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UNISON SQUARE GARDENとわたし

久々のわたし語りです。
4月に約10年ぶりのLIVE参戦が決まったバンドの記録をしておきます。
昔過ぎて記憶が改ざんされているところもあるかもしれません。

ユニゾンとの出会いは大学3回生の時の学校祭でした。
もうかれこれ15年前です。
我が大学の講義棟横の大変しょぼいステージに来てくれまして、
【Mr.アンディ】や【箱庭ロックショー】を聴いた時に
おーこれは好きかも、
と一緒に学祭のLIVEを見てた後輩とワンマンに行ってみたところ
見事にハマりました。
まだその頃メジャーで出してたアルバムは【USG】くらいで、
2枚目の【JET CO.】から【Catcher In The Spy】までの約6年間は
リアルタイムでリリースと同時にシングルも全て購入し
2ヶ月に1回くらいのペースで頻繁にLIVEに行っていました。

一応こちらにも少しだけ記録しています。

当時はかなり小さめの箱でも余裕でチケットを取れましたし
対バンや学校祭にも沢山出演していたので
関西全域、足繁く通い、
大学を卒業したあとも札幌や東京や大阪、
行けるところへ行っておりました。

ちなみに1番好きな曲は【きみのもとへ】です。
それがリリースされるまでは【等身大の地球】でした。

この曲は勝手に大学時代のテーマソングにしているのですが、
"できるなら心と体を2つに分けてきみのもとへ"

"駆け抜ける息をしない街 笑みを噛み締め君のもとへ"
が特に好きなんです。
一時期はこの曲を毎日聴きながら
元気に自転車を漕いで大学へ向かっていました。青春。

公式がありましたわ。

毎日がハッピーな学生時代にハッピーな音楽に出会い、
特にLIVE中はとにかくずっと幸せで、それがユニゾンの魅力でした。
終わった後に頬が痛くなるくらいずっと笑顔でいられたんです。
MCは大して無いですし面白いことを言うわけでもないんですが
音楽だけで幸せが充満する。
幸せでなんだか泣きたくなるようなあの空間、
あの空気をきっと死ぬまで忘れないと思います。

エルレのLIVEは毎回泣く、というのと同じ原理で
ユニゾンのLIVEは毎回笑顔、でした。
まさに、笑みを噛み締めきみのもとへ。

それまでも音楽は
沈んだ気持ちを励ましたり癒やしたり奮い立たせたりしてくれましたが、
ただただ幸せな気持ちを何倍にも増幅してくれるんだなぁというのを
彼らのお陰で味わった気がします。

ユニゾンが主催のfun time HOLIDAYという対バンイベントも楽しかったですし
勿論フェスも行ける限り行っていました。
若かったな〜と感じるのが
2011年あたりからカウントダウンを一緒にしていたことです。
大晦日に東京へ行ってCDJのステージを見てから渋谷のクアトロで年越しイベントへ、
というようなこともしておりまして
むしろ私もユニゾンのメンバーだっけ?というスケジュール。
3年連続一緒に年越しをしていたようです。
(記憶がないのでTwitterより)

世間的には【オリオンをなぞる】のアニメタイアップで一気にファン層が広がり
(この直後のLIVEからそれまでと違う空気になりました)
そこから【シュガーソングとビターステップ】でより一層、
という感じだと思います。

残念ながら個人的には【Catcher〜】以降の楽曲は刺さらず
潔すぎるくらいすっと離れてしまったのですが、
ここ数年彼らがしている"Revival Tour"というものが
まさにハマっていた頃のTourの再現でして。
彼らはほぼ同世代なので、
わかるー!あの頃楽しかったよねー!という気持ちですし
同世代が仲違いもせず今も3人一緒に音楽をやっているというだけで
ややエモさを感じます。
Revivalは何度か行こうとしたのですが
チケットがご用意されなかったり
出張など仕事の都合で行けなかったり…
を繰り返しているうちに
遂に今回、ハマっていた時期ラストのアルバムを引っ提げたTourが来てしまいました。

これを逃すともうRevivalをやってくれてもわからないや、と思い
チケットを入手しようと頑張ったのですが
結局取れたのは最後まで残っている福岡のチケットのみ。
大阪を狙っていたのですが良いのです。
最後に遠征をします。

15周年の時に出たこの動画も5年前に見て、
うわ〜通ってた頃の映像だ!
とぐっと来ました。

気付けば結成20周年とのこと。
20代で出会った彼らももうアラフォーです。
変わらず音を鳴らし続けている姿を見たら
彼らのLIVEはいつだって笑顔でいたのに
初めて泣いてしまうかもな、なんて
ちょっぴりセンチメンタルになってみたり。
学生時代〜社会人序盤に幸せをたくさん頂いたので
今回でそんな気持ちにはピリオドを打ちましょう。

ホールで彼らのワンマンを聴くのは初めてなので
どちらかというと落ち着かない気持ちではありますが、
あの幸せで満たされた気持ちをまた味わえますように。

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