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中村住職に聞く「しゅうごうLINE」導入の決め手-ITを活用したコミュニケーション活性化とは?

お寺特化型LINEアプリ「しゅうごうのLINE」を導入して1年となる徳島県板野郡松茂町の觀音寺さん
次世代をつなぐ、ユニークで新しい取組み”として、2023年10月にはNHK「おはよう日本」にも取材されました!そんな觀音寺・中村住職に、LINEを導入して実際どうだったのか・・その効果や感想をお伺いしました。(裏話やホンネが盛りだくさん…必見です)

(写真:しゅうごう内藤と中村住職。NHK取材前の一コマ)

※インタビュアー:しゅうごうのLINE広報担当・岡村

───今日はよろしくお願いします!せっかくなので、根掘り葉掘り聞いちゃいます〜!住職がしゅうごうのLINEを知ったきっかけは?

住職: まず、hasunohaで回答僧をしていたんです。そこでしゅうごうのLINEのセミナー案内があったので参加してみたんです。

岡村: セミナーに参加してみて、どんな印象を持ちましたか?

住職: とにかく内藤(LINE統括)さんが熱く語っていて、感動しましたね。お寺の発信力を高めるために、LINEを使うことのメリットや方法を具体的に教えてくれました。それで、すぐに導入を決めました。

岡村:ありがとうございます!すぐにご判断いただけたことで、"いいもの作るぞ!!"とチームで一層気合が入りました!

───觀音寺さんでは色々なイベントをされていらっしゃいますよね。しゅうごうのLINEを導入する前に、情報発信についてお悩みはありましたか?

住職: そうですね。イベントは毎月お送りしている寺報で行うことが多くて、一部、Facebookでイベントを立てていました。

紙媒体だと月1回のペースなので、イベントに間に合わなかったり、Facebookでイベントページを作るのもなにかと「面倒だな…」と思いつつ忘れていたり…。なかなか手が回っていない部分でした。

なので、なるべくリアルタイムに発信できる方法がないかと思っていたところに、ちょうどしゅうごうのLINEの話があったので、渡りに船でした。

岡村: 当初、イベントにはどういった方が参加されていたのですか?

住職: 最初の頃は、写経や護摩焚きなどお寺っぽいイベントを檀家さん向けに案内していたので、檀家さんが参加してくださっていました。

そうするとご縁のある方と言いましょうか、お知り合いの方からヨガの先生やアートの先生を紹介してもらったんです。スキルを持っているけどイベントする場所がなかなか見つからなかった方でした。そこで、イベントをするのにお寺を利用させて欲しいとのことで、「どうぞ」と来てもらいました。そうこうしているうちに、イベントの数が増えていきました。

岡村: しゅうごうのLINEになってから、新しい参加者は増えましたか?

住職: LINEから入ってくるようになりましたよ。LINEからお寺イベントのコーナーを見て、日が合えば来てくださるという方がちらほらいらっしゃいますね。

岡村: LINEがきっかけで新しいご縁が生まれているのですね。すごく嬉しいことですね!

イベント予約もLINE上で完結

心が整う!ボイスメッセージ付きおみくじ

───ボイスメッセージ付きおみくじの発案は住職だったとか!

住職: そうです。しゅうごう内藤さんと毎月の定例MTGで新しいアイデアを練っていたときに、「じゃあやってみようか」ぐらいの簡単な気持ちで始めました。

中には、毎日おみくじを引いて、毎日感想を送ってくださる方がいるんです。本人も独り言に近いので、別に僕の返信はお求めではないんですけど、時々返信を送るんです。そしたら、すごく喜んでくださって。

岡村: 自分と向き合ってる感じなんですかね。「こんなことがありましたよ」って誰かに呟きたい時ってありますよね。

住職: おそらくそうなんでしょうね。「今日は大吉でした。ありがとうございます」「こんないいことがあって、よかったです」みたいな、そんな内容なんですけどね。

岡村: そういう呟きの受け取り先になってるのはすごくいいですよね。

住職: そうですよね。とにかくおみくじを引くことによって、毎日の気分が整うんですって。サウナじゃなくておみくじで整うらしい。

岡村: すごい!そんな効果もあるんですね(笑)

住職: ですね。おみくじをきっかけに、毎日お寺のことに触れていただけるのも嬉しいなと思っています。

ボイスメッセージ付きおみくじ

LINEでお寺のコミュニケーションを変える

───ここからの質問は、私たちもドキドキしながら聞きます!しゅうごうのLINEを導入して良かったことをズバリ!教えてください!

