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ゲーム実況動画じゃなくてライブ配信なんだよな、これ

こんばんは! インディーゲーム系Vtuberの朱羽美寧です。

皆さん、うまく実況しようとか、面白いことを言って笑わせてやろうとか思ってませんか? 私もそう思ってゲーム配信をしています。

ところで、Vtuber界隈が「バーチャルキャバクラ」という蔑称で呼ばれていた時代を知っていますか??

それに対して、私なんかはこちとらキャバクラなんかじゃねえ、ゲーム実況やってんだ😤
みたいに思っていたんですけど、

最近同時接続数が多いVtuberさんを見ていると、枠主さんを「好きになってもらう」努力をすごくしているなと感じます。

こちらの書籍でも、アイドルとは「好きになってもらう」仕事と書いてあるのですが、はてさて「好きになってもらう」とは、具体的にいつ、どこで、だれに、どのようにすれば好きになってもらえるのでしょうか。

ちょっと難しいですね。好きの対義語は嫌いではなく無関心、とよく言いますが、一応教科書的には好きの対義語は嫌いなので、人間を嫌いになる瞬間について考えてみましょうか。

私は圧倒的に「話が通じない」人間を嫌いになります。話しかけてきすぎるとか、こちらの話を曲解して被害妄想を膨らませすぎるとか。
(私の働いている福祉施設では、障害のせいなんですけどそういう人が多いです)。

では、逆に「話ができる」「話が通じる」「わかってくれる」人を好きになりそうですね。
確かに、同時接続数の多いVtuberさんはリスナーとよくお話する頻度が多い・お話の質が高いなと感じます。
(にじ◯んじとか、ホロ◯イブとか超大手は一旦置いておきますね、あれは別の舞台の話です)

おや??

ゲームをうまく実況してやろうとか、面白いことを言ってやろうということは、あまり関係がなさそうですね??

いや、関係はあるんですよ。上手いプレイや面白いことがバズれば、多くの人の目に止まります。それは新規さんが増えるきっかけで、大事なことです。

でも、ファンにはならないかもしれませんね。

現に、なんらかのきっかけでバズったし、それがきっかけで登録者が伸びに伸びたけど、普段の配信にはあまり人が来ない……なんて話、よく聞きます。

面白く実況してやろうという魂胆を捨てて、一回「バーチャルキャバクラ」を全力でやってみてもいいんじゃないだろうか。

キャバクラと違っておだてる必要もないし、普通に友達として接すればいいのだから、今後、面白いことを言ってやろうという意識から、どんな話題を投げればコメントしてくれるかな、という方向に思考を切り替えて配信する練習をしようかと思います。

だって私がやってるのは、ゲーム実況動画じゃなくてライブ配信なんだから。

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