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43.千鳥のネタを完コピしてたら、本当に人前で寿司を握ることになった話(前編)

ごきげんよう。

唐突ですが、みなさま、寿司はお好きですか?


クセが凄い寿司屋

僕はお笑い(特に漫才)が好きで、
よくTVやYoutube でネタの動画を観ていました。

特に、お笑いコンビ千鳥のお寿司屋さんのネタはいっときドハマリしており、友達にノブのモネマネが得意なやつがいたということもあり、仲の良いメンツの前で余興として2人でネタの完コピを演じたりもしていました。

それがまさか今回のような事態につながるとは、そのときは思ってもみませんでしたが……

「ねえ、寿司職人やらない?」

ある日のことです。
飲んだり遊んだり、色んなことをやる仲間の一人から、夜中に急に電話がかかってきました。

なんだろう?と思って出ると、開口一番

「ねえ、〇〇(僕のあだ名)、寿司職人やらない?」

彼のいつもながら底抜けに明るい声で、そう訊かれたのでした。

正気で言っとるんか

「・・・えっ?」

当然ながら僕の第一声はそれです。
寿司職人のネタはやったことあるけど、実際に寿司職人なわけじゃないですし、もちろん実際にネタ(寿司のほうのね)を扱ったこともありません。

「またネタをやってくれってことかな?」

そう思って聞き返してみたところ。

「いやいや、本当にお寿司を握ってほしいの!」

・・・は?

えっ、寿司?本気で言ってる?
どこで??

「今度飲み会やるからさー、そこで、寿司職人がいたら面白いなーと思って!大丈夫!〇〇ならできるよ!」

いやいやいや・・

正気で言っとるんかこいつ。

正直、そう思いました。

寿司なんて握ったことないぞ

その後、電話で詳しいことを聞きながら、4回くらい本気かどうか聞きなおしましたが、あいにくどうにも本気らしいので、とうとう僕も腹を決めることにしました。

そこまで言うなら是非もない。
握ってみようじゃないか。

ただ、ここで当然ながら浮上するのは、
「できるかどうか」という問題です。

もともと料理は好きで色々やってましたが、とはいえ寿司なんて握ったこともありません。


助けになったのは、あの有名マンガ

初体験のことをやるならまず学ぶのがいいとはいえ、今からお寿司屋さんに弟子入りする時間なんぞもちろんありません。

そもそも、「寿司職人」なんて職業が存在するジャンルのものに、自分のようなにわかが突然挑戦していいんだろうか・・

そういう葛藤もありました。

そう考えていたときの僕の脳裏には
将太の寿司
がイメージされていたことは言うまでもありません。


ところがですね。
同じ(と言っていいのか疑問ですが)料理マンガの中に、一筋の光明があったのです。

そのマンガとは何かというと・・

そう、クッキングパパです!


なんと、クッキングパパの2巻に、
にぎり寿司にチャレンジだ!」という話があるのです。

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バッチリ作り方が載ってることも助かりましたが、何よりも

「にぎり寿司って素人がやってもいいんだ・・!」

という部分に、非常に救われました(笑)


そんなわけでいざ実際に握ることになっていくのですが、ここまでで思いのほか長くなってきたので、続きは次回、後編にて!

引き続き、お付き合い頂ければ幸いです。

後編はこちら🍣


余談

ちなみに今回のことで「クッキングパパ」を読み返して気づいたのは、実はなかなかメニュー選定がぶっ飛んでるということでした。

なんか、タイトルから「ご家庭で気軽にできる料理」みたいなイメージがあったのですが、

実は1巻からイシダイの姿造りがあったり、

この寿司の話が載ってる2巻では、にぎり寿司のほかに手打ち蕎麦鯉こくが登場します。

いや、鯉こくて。

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