闇が深い

って、よく見聞きするけど、その対義語は

光が浅い

ってことでいいんですよね？
ってか、どういう意味？
『純真・純潔な行いや清廉潔白なことをした理由や真相が単純明快で分かり易い』ってことだろうか？

「お年寄りに席譲ったよ」
「なんで？」
「なんでって…常識というか、いいことだし」
「光が浅いわぁ」
「光が浅い」
「うん。光が浅い」

対義語で、聞いた当時は「ああ、なるほどねえ」と腹落ちしてたものに
「嫌いの反対は好きじゃなくて無関心」
ってのがあったが、よくよく考えてみたら全然違うことに最近ふと気付いた。
プラス・マイナスで対義してんのに、関心のあり・なりを持ち出しちゃってるから、これは全然違うんじゃないかと。
なのでやっぱり好きの反対は嫌いだと思う。

仕事で部署・人員が再編されることとなった。
自分が所属してる部署が大幅に変革を求められることとになり、それを察してなのかなんなのか「悩みや不安があるなら聞く」ということで、代表取締役社長とウチの部署だけが飲み会に行くこととなった。
みんな酒も入り、徐々にポツリポツリと悩みや不安を吐露し始めたのだが、社長様はすぐに
「でもそれを理由にやらないってことにはならないよね？このままだとこの会社は潰れることになる」
「とは言え、これは新しいミッションであり仕事だから、もうやるしかないんだよね」
とこちらが申し上げた不安や悩み、懸念事項を『より大きな不安』と『義務』というカードで潰しにきて、全く何の解決にもなりゃしない。
不安⇔安心ではなく、より大きな不安を与えりゃ今の不安なんてちっぽけなもんだろっていう論法だ。
『迎え酒論法』とでもいうべきか。
もしくは『好きの反対は無関心論法』とでも名付けるか？
ってか、自分はまだ入社して歴が浅いし、これまでそんなにがっぷり四つで社長と話したことが無かったのだが、これまでずっとこんな調子でやっていたんだと思うとゾッとするし、それこそ闇が深い。

もうね、この解決しなかった不安やモヤモヤを無くすためには、愛するカワイイ女子とキスするしかないと思う。だってドキドキするし！したいし！

光が浅い（闇が深い）