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Revival Tour "Catcher In The Spy" in 福岡

過去のツアーを再現するRevival Tourというものを
思いついた方に菓子折りを送りたいです。

昔大好きだったけれど今は追っていないなぁ
というバンドが
ここ数年そのRevival Tourをやってらっしゃいまして。
UNISON SQUARE GARDENって言うんですが。

この記録はほぼ気持ちの記録なので
ライブの中身にあまり触れておりません。
ご了承ください。

こちらがバンドの回顧録です。

しっかり追っていたラストイヤーかつラストアルバムが
まさにこの2014年【Catheter In The Spy】でございます。

とはいえ、このツアーが開催されたのが
本人たちもMCで下期だったよねと話していましたが
私は恐らく夏頃までしかLIVEに行っておらず、
下期は恐らく仕事や何やと理由をつけて行かなくなっていった頃です。
当時はきちんと「これが最後だろう」と思わずにフェイドアウトした気がするので、
今回、10年越しで
私にとってのフェアウェルライブとして行きました。

私は20歳の学生ど真ん中、彼らは24歳くらいの大学卒業してすぐあたりに出会い、
このツアーは私が25歳、彼らが29歳の頃(とライブでも言ってました)のこと。
「今は38歳なんで、正直しんどいっす」
と斎藤さんが言ってましたが
そう、もうね、34歳の私も
手拍子したり大声で一緒に歌ったり飛んだりはしんどいっす。
(フェスとかではやるのでただの甘え)
なので、最初から最後まで見事に座って
声も発さずじーっと聴いていました。
怖い。

初めてこんなにじっくりと
ユニゾンの音楽と歌詞に集中して観てるなぁなんて冷静に思いながら。

20代の田淵さんが綴った言葉が、
今この歳で聴くとすっごく20代を生きていて
歌詞に共感していた私も20代を謳歌していたんだなぁと感じました。
これは同じ時代を同じ年代で過ごしたからこその感情で、
今となっては超えられない壁だなとも思ったりしました。

それでもまだ3人のままこうして音楽を続けている姿に、
10年以上前と変わらずステージで縦横無尽に(主に田淵さんは)動き回る姿に、
尊敬の念すら抱きました。

学生だった私も社会人になり、
途中で転職をして好きな仕事に就いたことで
勝手に、好きな仕事を続けてる先輩凄いな〜
みたいな気持ちが湧いてきたり。

とにかく観ている間色んな感情が生まれて、
ファンレターを書きたいなと思ったほどでした。
自分語りばかりになるので迷惑かなと思い
インターネットの海に放流します。

途中で斎藤さんが、
「10年前のツアーですが、10年以上前からユニゾンを知ってくれてる人?」
とオーディエンスに聞いたとき
そこそこ手が挙がっていて
(私は無反応でしたすみません)
「福岡意外と多い!
福岡の方はあれかな、
1度好きになったらあまり嫌いにならないタイプなんですね。笑
10年以上同じ音楽が好きって素晴らしいことですよ。」
という反応にほっこりしました。
2016年以降にユニゾンを知った人?と聞いたときに少なくて
ちょっとショックを受けてましたが
まぁそうでしょう。

一方でエルレ(細美さん)は
いつまでも自分達の音楽を聴き続けてるファンを変わってると言いますが
どちらかというとそちらのほうがしっくりきます。

ユニゾンとは出会って15年くらい経ちますが
ここ10年あまり聞いていない人間はあの場所に少なかったかもしれません。
私が好きだったのはファンクラブができる前なので
今のチケットの倍率がどの程度かわかりませんが
福岡は最後まで一般のチケットが残っていたので
私のように消去法で会場を選んだ方もいるかなとは思いますが。

個人的にはやはり
箱庭ロックショー、WINDOW開けて、カラクリカルカレ、23:25
あたりへの思い入れがかなり強いなと思いました。
1stと2ndはかなり聴き込んだのと、
通っていた頃ライブハウスで毎回のように演ってくれていたので。
締めのお決まりはガリレオのショーケースの頃です。

そんな色んなことを思い出して懐かしみながら
しっかり2時間聴きました。
終演と同時に誰よりも早く会場を出て帰ってしまったのですが
昔からあまり名残を惜しまない人間なのですみません。
聴いている間、
やっぱり私にとってのユニゾンはライブハウスで聴くもので、
ホールは場違いだったかなとも感じましたが
フェアウェルとして楽しませていただきました。

いつかまたもしかしたらどこかで聴ける日があるかもしれませんし
無いかもしれませんが
3人が好きなことをずっと続けていられることを願っています。

Revival Tourをしてくれて本当にありがとうございました!


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