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忽那の雫第347話 憇流を意識すると釣果が上がる?(メバル釣り)

今日は憇流(けいりゅう)について少し考えてみたい。
あまり聞きなれない言葉だが、コレは釣り人がよく潮止まりと呼んでる現象のことだ。^o^

例えば激流域で投げ釣りをしている時など、潮が早くて鉛があっという間に流されて釣りにならないような時、チョット仕掛けを上げて潮止まり(憇流)を待とうなどというふうに使っている。

投げ釣りの仕掛けがある100メートルも先の海底の様子はワタシも流石にこの目で確かめたことはないのだが、高浜瀬戸の真ん中にポツンと浮かぶ無人島の岩場に潜むメバルが、憇流時に起こした行動を目撃した経験はあるのだ。←何か良からぬことしてたんだな?ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘

この忽那の雫を読んでくれてる方にはもうお分かりだと思うが、ワタシのメバル釣りに使うエサはワームが多い。

コレは一つには手返しの問題があるからで、生きエサを付ける時間がもったいないと言う理由がある。^ - ^

ソレから土佐カブラ^ - ^

コレは水深がない浅い場所に潜むメバルを根掛かりや藻掛かりを気にせず釣るためだ(^◇^)

つまり、どんな場所でもメバルが居る場所なら、どちらかの仕掛けで釣るのはこういった理由からだ。^ - ^
もっと詳しくは104話です^ - ^

で、これらの釣り方になったのが、沖の無人島でメバルのある行動を目にしてからなのだ。

メバルは当然ながら潮の変わり目を身体で感じて知っている。
潮が止まるとき、メバルはそれぞれの体勢で時間を待っている。

それぞれの体勢を保ち、ヨーイドンの合図を待っている。^ - ^
赤い点がエサのプランクトンやら何やらで、ただ漂っている。
コレが憇流で、沖合での憇流は短く直ぐに反転する。^ - ^

そしてまた潮が動き始めたとき、エサに動きが出る。
ソレとほぼ同時にメバルが動くのである。^ - ^
メバルは元居た場所から流れ始めた潮の影響を半分くらい受ける位置に縦に勢揃いする。^ - ^

そして流れ始めたエサを動いた瞬間に捕獲するのだ。^ - ^

このとき、年季を重ねた個体、つまりわりと大きな個体から動く。
年季を重ねてるからこそ、自然が与えてくれる一瞬の安全なエサの捕獲ができるのです。

※だから大型個体から食う傾向になる^ - ^

沖合の憇流時間は短く、岸に近い釣り場で釣れる時間が若干長いのは、岸の形状によるもので、反流があたる釣り場では、潮が変わり切るのに時間がかかるためだ。^ - ^

このことをしっかり理解したら、釣り場には潮が止まる前に入り、やがて憇流を経てまた動き出す瞬間を釣らないといけないことが分かるわけだ。

コレを釣り人は、動きっぱなと表現している)^o^(

メバルはコレ以外の時間でも捕食行動はあるが、この動きっぱなを捉えると、短時間に入れ食いを経験できるわけだ。

クーラーに入れる間ももったいないくらいい食うときは、暴れるメバルで足元はいっぱいになる^o^

 

まずはこの憇流というやつを意識して、メバルの行動を想像してみる。^ - ^

そうすれば、これまでのメバル釣りは一皮むけて釣果がグンとアップする、、かもしれませんよ←カモかい!( ̄▽ ̄)

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