『吸血鬼すぐ死ぬ』の公式アンソロジー企画へ 8P寄稿
本日発売のミステリーボニータ5月号にて
敬愛する漫画『吸血鬼すぐ死ぬ』の公式アンソロジー企画へ
8P寄稿させて頂きました!
内容をすごく悩み、8Pを作成するのに
今持ちうる全力を尽くしました。
何かでお目にして頂ければ幸いです。
尊敬と畏怖をこめて!
(経緯)
去年、新刊の人気投票回を音読しながら笑い転げているところに
アンソロ担当さんから企画のお声かけメールが届いて震えたのが
はじまりです。
夢のような嬉しさだったことを覚えています。
その後嬉しさの波がひととおり去ったところで
内容がまったく思い浮かばず頭を抱えました。
吸血鬼すぐ死ぬのすばらしいところは
多くのキャラクター、楽しくも人を傷つけない倫理観、ギャグマンガとして必ず1話1話オトす構成、
それらに裏打ちされる「吸血鬼と人間の眩しい毎日」の表現など多岐にわたりますが
何より盆ノ木先生の無限のネタと
ゼロを百にする天才のギャグセンスが一番の魅力だと思っています。
そのため、凡夫が土俵をかりて少し遊ばせて頂こうにも
原作で見たい(というかもうやってる)という気持ちにしかならず、
先生のファンが楽しめる水準のものを作成するには
あまりにも力不足では…?と絶望を抱えました。
(誰がY談おじさんとかトンチキなキャラを思いつくんだ)
それでも参加してしまったのは、
ひとえにこのめでたい企画に一般参加したかったからです。
作成に当たり本編とキャラブックを何週か読み返しましたが
5分も経つといつのまにかただ読んで楽しむ人になっていて、たった8Pの原稿がいっこうに進みませんでした。
先生やファンの方から見て設定解釈などに甘い部分があったら大変申し訳ありません。
※今回、1ページのコマ数とか枠・キャラ線の太さとか吹き出しのクセを
原作にそろえようとした時にはじめて
吸血鬼と人間の吹き出しの形が違うことに気がつきました
すごい…。
この度は個人的な趣味をアレして
健全な範囲で楽しく描かせて頂きました。
大変素敵な企画の末席に加えていただき、恐悦至極です。
アニメ化おめでとうございました!!!!
寺田亜太朗
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