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アンバランス倶楽部


映画を観ているようだった 
赤い幕が光を反射した瞬間から何年たっても眩しくて前が見えないときがある

終演後も椅子の下に置いていたコップの中の氷は溶けていなかった 
曲の短さと5年目の人生をかけている実感 

数年前の約束と現実  
上を見上げた時に流れた涙はその景色をむかし夢で見たことがあったから
反比例な歌をずっと歌い続けて

東京キネマ倶楽部21.1.14

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