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忽那の雫第448話 釣れた魚と釣った魚の話し

最近は奥さんと連れ立って釣りに行くことが多いのだが、最近ちょっとドキッとするような言葉を奥さんから聞いた^ - ^

ワタシが横でうどんを炊く準備をしているとき、しゅうちゃん来たよっと言った。( ・∇・)

メバルを引いて釣っていたので、メバルが来たというのはまったく珍しい言葉ではない。

ふーん、と言って近づくとまあまあサイズのメバルをぶら下げている(^o^)

おー良いねーと言ったのだが、奥さんはこのメバルワタシが釣ったんだと言う。
ん?
ワタシはすぐに直感した❗️(^◇^)

あー釣ったんやね( ̄▽ ̄)
そうよ、完全に釣ったと言う(o^^o)

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いったい何の話だ?と思うかもしれない^o^
だが奥さんは、これまでなんでだかわからないが食って来たメバルは,釣れたメバルだと思っていたと言うこと^ - ^

要するに、わたしたちが普段よくする話に、釣った魚と釣れた魚の話があったからだ。

そんな話の中で,まだ自分は魚が釣れたという状態にあると奥さんは思っていたということ。←アンタの状態だな(°▽°)

ここで先にワタシなりの結論を言うと、釣れた魚とは、エサを付けて投げて置いといて、しばらくして上げてみたら魚が食っていたという状態。

一方釣った魚とは、自分の選択で釣り場を選び、釣り方を選びエサを選び、アタリを見て合わせを入れ、やりとりを楽しんだ後に釣り上げた魚のことだ。

ややこしいので、わたしなりに一言でうと、イメージしたかしないかの違いだ。

例えばメバルを引いて釣っているとき、奥さんはアタリはわかるものの、ハリに乗せる乗せないまでは選択できず、たまたま向こう合わせで針に乗ったヤツを釣り上げていた。

どうもそれでは納得出来なかったのだろう。^ - ^

アタリが合ったら必ずいいタイミングで合わせる昼間の釣りに慣れている奥さんは、メバルのアタリにも必ず合わせを入れていたようだ。

合わせてもハリに乗らないのはなぜだろうと、いつも聞いてくるので、メバルは向こう合わせが良い場合もあるということや、メバルが今出したアタリはエサを咥えたアタリなのか、ハリがかかって反転したのか、頭の中でイメージすることが大事なんよと、たくさんの例があることを会話の中で伝えていた。^ - ^

するとリーリングしながら、今の仕掛けの状態などをイメージしながら釣るということを掴んだようだった。←アンタより上達が早いな( ̄▽ ̄)


昼間の投げ釣りでも、ハリに乗せるのがキモのカワハギ釣りで、だんだん奥さんは進化して、釣ったと言えるカワハギを獲るようになった。(^◇^) 

メバルはまたちがう釣りだが、話の中で何かを掴むということが上手くなったのか、質問をあれこれ替えて知りたいことを上手に聴き出し、自分のものにするようになっているのだ。←もうアンタより腕は良いんじゃないか?(°▽°)

真っ暗闇の中で、視覚情報はほぼ無いから、脈だけでメバルが咥えたことを知り、違和感を与えないよう巻くスピードを維持しながら咥え直した瞬間を捉えたようで、その時はじめて竿を立てる
^o^

そしてマンマと御用になったメバルを、釣ったのだと言ったわけである。(o^^o)

こうなるとメバル釣りは、また一段と面白くなるのである。(^◇^)

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