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働き方改革はすでに腸内で起こっていた!?

愛すべきキンケア男子・キンケア女子のみなさんこんにちは!Dr.キンケアこと下川穣です。

昨今働き方改革が一気にすすんでいます。
今までは1つのオフィスに社員が朝9時に出社し、夕方17時~18時の間に退社する、という固定化されたものが当たり前の世の中でした。

しかし、この改革が進んだおかげで、朝は9時に出社せずリモートで家で仕事してもいいし、会社に来てもいいし、副業もOKだし、子供を育てながらでもできるし、自分の好きな時に働けるようになってきています。

これをきっかけに組織と個人が溶け合うような形が増えてきています。

フリーランスな個人と会社が一緒に仕事をし、会社を真ん中に置き、その周囲にフリーランスやパートナー企業が柔軟に協力していく世界にどんどんなってきています。

コミュニケーションもいままでだと会議やミーティング、電話で行っていたことも、slackやchatworkなどのコミュニケーションツールの発展により、よりスマートにできるようになってきています。

社内には社長やプロジェクトマネージャー層の数人しかおらず、それ以外はすべてフリーランスやパートナー企業と協力しながら仕事をし、固定の人件費はほぼなく、ほとんどが変動費の外注費や委託費になっているスマートの会社もどんどん誕生しています。

その時々の会社のフェーズに合わせてその外部のメンバーも少しずつ変わりながら、柔軟に変化していきます。

働き方改革=菌との関係?

前置きが長くなりましたが、今回はまさにこの働き方改革が実は自然が織りなした人間と菌との進化の過程を追体験しているのか?と思ってしまうほどシンクロしているので、みなさんと共有していきたいと思っています。

菌の歴史


まずは共生している菌についての背景からです。

バイオテクノロジーが発展していない2000年より前には、菌の感染によって感染症にかかり、様々な病気が生まれている状況が解明されました。

これがきっかけで抗生物質がつくられ、医療において革命であり、感染症で亡くなる方を一気に救う魔法でした。

この時の人間と菌との関係は、会社をどうにかだましてお金を巻き上げようとする外注業者であり、まさしく害虫としての位置づけでした。

人間の遺伝子の150倍!?


しかし、バイオテクノロジーが発展した2000年以降。
特に2010年に発表された論文からイノベーションが起きます。

2010年の『Nature』という権威のある雑誌に1つの論文が投稿されました。
人間の遺伝子は全身で約2.2万と推定されていますが、腸内細菌の遺伝子の総数はなんとその約150倍の330万もある!という内容でした。

これはさては人間はほとんどの仕事を外注しているのではないか?ということが判明したのです。

社内には実は2名(社長と役員)しかおらず残りの330人を外部パートナーとして仕事を振っていたのか?ということです。

これは衝撃的な内容であり、ここから一気に私たちが共に生きている菌たちの役割が判明することになっていくのです。

今までは、大きな会社(全員正社員)が一部仕事のみを少し外注しているぐらいであろう・・・という予想でしたが、
なんとほとんどの仕事が外注されており、まさしく現在の働き方改革後の組織体系を人間は最初から選択していたことになります。

会社のビジョンや人事制度などの仕組みのみを有し、実際に営業やWEBマーケやエンジニア、デザイナーなどのプレイヤーはすべて外部のフリーランス・パートナーが互いにコミュニケーションをとりながら、仕事をこなしていっているような、現在の最先端の働き方のようです。

年齢によって菌が変わっていく


さらに面白いのは、会社のフェーズに合わせて、必要なパートナーも変わっていくように、共生している菌たちもすこしずつかわっていくということです。

立ち上げフェーズでは、プロダクトやサービスを早期に作らなければならないので、デザイナーやエンジニアなどの人数の割合が多く、あまりバックオフィスや管理に関する人材、コールセンターなどのカスタマーサービスに係る人材もあまり必要ない状況です。

サービスがマーケットにフィットし、スケールさせていくタイミングでは、もちろん修正や追加していくうえでデザイナーやエンジニアが必要ですが、
今度は管理をしていく人材や、マーケティングの人材、カスタマーサービスが必要になっていきます。一気に人材の多様性が増えていくわけです。

もちろん景気の状況に応じて多少人材の人数や職種は前後さえていきながら、その後企業が成熟していき衰退期に入ると、なるべく利益を確保するために、赤字部門を撤収させたりして、また人数の絞り込みや職種の変化が起こっていきます。

この流れは0歳から104歳までの367人の日本人の腸内細菌を調べた2016年の論文でシンクロしており、赤ちゃんから成人になり、老人となっていく人間の流れに合わせて菌たちのメンバーもすこしずつ変わっていっていることが証明されています。

アレルギー=ブラック企業


また、昨今のアレルギーや生活習慣病のかたが激増している背景も、冷静に考えると、非常に分かりやすくて単純に菌たちのことを考えず生活をしているからです。

高脂肪のもの、添加物を含む加工食品はどんどん増え、逆に食物繊維はどんどん減っていっている状況です。

これは、意義がまったく感じられない仕事ばかりをふられ、さらに担当のメンバーも減らされているのに、給料も少ない!というような、社会に置き換えると恐ろしくブラックな状況です。

そんな会社で働きたくないし、こんな状況が続いて売上が上がるわけはないし、下がる一方でしょう。

会社が健全に成長していくためには、高らかにビジョンを掲げ、そこにみんなで一致団結して進み、もちろん人材には価値相当の給与が必要になっていくのは当たり前の話です。

菌をケアすることは、自社に関わってくれている、スタッフ(菌)を思いやることであり、彼らが活き活きと仕事をしてくれるように日々フォローアップしていくことが、経営者(人間)としての大きな仕事であると確信します。



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下川穣(Dr.キンケア)

株式会社KINS代表取締役/菌をケアすることが当たり前の世の中へ。http://yourkins.com/
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