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233.[閑話]バスケW杯観戦を通じて思った漫画のチカラ

ごきげんよう。
先程終わった FIBAワールドカップ、日本vsベネズエラ戦、すごかったですね。
第4クォーターからの、劇的な逆転勝利!

僕は飲みに来てた酒場で観てたのですが、試合が進むにつれ、スタッフさんも含めてお店にいた人全員が次第に真剣に観戦し始め、最後は店内一丸となって応援していました。

ホントにドラマティックな試合展開に、「これリアルSLAM DUNKやんけ……!」と思いながら観ていました。
(フィンランド戦もそうだったみたいですね)

日本代表の選手およびチームの皆様、お疲れ様でした!おめでとうございます!ありがとうございました!✨


さて、そんな具合に素晴らしい試合に感動しつつ、僕はふとあることに気づき、そこにも一人内心感動していました。

それは、「マンガの力(影響力)ってすげえ」ということ。

どういうことかというと、あの試合でその場にいる皆があれだけ一喜一憂して盛り上がれたのはきっと、それこそ『SLAM DUNK』をはじめとする各種バスケ漫画により、バスケで盛り上がる下地ができてたからだと思うのです。

僕自身、バスケの試合なんて正直なところちゃんと観たのは初めてでしたが、それでもあれだけ盛り上がれたのは、スラダンを愛読してたからだと思います。

ルールが分からなかったらきっとノれなかっただろうし、
もっと言えば
単にルールを知ってるだけではなくて、
例えばそれぞれのプレーにどんな価値があるのか、
あるいは今の点差がどれくらいのピンチなのか、逆転の目はあるのか
そういったことが曲がりなりにも「理解っている」からこそ、あれだけ盛り上がれたわけで、
それを実現したのは、いろんな偉大なバスケ漫画の功績だと思うのです。

もちろん、バスケを部活などで一生懸命やってたり、リアルのバスケの試合を観戦してた人もたくさんいるでしょうし、そうした人たちはきっともっと深く理解や感動をされたのかも知れません。

それでも、こう言っては何ですがそれほど日本ではプレーも観戦もメジャーとはまだ言い難いスポーツで、たまたま酒場に居た全員が意識を共通できるほどにノれたのは、マンガが生んだ光景なのではないかなあと思うわけです。(実際みんな「リアル三井だ!」とか「死守だっ!!シシューッ」とか言ってましたしね)

何が言いたいかというと、エンタメって意外なとこで文化形成の役に立ってるな!ということ!

そして最後に、改めて日本代表、おめでとうございます!

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