人生の冬休み 3日目 バルセロナ本番①
スペイン最終日、バルセロナ観光の記録です。
この日は晴天かつ気温もちょうどよく観光日和でした。
夜便でドバイに移動予定でしたので、
それまで荷物をどこかに預けないといけなかったのですが、
ホテルは観光地からあまり近くなかったため
カタルーニャ広場のほうにあるLocker Barcelonaへ向けてTAXIでホテルを出発。
エアロバス(空港行きのバス)の乗り場も近く、
約15€で大きなトランク2つ入るサイズのロッカーに入れられますので
複数人での利用はおすすめです。
朝9時半にグエル公園を予約していたので早めに出発したのですが、
ロッカーに荷物を預けた後にTAXIが全く捕まらないピンチ。
恐らく朝の通勤、通学、観光など移動ラッシュ時間なのでしょう。
刻一刻と過ぎていく時間。
TAXI乗り場でひたすら待つ私達の前のカップル、後ろのおじさま。
前のカップルもまだかまだかと待っていた中なんとかTAXIが来ましたが
その後もなかなか来ません。
入場チケットには予約を30分過ぎると入れませんと書いていたのですが
既にGoogle先生によると30分後ぴったりに着くタイミング。
そこに奇跡的にTAXIが滑り込み。
あせあせしてるアジア人に
後ろのおじさまも良かったねと笑ってくれました。
乗り込むなり運転手さんに、
「すみません、グエル公園まで急いでください」と言うと
「OK.」と一言力強い返事が。
なんとか10時1分前に到着し焦りまくる我々に、
こっちからが近いから行きなさい!と運転手さんが優しく教えてくれて、
友人に入口のスタッフさんのところに先に行ってもらい私はお会計を。
そしてTAXIから出て小走りで入口に向かうと、
入口のスタッフのお兄さんが
「走るな走るな!急がんでええ!」と制してくださり
普通に入らせてもらえました。
よ、良かった…
と思ったのも束の間、
あれ?お財布は?
小さな斜めがけ鞄をあさるも見当たらない。
手には携帯しかない。
TAXIに忘れてきた?!
とまたあわあわしだすわたくし。
スタッフのお兄さんに「どしたん?」と聞かれ、
「TAXIにお財布を忘れました…」と言うとお兄さんもびっくり。
「どうしたら良いかわからんけどちょい待って」
とインカムで色々と説明をしてくれている模様。
その後
「僕にはどうしようもないけど、とりあえずこのチケットで
何時に来ても入れるようにしたから財布を探しておいで」
とむちゃくちゃ親切…
しかし、探すとはいえ海外で電話もかけられないしどないしたら…
とやや絶望気味に一旦公園を出てみると
……ん?TAXI降りたところに何か落ちてるように見える…
友人とお兄さんを置いて突然また走り出すわたくし。
ぐんぐん近付くと、
道路に私の小さい財布が落ちとるやないかい!!
「あったーーーーー!」と叫ぶと、
お兄さんが「よっしゃーーーー!」と両手ガッツポーズ。
良い人過ぎます。
財布を拾って戻って、
「ほんとすみません×∞」と謝ったら
「全く問題ない!
むしろ僕はめっちゃ嬉しいし
彼(向かいにいた苦笑してるスタッフのお兄さん)も喜んでるよ。
今日は良い日だ。
君たちのカルマが良いものだから見つかったんだよ。
僕もADHDだからそんなことしょっちゅうある」
的にひたすら肯定してくれて神でした。
皆様、バルセロナにお越しの際は
グエル公園にはぜひ行ってください。
そんな騒ぎ冷めやらぬ中、公園散策開始です。
遠足の子どもたちや韓国の写真撮りまくり団体ツアーなど
朝でも人はかなりいましたが、
とにかく広いのでゆったりと楽しむことが出来ました。
園内のあちこちで生演奏をしている人がいるのですが
3人組のバンドがかっこよかったです。
グエル公園をじっくり1時間ほど歩き回り、
園内に公式のお土産屋さんがなさそうなので
13時に予約をしていたサグラダ・ファミリアへ向かいます。
ちなみにグエル公園入園は10€、円安のため約1600円でした。
徒歩でサグラダ・ファミリアに向かいつつ
途中で小腹が空いたので、
道すがらにあった適当なお店で満たしました。
そして、
初日にTAXIの運転手さんに連れてきてもらって以来の
サグラダ・ファミリアはこちら。
中に入るとやはり厳かな雰囲気で、
初めてヨーロッパに来て教会に入ったときを思い出しました。
13時半からは生誕の門の塔に登る予約もしていたので、
エレベーターへ。
なかなか完成しないのも納得のこだわりが詰まりまくっている造りでした。
ちなみにサグラダ・ファミリアは36€、
約5800円とコロナ禍以降入場料が爆上がりしておりますが
一見の価値ありです。
グエル公園とサグラダ・ファミリアでバルセロナのメイン観光は終了です。
このあとの散策は②に記録します。
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