受験勉強の合間の息抜き。

5年生になり、塾が週2回から週3回に増えた長男は、ピアノのレッスンに通えなくなった(ちょうどレッスンの日に塾が重なった)。

思い切って退会を勧めたが、本人はどうしてもピアノを辞めたくないとのこと。聞けば、「難しい曲を1小節でも弾けた時は脳味噌がめちゃくちゃ爽快だから、続けたい」と言う。
思えば、音楽はからきしダメな妻も、子ども達のレッスンに付き添いながら楽譜の読み方を覚え、家で子ども達が練習する際にアドバイスできるよう夜な夜な自主練しながら「だんだん両手で弾けるようになってきた☆右手と左手をバラバラに動かしつつ目は楽譜を見るって、めっちゃ脳味噌が混乱する。でも、普段全く使ってない部位を使ってる感じがして、めっちゃ気持ちイイ!」と言っていた(今では子ども達の方が断然上達しており、すっかり置いて行かれているが…)。

これまでは彼を含め5人のクラスでレッスンを受けており、本人もアンサンブルの良さ(全員でハーモニーを奏でる気持ち良さ)、また4歳から一緒に頑張った友達と離れたくない、何より担当の先生が自分に合っているので他の先生は嫌だとのことだったが、「続けること」と「(塾のため発表会に出られない等)クラスの仲間に迷惑をかけないこと」を重視し、個人レッスンに変えた。

週1回、30分のレッスンだが、勉強の合間の良いストレス解消になっているようだ。
弟もピアノを習っているため、兄弟で「俺はもうここまで弾けるようになった」や「俺はこの曲を新しく弾き始めた」など、切磋琢磨できるのも良い。

相変わらず塾の成績が下降気味なのは気になるが、小学校生活を振り返り「勉強ばっかりだった」とはならないよう、好きなこともやらせてやりたい。


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