住職:やっぱりイベント告知の回数を増やせたことが大きいです。

そして、LINE上でみなさんからの質問やメッセージに対して個別返信ができるのがすごく便利ですよね。電話を使わずにLINEで完結するので。皆さん、これまでと比較してフランクに聞いてくださるんですよ。

たとえば「この法事のお供え物は何がいいの」とか。なかなか電話では聞きづらい質問もLINEだと聞きやすいみたいです。こちらもフランクに返信できるので、そういうところも良かったです。

岡村:LINEでやり取りしている方は、どれくらいの年代の方が多い印象ですか?

住職:だいたい40〜60代くらいですね。70代の方もいらっしゃいます。

普段からお子さんとの連絡にLINEを使っているので抵抗感が少ないようですよ。その感覚でお寺のLINEを使ってくださっていますね。

NHK「おはBiz」取材時の中村住職

まさかこれが喜んでもらえるなんて!お寺の魅力 発掘隊

岡村:その他にLINEを活用することで解決したことはありますか?

住職:実は、読み物系の配信手段としてすごくよかったんです。
以前からアメブロでブログを書いていますけど、書いたらそのままで、シェアするにしてもFacebookとか限られた媒体でしか流していなかったんです。でも、檀家さんはそんなに見ていないんですよ…。

岡村:アメブロってママさん世代というか、30〜40代くらいの読者という印象がありますね。

住職:そうなんですよね。だから、どうやってアメブロに誘導しようかなって実は困っていたんです。自分で「おすすめコラム」っていうのも恥ずかしいし。

そんな中、小川さん*(*しゅうごうの觀音寺担当)がずっとブログを見てくださっていて、おすすめコラムを読者目線で選んでくれるんです。読者がどれを読みたいかって書き手としては意外と分からないものなんで、僕としてはすごく良かったです。

岡村:LINEで配信することで、ブログという宝の山を読者に知ってもらうきっかけになったのですね。しゅうごうのLINEサポートチームには觀音寺さんのファンがいますから、すごく過去の記事から発掘してきますよね!

住職:嬉しいですね(笑)

中村住職としゅうごうの觀音寺担当・小川

───LINE活用を考えているお寺へ、メッセージをいただけますか?

住職:先日のしゅうごうセミナーで、「檀家さんがお寺からの案内をどう見ているか」という分析データが取り上げられていました。半数ぐらいの人が案内を見ていないというデータが出ていたんですよ。
確かに紙媒体で送っても見ていない方が多いはずで、肌感としてたぶん50%って当たっていると思います。

しかし、LINEのように配信手段を変えることで、読む可能性が高まり、お寺に意識を持ってもらえるきっかけになると思います。LINEが来たら気になるものじゃないですか。開けるという習慣がつく気がします。

また、ホームページみたいにただ情報を置いておくのではなく、LINEだとこちらが伝えたいときに、リアルタイムに情報をお伝えできるので、細かな配信やブログをコラムとして上げてみたりといろんな試みができると思います。

「今ちょっと情報が届いていないな」って課題を持っているお寺は配信手段を変えてみるのがいいんじゃないかと思います。

岡村: 新しい取組みに対して、一歩踏み出せず慎重になっているお寺様もいるなかで、大変励みになるお言葉です!

住職:しゅうごうのLINEはサポートも充実していますし、何でも相談して、アイデアを試してみて、ダメだったらまた新しいことをやってみたらいいんじゃないかなと思います。

岡村: ありがとうございます。たくさんのすてきなエピソードをお伺いできました。これからも良いサポートができるよう頑張ります!

身近な存在になっているLINE

法話と天井絵の寺 觀音寺ホームページhttps://www.houwa-kanonji.com/

■NHK朝のニュース番組「おはよう日本」内、「おはBiz」コーナー内にて、寺社特化型LINEアプリ「しゅうごうのLINE」が取り上げられました。
詳細はこちら


「しゅうごうのLINE」お問合せ、勉強会について

◆ 「LINEで何ができるのか知りたい」「デモ画面を見てみたい」「実際の活用事例が見たい」そんな方は、ぜひ一度、お気軽にご連絡ください。

〇しゅうごうのLINE、便利なITツールの活用、お寺に人を呼び込む仕掛け…など、いつでもお気軽にご相談ください。

■ 連絡先
しゅうごう担当 直通
info@syuu-go.com

■しゅうごう公式HP
https://syuu-go.com/

◆ 「しゅうごうのLINE 定期勉強会」について

今後も寺社みなさまのお声をもとに、新しい機能を順次リリースします。
また、LINEをはじめ、各種SNS・ツールの勉強会も定期開催いたします。
(例:Canva(画像生成ツール)・チャットGPT・SNS運用など)

※ 開催日程について:しゅうごう公式LINEアカウント、Facebookページにて順次公開いたします。
※ しゅうごうのLINEご利用有無関係なくご参加いただけます。

・しゅうごう公式Facebookアカウント:https://www.facebook.com/syuu.go.teraso.so/
・しゅうごう公式LINEアカウント:https://lin.ee/qtkTQfF


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