読んで欲しい漫画

どうもです。
皆さんは、お盆休みはどう過ごしてますか?
職種によっては休みじゃない人もいるでしょうし、何なら普段より忙しいわ!って方もいるでしょうね。

さて今回は僕の好きな漫画紹介第一弾!
作品名は「フラジャイル」という漫画です。
ざっくり言うと病理医という職業に焦点を置いて、病院内・医療界隈で起きる問題を解決してみたり、患者との関わりで起きるドラマ・人としての成長などを描いている漫画です。
めっちゃざっくりですみません。

医療漫画って結構あって僕もいろいろと読んでいるんですが、この漫画は別物でした。
病理医とは医師のための医師(Doctor of Doctors)と呼ばれる人たちだそうで、医師が正確な診断を行うために相談したり、様々な細胞から病気を推測し判断する病気の名探偵なわけですね。
その過程で医者の誤診を発見したり確信が持てない診断を後押ししたりと、縁の下の力持ちとして活躍されているので医師のための医師と呼ばれるそうです。

この漫画を僕が薦める理由がいくつかあって、一つは外科医とか内科医とか看護師という患者と直接関わる臨床現場ではなく、完全な裏方の世界を描いているからです。
僕たちが見ている医者の世界って表舞台ばかりで、裏方で頑張っている人たちのことなんて興味を持たない限り知ることはありません。
けれど、実際には先程も書いたように僕たちの病気を見つけるために働いている人がたくさんいます。
この作品を読むことでそういった部分を知ることができるし、医療というものにしっかりと関心が持てるようになるんじゃないかなと思います。

二つ目に生きるっていう漠然とした事柄を、しっかりと捉えるきっかけになる漫画だなと思ったからです。
医療漫画なんだからそりゃそうだと思う人もいるかもしれませんが、この漫画を読むことで「0か100(生と死)」という考え方ではなく、生活していく中にはたくさんの出来事があって、生きていくことで健康でも病気でも「50」の時もあれば「10」の時「90」の時もあると実感させてくれます。

そして最後に人間の成長を描くのがとても上手な漫画だなと感じました。
登場人物に岸という男性医師と宮崎という女性医師が出てきます。
この岸と宮崎はメインキャラなのですが、岸はめちゃくちゃ優秀な病理医だけど人間性が欠如している人物で宮崎の上司です。
宮崎は駆け出しの病理医で岸に振り回されながらも一人前の病理医になる為に奮闘していきます。

この二人が織りなすドラマはとても魅力的で、本当に人間らしい感情で溢れてるんですよね。
正しくあるために過ちを犯してしまったり、自らの無力を嘆きながらも前進しようとする姿は、きっと心を温かくしてくれると思います。

僕の拙い紹介ではこの漫画の良さを1割くらいしか引き出せていないと思うので、ぜひ皆さん手に取って読んでもらえたらなと思います。
ちなみに最近はマガポケで無料話増大しているので、そちらで試しに読んでみてはいかがでしょうか。
もちろん僕は全巻購入しました(講談社の回し者ではありませんよw)

そんな感じで今回はお薦めの漫画紹介でした。
それでは、また。

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