司書さんが覚えておきたい手話講座「第六回補足」
こんにちは、きっしーです。
みなさん、お元気ですか?私は職場の観葉植物から新しい芽が生えてきてホッとしております。このまますくすくと元気で居てほしいです(*^^*)
では、第六回の補足をいくつかご紹介します♪
補足①「本」「雑誌」の違い
本は本でも「雑誌」は少し大きく開くような表現になります。
他にも同じ手話でも表現方法で意味が違う手話がありましたら、是非みなさん教えて下さい!
「本」の手話は両手を開きますが、「雑誌」はくっつけた両手の平を倒して、表紙だけ、つまり右手だけ開くように表現します。
人によっては手話の流れで、十分に倒しきれてなくて、「本」のように表している場合もあります。
本によって、開き方も異なりますよね。小さい文庫本なら、手のひらをくっつけて小さく開きます。辞書なら、分厚い本を開くように表現します。対象を具体的にイメージして表現すると、相手にも伝わりやすくなるのです。
補足②お金の表し方
手話の中では省略する言葉があるようです。
ここでは「円」の手話も使用しましたが、手話の内容をより短く表現する為に「円」を省略して手話を使用しても通じますよね、小川先生?
「円」や「人」「kg」などの単位は、相手がわかっているときは省略して表現することがあります。数字の後は、口形だけで「〜えん」「〜にん」「〜きろぐらむ」などと表します。
特に慣れているろう者の場合は、最初から単位表現なしでやりとりする人も多いですね。
補足③身振りも大切?
耳が聞こえる・聞こえない関係なく、お話の中で身振りも大切な表現になると私は思います。
その際、人差し指を差して場所を教えるのではなく、指を揃えて相手に伝わりやすいように場所を教えてみるちょっとした心配りも素敵なのかな・・と思います(^^)
※以前利用していた某図書館の司書さんの対応がとても丁寧で嬉しかったです☆
きっしーさん、かっちょいいですよ〜。手話では手のひらを上にして指すのは、一般に指さしよりも丁寧な表現と認識されています。
位置関係の身ぶりは、手話を知らない人にも有効です。ぜひご活用ください。
小川先生、たくさんのコメントありがとうございました!
第六回の補足は以上となります。振り返ってもう一度見てみましょう~♪
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