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ファトゥマタ・ジャワラ:Fatoumata Diawara "Kokoro"

世界の歌姫たち」という我ながらベタな名前だなと思うマガジンを作って、愛している女性シンガーばかり、愛している思いのたけを週1、火曜日に投稿している。今日はその10回目、アフリカのマリから元気のいい歌姫・ファトゥマタ・ジャワラ だ。

2021年7月にスイスで行われた Montreux Jazz FestivalでのライブがYouTubeにあがっていた。

とてもコロナ禍の中でのコンサートには見えないが、まぁ、そこはコメントしないでおこう。リズムセクションが比較的単純で、メロディーもポップなので聴きやすい。そんな中、西アフリカの味わいを感じるフレージングと音色のリード・ギター、そしてファトゥマタの伸びと深みのある明るい歌声が、異国情緒を感じさせて楽しい。

ちょっと長いが、2018年の 30th Africa Festival Würzburgは、たっぷり楽しむことができる。

現代的なポップスにうまく伝統的な音楽を融合させて自身の音楽を作り出しているのがよくわかるだろう。

ギターもなかなかいい味を出している。

ヘアスタイルやペインティングや衣装といったファッションもエキゾティックだし、派手でエキセントリックでありながら、しかし抑制の効いているという感じだろうか、音づくりもそうだが、計算された整った姿は深い知性と強い意志を感じさせる。

世界デビューは2011年の "Fatou"だ。

映画出演・音楽を手掛けたり(禁じられた歌声)、ライブは精力的に行っていて、YouTubeではいろいろアップされているし、FacebookなどSNSで、活動が元気に発信されている。

https://www.facebook.com/FatouMusic/

世界遺産にも登録されている西アフリカ・マリ共和国の古都ティンブクトゥの美しい砂の街を舞台に、実話をベースに人間の「赦し」とは何かを描いた、壮大な叙事詩。

ただし、まとまったアルバムは2018年の2枚目のアルバムが最新作でこちらは Spotify では聞けないようだ。

最近にアップされたばかりのビデオ・クリップを2本紹介しておこう。


時に重いメッセージを発信しながら、明るく元気、歌声もその姿も一度見たらなかなか忘れない、そんな、これからもますます楽しみな歌姫だ。

[2022/2/8 追記]

2022/2/3 にNPR Tiny Desk Concert に登場、YouTubeにあがっていたので、貼っておく。

■ 関連外部リンク

オフィシャルサイト (音が出ます=演奏を聴けます。綺麗なムービーです。)
https://fatoumatadiawara.com/


■ 関連 マガジン

1. 好きでよく聴いているミュージシャンを紹介。毎週木曜日に更新中。ギタリスト多め、たまに懐メロ。


2. 愛している女性シンガーに特化したのが、我ながらベタな名前だと思うが「世界の歌姫たち」。こちらはさらに愛している思いのたけのみの記事ばかり、週一、毎週火曜日に新しい記事を書いている。懐メロ多め。


3. いずれも、耳もあまりよくないし、知識も少ない、語彙力もない、なので、基本YouTubeやSpotifyのリンク貼り付けと「好きだー」「愛している」というだけの記事ばかりになっているし、そうなっていく。

私本人が楽しく書いていることだけは間違いない、それだけは伝わるだろう。

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