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毎週火曜日の雑記帳

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さらっといくはずで始めた雑記帳、なぜか毎週、妙に力が入ってしまう。ちょっとした出来事、料理、音楽、ルーチンの週末ジョギング、といった基本的には前の週のまとめで、内容はとりとめもな… もっと読む
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2022年10月の記事一覧

火曜日しばらく雑記帳・30

進化をとげたものを分割してみても、進化をとげるものの原理には行きつけまい。 ベルクソン「創造的進化」p.425 ■23日に予定どおり、ベルクソンの「創造的進化」を読み終えた。次の日曜日に最終章の第四章について思ったところを書く予定、全体を通しての感想は11月13日の予定だ。 1日平均 5 ページを完璧に守れば10月16日に読了の予定、それにプラス2週間余裕を持たせて10月30日読了の予定としていたわけだが、その余裕分のうちの1週間を使ったことになる。 だいぶん間をあけて

火曜日しばらく雑記帳・29:エキスパート The Expert

近世科学は天文学の娘である。 ベルクソン「創造的進化」 p.391 ■また火曜日をすべってしまった。タイトルに偽りありと揶揄されても仕方あるまい。甘んじて受ける。 数年前、ドイツの開発拠点にいる同僚のエルマールが「お前の今の役割、The Expertにそっくりだなー、頑張って乗切ってくれよ!」と YouTubeのリンクを送ってくれた。 お客様とのワークショップあるいはキックオフあるあるで爆笑だ。エルマールは、この動画の登場人物のうちのアジア系に見えるアンダーソンが私に似

火曜日しばらく雑記帳・28:note 雑感

物質にせよ精神にせよ、事象はつねなる生成として私たちに現れた。それは出来るか壊れるかしていて、とにかくある出来あがったものではけっしてない。 (ベルクソン「創造的進化」p.320) ■あっという間に10月に入ってしまい、今年も残すところあと3か月だ。note にポツポツと記事を書き始めたのは2019年の10月11日なので、ちょうど4年目に入った。 以来、少し滞るときもあったものの、一週間に 2 - 3 本の記事をだいたいコンスタントに書いてきているので、まぁまぁ自分をほめ

火曜日しばらく雑記帳・27:金木犀、知性と直観

意識と知性は意識作業のむかう相反する二方向をあらわす。直観は生命の方向そのままにあゆむのに、知性は逆の方向にすすみ、したがって物質の運動とごく自然に調整があう。完全で充実した人間性とはそうした両形式の意識活動を発達させきった人間性のことであろう。 (ベルクソン「創造的進化」p.315) ■先週の金曜日は久しぶりにチームの飲み会が催され、団体活動が苦手な私も参加することにした。前回が1年以上前で、私はそのときに参加しなかったので、2年ぶりか3年ぶりかもしれない。 ついつい調