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火曜日しばらく雑記帳・2024 CW01

元旦は、お雑煮と、かまぼこ・黒豆・卵焼き・ごまめをつまんでお酒飲んで、午前中に八瀬へ行き妻のほうのお墓参りをすませてきた。午後は本読んで、飲んで、居眠り半分、と、能登の大地震のニュースが飛び込んできた。

震度7 マグニチュード7.6というから阪神・淡路大震災より大きい規模、震度3程度の余震もずっと続いているようだ。被災された方は、よりによって元旦に、寒空の下でつらいことだろう。心が痛む。

日本はどこに住んでいても大地震に遭遇する可能性はある。南海・東南海地震や富士山噴火などもここ30年のうちに発生する可能性はかなり高い。防災やリスク管理を改めて考えたいと思う。


さて、本について。
日本語の本は2冊平行で読んでいる。

1冊目は岩下明裕著「入門 国境学 領土、主権、イデオロギー (中公新書)」。

もう一冊は白川 雅著「エジプトの輪舞(上)」


「国境学」は、国境とは何か、国境の由来や成り立ち、などを知らなければ世界の紛争を理解することはできないだろうと思ったらちょうどよい入門書があったという次第。ページを繰るごとに目から鱗、なんと私は物知らずだろうか、と改めて思う。こちらは、自分のためにしっかりとまとめ記事を書きたいと思っている。

「エジプト」は note の友人ローロー(白川雅)さんによる kindle 出版の著作、エジプト中心の近代史に興味のある方にとてもおススメの一冊。上下構成でしかも3部作(予定)の第一弾とのこと。固い歴史専門書とも違うし、単なる歴史ロマンとも違う、そんなローローさんならではの筆力でぐいぐい読ませる。

この本を書かれた経緯については、ご本人の note 記事を読まれるとよいだろう。

下巻も購入済み。エジプトの喧騒と砂と埃に照り付ける太陽の雰囲気に浸りながら楽しく読めること間違いなしだ。



今年の洋書一冊目は、私が大学生のころに流行した ゲーデル・エッシャー・バッハ、当時敬して遠ざけ読まなかったのが、ずっとひっかかっていた。

"Gödel, Escher, Bach" by Douglas R Hofstadter

昔を懐かしむような読書は避けようと思っているのだが、ゲーデルについて、この数年のあいだちょっとづつ読んできていたので、そろそろ取り組んでみようと思っていた。前書きや索引など含めて800頁の大部、まだ序章を6頁ほど読んだところである。

意味のない記号列からいかに意味が立ち現れるのか、自意識がどのように立ち現れるのか、パターンのねじれたループやロジックの自己言及性との関係で語られるという本書は興味深い。

Kindle化されていないので、持ち歩くのは重たく通勤途上などで読み進めるのは難しい。なんとか2.5か月程度で読みきりたいと思っている。

去年、洋書の読書は5冊にとどまり低空飛行だったが、今年も12冊は困難そうな雲行きだ。12冊を目標に、10冊着地というあたりを目指したい。


■大晦日には年越し蕎麦。京都の蕎麦というと、餡かけのたぬきやカレーも美味いが、にしん蕎麦も美味い。去年の大晦日には17時ごろに河原町三条近くの有名店に行った。妻がにしん蕎麦を注文、私は天ぷら蕎麦。味もビジュアルもあまりにイマイチだったので写真も感想も割愛する。かわりに1年ちょっと前に食べたにしん蕎麦の写真を共有して、あるべきだった雰囲気を伝えておこう。

一昨年の10月に食べたにしん蕎麦。

今年の年末は四条通りの南座の横にある松葉に行こう、と言っている。結婚した年の年末に二人で行った以来だから、32年ぶりになることだろう。

蕎麦は東京のほうが断然うまい。


■先週ひっかかった音楽を少し。

1.ももいろクローバーZとマツケンのコラボで、「マツケンサンバII X いくぜっ!怪盗少女」。年末年始らしい豪華絢爛、しかし、この無理やり感たっぷりのコラボを派手さと勢いとノリとで押し切ってしまう潔さ。


2.Anyangoの新しいシングル 「DUNIA ~ドゥニア~」がリリースされた。アニャンゴは東アフリカはケニアのルオ族の伝統楽器 "ニャティティ"の世界初の女性演奏家だ。

ゆったりとした楽曲も、美しいビデオクリップも楽しめる。

2022年 にアルバム "AOKO" をリリースしていて、今年も期待できる。



■初走りは 1/6の予定だ。気が向いたらその前に4km程度走るかもしれない。

・・・おっと、ここまで書いたところで、娘・娘婿君・孫娘の一家が到着した。2泊3日の予定ということだ。年末から積み残した仕事が気にかかって心が休まらないが仕方ないところだろう。

私の周囲は暖かく穏やかな正月だ。

即時停戦を求める。世界の紛争がなくなりますように。


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