何が無責任さを産むのか

大田区議会議員であり、表現の自由戦士の代表的なひとりである、荻野稔区議がこのようなツイートを行いました。

「これはその通りだとは思うのだけど、あなた方が火をつけた表現が。攻撃やクレームに遭い結果撤去したり、中止せざるを得なくなった事をどう思うのだろうか。」

このツイートはcolaboの記事に対するものですが、
このツイートの悪質なところは「何も具体的な記述がないままに、ひたすら他者を貶めている」ことです。
「あなた方」って誰?
「火をつけた表現」って何?
「攻撃やクレームに遭い、結果撤去、中止」ってなんの話?
これで「どう思う」と言われても、具体的な話が一切出ていないから何も対応しようもない。

一方で、このツイートが賛同を受けることは簡単である。
だって「あいつらが火をつけて表現が燃やされた!!」と憤る表現の自由戦士はたくさん居るから。

つまりこのツイートは単純に身内同士のジャーゴンでしかないわけです。

colaboが煉獄コスプレ男らの執拗な妨害行為によって、その活動の自由を奪われようとしていることに対して、曲がりなりにも「表現の自由」を掲げる区議が、仲間内のジャーゴンで囃し立て、妨害行為を肯定的に扱うような幼稚なことしかできない。
そしてそれをまったく恥とも思わず、むしろ正論だと思っている、この人間としての無責任さは一体どこから来るのでしょうか。

他人のフリ見て我がフリ直せ。
僕は表現の自由を守る立場の人間として、このような無責任な人間にならないように心がけていきたいと思います。

【お知らせ】
Amazon欲しいものリスト、いろいろと更新しました。
懐に余裕がある方は、是非ともよろしくお願いします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?