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赤ちゃんの健康は妊娠中の乳酸菌で決まる??

愛すべきキンケア男子・キンケア女子のみなさんこんにちは!Dr.キンケアこと下川穣です。

食事のアレルギーが多い子や、小さいときから花粉症の子、アトピーの子など周囲のママなどからよく耳にします。

ここのポイントについて妊娠中や母乳や育児の3つに分けて考えていきます。

妊娠中のママが赤ちゃんのアレルギーを防ぐ!

2017年のノルウェー科学技術大学の研究では、415名の妊婦さんに協力してもらい、ランダムにプロバイオティクス(乳酸菌サプリ)を飲ませる群と飲ませない群にわけて、妊娠中に飲んでもらい、出産後2年間赤ちゃんがアトピーになるリスクは減るかどうかを調べるという、強烈な研究です!

これ何が強烈かっていうと、そもそもたまたま飲んでない方にあたって、自分の子供がアトピーになったときのママの気持ち!!

もちろん、何も入ってないカプセルを飲んでいて本人はそれに乳酸菌入っているか、入っていなかわからないものの、子供がアトピーになったら外れかーって思いますよね。。

そもそも私なにやってんの!ってなんないのかなぁとその後のママの気持ちをお察しいたします。

そして、研究の長さが素晴らしいですね。

研究者の方々はもちろん、出世や論文を出したいという個人的な欲求のためも入っているとは思いますが、

世の中のために準備や論文投稿まで考えると約3年の歳月をかけて研究して本当に尊敬いたします。

今回の研究は前向き研究といって、今から研究やりましょう!となって、どうなるか分かんないけど、やってみましたっていうリスクの高い研究なので、さらに意義深いわけです。

結論、赤ちゃんのアトピーリスクを下げるためには、出産前後の乳酸菌がいい!とうことですね。

出産時にママの腸内細菌が一部受け継がれるので、そのタイミングと母乳時も飲ませているというのが、かなりポイントなのだと個人的に分析いたします。

やっぱり母乳が最高のキンケア

母乳でそだてることがいいことはわかっていますが、キンケアにおいてもやはり素晴らしいということです。

母乳の成分を粉ミルクと比較しているサイトがあったので、載せておきます。

食事をしなくてもすくすく育つように、タンパク質・脂質・糖質・ミネラル・ビタミン・オリゴ糖などなどさすがです。

今回はあまりコメントしませんが、粉ミルクも成分分析して、似せてきてますね。

しかし、ここからが、キンケアの真骨頂です。
サイトにはオリゴ糖ってさらって書いていますが、この母乳中のオリゴ糖=ヒトミルクオリゴ糖(Human Milk Oligosaccharaide)が多様な種類(同定されているもので130)入っているわけです!!

まずはオリゴ糖の説明から1つ1ついきます。
オリゴ糖は腸内細菌の食事であるMAC(Microbiota-accessible carbohydrates)の一つです。

MACとは、水溶性食物繊維・難消化性でんぷん・難消化性オリゴ糖の3つです。これのおかげで菌が育つプレバイオティクスというものです。

ここのポイントはMACの種類によって好む菌があるということです。

これすごくおもしろいんですが、人間にも食事の好き嫌いがあるのと同じで、腸内細菌にも好き嫌いがあるかのようです。

なのでいつも言うようににバランスが重要!ということですね。

キンケア=1つの食物繊維をばかばかとることではない!ということが重要です。

話を母乳に戻しますと、超多様なヒトミルクオリゴ糖が様々な菌の食事になっていることに非常な重要性を感じます。

キンケアにおいては多様性という言葉がキーポイントになるので、多様なヒトミルクオリゴ糖自体のあるなしが大きく左右するのは疑う余地がなさそうです。

母乳は最高のキンケアでしたね!

あと補足でこの母乳で気を付けたいのは、ママの食べるものです。

食品添加物についての話はいろいろなところででてきますが、

2019年6月メルボルン大学の研究では、アトピーに母乳中のブチルパラベンの量が影響していた!という内容がありました。

そもそもパラベンはパラオキシ安息香酸エステルの呼称で、

しょうゆ、果実ソース、酢、清涼飲料水及びシロップ、果実及び果菜の表皮につかってOKな食品添加物です。

その中のパラオキシ安息香酸ブチルですね。

なるべく添加物をとらないということはキンケアにはやはり重要だし、
そもそも母乳中に移行するのか!ということ自体が衝撃ですね。

菌まみれ育児

最後は育児です。

ママはみんな子供のことを大切だし、健康的に大きくなってほしいという思いが強すぎて、とにかくキレイに育てます。

少しでも口や手が汚れたらアルコールで拭いて、砂場には犬のふんがあるかもしてないので砂場はあまり行かせたくない、おもちゃやリモコンをなめるので片っ端からアルコールで除菌!

母乳で、はぐくまれた乳酸菌の量がすごく多い状況から、だんだんいろんな菌が育っていくことによって多様性・バランスが取れていきます。

菌を取り入れる機会を奪うとそれだけ、アンバランスになりやすくなるわけです。

事実、生まれてからずっと家畜と共に生きている(もちろんアルコールで1回1回拭いているわけはなく、菌まみれ)部族はアレルギー全くないという論文もあるぐらいです。

インフルエンザの時期や食中毒などへの対応は確かに重要なものの、除菌除菌の流れはキンケアにはなりませんので、お気を付けください!

まとめ

①出産前後の乳酸菌
②母乳でなるべく育てよう
③きれいにしすぎに気を付けよう

キンケアママもキンケアパパも参考にぜひしてみてください!

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下川穣(Dr.キンケア)

株式会社KINS代表取締役/菌をケアすることが当たり前の世の中へ。http://yourkins.com/
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