先生とのディスカッションしたいなと思っています。




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下川穣(Dr.キンケア)

株式会社KINS代表取締役/菌をケアすることが当たり前の世の中へ。http://yourkins.com/
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